これ程の馬鹿が日本に居た　!

   ある女性に対する嫌がらせをするのに指定暴力団からの依頼を受けたチンピラがレーザー

光線を使って彼女の自宅に照射した。彼女は、幾ら警察に相談しても証拠が無ければ犯人逮捕

不能と取り扱わない。そこで、彼女は、FAXのカーボン紙を窓に吊るしておくと、レーザー

光線照射らしき痕跡がカーボンに残されていた。

　レーザー光線は、すこぶる正直で、歪曲してターゲットに照射される事はない。そこが馬鹿

たる所以で、レーザー光線を使用してカーボンが焼け付くとなれば、それなりの道具が必要と

なる。同時に照射角度・照射熱・レーザー光線の種類・照射角度からの算定による照射位置迄

特定できる事を知らないで嫌がらせをしている馬鹿。「私が犯人です」と語っている様なもの。

　時として、こうしたチンピラは、間の抜けた処があるから何時までたってもチンピラであり

続ける訳である。

　警察にその照射証拠を提示した彼女に対して、更なる嫌がらせを継続している馬鹿は、「彼

女の家から離れているから分かるはずがない」と高をくくっているものと見ら
れる。何れ早かれ遅かれ刑務所に身を置く立場になる身の上だから、チンピラ
如き犯罪行為を毎回フォローする訳には行かないが、被害者側の精神的な
ダメージは、命に係わる恐れもあるために本稿に掲載することとした。

　一番の悪は、そのチンピラに彼女へのレーザー照射を指示している黒幕の指定暴力団組長

なのだ。だが、チンピラが下呂しない限り組長の名前は、出てこない。

　しかし、暴対法で様々な法律改訂により、犯人との情報交換による道も残されている事を

組長は、念頭におくべきである。

　何故、彼女をそうした嫌がらせ地獄に追いやっているかと言うと、そのチンピラ達を警察

にかつて突き出した時以来と言う。その時には、まだ、軽微な嫌がらせであったためチンピラ

達は、数日で開放されて「停止命令」を受けている。

　その時点では、組員である事も警察には、分からないでいた模様。そうした経験からチンピ

ラは、レーザーを思い起し、「誰が照射したか離れていれば分からない」と言う馬鹿なりの

浅知恵で動き出し、警察にも「停止命令を守り、彼女には近づいていません。防犯カメラ等を

確認すれば、分かるでしょうよ!」と嘯く。警察もまさかレーザー光線照射の嫌がらせに彼ら

が切り替えた事など知る由も無く、チンピラに注意する程度で開放するしかなくなる。

　だが、こうした嫌がらせが各地で頻発している事が、当方の事務局に届いている事もあり、

無視できなくなった。

　いたずらで飛行機にレーザー光線照射して犯人が逮捕された事例もあるが、それほど科学

捜査班のパワーは、レベルアップしているのが現状である。

　特にレーザーは、直線光線で強力なものになると百メートル離れていても、直射を受ければ

失明の恐れもあると言われている。

　国際政治の米国大統領と北朝鮮の金正恩氏の舌戦ではないが、話し合いで解決する道さえも

チンピラ故に選択できずにいるわけである。

　「馬鹿に付ける薬はない」との諺もある通り、組長側にとってもきっと頭が痛い輩達に相違

ない。

　では、こうした連中のレーザー対策では、極くありふれた方法だが反射ミラーを使う事を

お勧めしたい。それは、チンピラが照射したレーザーは、反射ミラーでUターンして、チンピラ

達の方に戻る。それによって、ややもすれば、チンピラ達が強力レーザーにレベルをアップ

した途端に彼ら自身が火傷又は失明する可能性さえある。馬鹿なるが故にこれを自業自得と称

する。