笑えば幸せがやって来るー２！

新幹線内(神奈川県内)走行中に自殺願望者の殺人事件　!

  「これ程、デタラメが何故まかり通るのだ」と多くの国民が報道に息をのんだ。

以前、新幹線の中で油を被り火をつけて焼身自殺をした事件があったが、この種

の事件は、初めて。三人を殺傷し、一人は死亡、他二人は女性で軽症。

　犯人は、自殺願望者で「相手は誰でも良かった」と語っていると言う。犯人は、

若干22歳と言うから、団塊世代の孫にあたる年齢だ。団塊世代が育てた子供達の

子息の位置づけである。

　団塊世代が自身がスパルタ教育で過ごして来たために、自身の子供には、スパルタ

でなく、「可愛い可愛い」と育て上げた。その子供が結婚して子どもを授かり、その子

が今回の事件の犯人と言う時系列で見た姿が浮き彫りとなる。

　犯人が自殺願望を抱いた瞬間からこうした事件に至る経過がある筈であり、真相の究明

が何としてもされなければならない。

　つまり、こうした人間が頻発するとしたら、あるいは潜在的にそうした人物が拡散して

いるとしたら、国家としても大変な事態である。

　何故、自殺願望を抱いたのか。さらにナタを所持していたと言うが、なぜ、そんな凶器

が新幹線の中に持ち込まれたのか!誰も阻止できない状況が存在していたのか。それとも

全く無関心で通過してきたのか。

　自分で自殺する勇気もなく、「法的に死刑を受けて死にたい」とする一種の安楽死思考

によるものではないかとさえ感じてしまう。つまり、電気椅子での死刑執行ならあっと言う

間に絶命できるとした考え方。

　ナタを新幹線に持ち込むなど計画性が垣間見られることから、この犯人は、電気椅子で

なく、絞首刑が妥当。

　それにしても、新幹線に乗り合わせたが故に命を落とされた被害者並びに親族にとっては、

言葉が出ない。又、この犯人を幾ら恨んでも終わる事はない。

　こうした事件の発生する背景には、必ずターニングポイントとなる部分が必ずあるはず。

その第一が自殺願望を抱いた背景と根拠。そして、ナタ等の凶器が新幹線の中に持ち込まれ

たと言う現実。また、社内での異常な動きに対する行動等々。

　この種の事件を再発させないためのスキームを警視庁並びに警察庁、JR等が連携して、

構築しなければ、何度でも同様の事件が発生する可能性がある事を危惧する方々も多い。