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小さなkitchen-Garden

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2015/03/25
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水門川遊歩道ウォーキングのスタートは大垣駅東の錦町にある“愛宕神社”です。

愛宕神社には道標(写真右の常夜灯)が立っています。

これは、1822年岐阜町から美濃路への南の出口に建立されたものを、

ここに移設したものだそうです。

では、水門川に沿って歩きます。

           【愛宕神社と岐阜町道標】

P3120004.JPG

この愛宕神社にはもう一つ大切な文化財があります。

奥に見えるちょっと背の高い倉がそうです。

この倉には、大垣祭りの山車(だし)“恵比寿軕(えびすやま)”が収められています。

花“大垣祭り”は、1648年大垣藩主戸田氏鉄が城下の八幡神社を再建した折、

城下十八郷が神輿三社を寄進することで喜びを表し、

大垣十ヶ町が10両の軕(山車)を造って曳き出したことがその起源ということです。

1679年大垣藩主戸田氏西が、神楽軕、大黒軕、恵比須軕の三輌を与えました。

この3輌を「三輌軕」と呼んでいます。

大垣祭りは、毎年5月第2土曜・日曜日に行われます。見てみたいですね。

           【水門川】

P3120005.JPG

川沿いには桜の木がずらっと植えられています。

            【奥の細道旅立ちの句】

P3120006.JPG

この句碑は、松尾芭蕉が千住で親しい人々に見送られたときに詠んだ句で、

“奥の細道旅立ちの句”と言われ、「矢立の始め」と記されていました。

『行春や鳥啼魚の目は涙』(ゆくはるや とりなきうおの めはなみだ)

愛宕神社と大垣船町川湊の間に、22の句碑が立てられているので、

水門川遊歩道を歩くと"ミニ奥の細道"が楽しめますよ。

P3120012.JPG

さらに水門川を進みます。

途中から、鮮やかな緑の藻が繁殖していました。

これはこれで良いなぁと思って見ていたのですが、

3月28日から始まる“水の都おおがき船下りとたらい舟”に向けて、

藻刈りが急ピッチで行われるということです。

                                    【八幡神社】

P3120009.JPG

東大寺の鎮守勧請して建てられた神社で、

大垣祭りの軕の起源となった神社が、ここ八幡神社です。

              【圓通寺】

P3120011.JPG

戸田氏の菩提寺として戸田氏鉄により開かれ、

1635年現在の地に建立されました。

1689年松尾芭蕉が奥の細道で大垣を訪れた際、

大垣藩家老戸田権太夫の下屋敷で詠んだ

「こもり居て木の実草の実拾ははや」が刻まれています。

            【四季の広場】 

P3120013.JPG

都市公園「四季の広場」には、

水広場や滝のトンネル、虹の橋などが設けられています。

大垣散策の休憩スポットとして、市民や観光客の憩いの場になっています。

               【全昌寺】

P3120014.JPG 

この境内には大垣藩家老小原鉄心の別邸が移設されており、

ここで鉄心は木戸孝允と明治維新の事業を画策していたということです。

水門川はもともと大垣城の外堀です。

川沿いには歴史が溢れていました。

そして、4月になるとこの水門川は、船下りやたらい舟で賑わうのでしょう。

 

《続く》

 

 






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Last updated  2015/03/25 07:55:26 PM
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