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カテゴリ:クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)
日本アプレジャー協会とのやり取りは、ブログに書いたとおりで、先日協会のチェアマン平塚晃一氏から直々にメールが届いた。
サイトにメールの内容を表示する場合には、全文を引用すべし、というマニュアルがあったので、それに沿ってフリーページに全文を掲載した。 さて、結果から言うと、アメリカのアプレジャーインスティテュートでワークショップを終了しても、日本で終了しても、医療有資格者以外には「お金を取って仕事をさせない」という方針。でも、アメリカのアプレジャーインスティテュートでは、日本の法律に順ずるという回答だった。なぜこの矛盾が起きるのか? ビジネスに出来るかどうかは私にとって問題ではなく、同じ事を教えていても、医学の知識があればそれが治療になり、なければ気休めになる、という言い分が気になる。 そんな程度なのか、日本アプレジャーが教えているクラニオというのは? 「もちろん家族や知人や周囲の人にも補助的手段として活用して頂くことも受講者として誓約書にサインして受講できます。しかしながら他人に代金を受取って施術することはアメリカでも日本でも問題です。」 と言うが、どう問題なのか。 「それは不特定多数の患者さんはどんな病気を持って来るか分かりませんので、全身的における解剖学、生理学、病理学をはじめ基礎医学をマスターしておく必要があります。」 それが必要と思うのなら、なぜそれを教育してあげないのか。門戸を狭めるのか。ちなみにロルフ・インスティテュートでは、こうした知識はもちろん、禁忌症についてはある程度学ばせられる。 「もしそれで医学知識のない方が患者さんを良くするつもりでも、悪化した場合CSTをやって悪くなったと云うことになると教えた側にも責任が生じてきます。それはアメリカでも懸念されているところです。」 もし、私が治療ではなく「ボディワーク」の手段として使う場合はどうなのか。それに、クラニオ自体が治療とは言えるのだろうか?受けた感じは人それぞれで、結果に平均があるような無いような、でも効果があるのがクラニオ(あくまで私が受けた感じです。評価してるつもり)。臨床の結果が一定ではなく、科学的に証明されないのであれば、それは医学や治療とは呼べないのではないか。バックグラウンドに医学がある=医学では無いのではないか。 「CSTのパックグラウンドはオステオパシー医学としてとても奥深いものを持っているからです。もしあなたが苦しんでいる患者として医学知識のないセミナーを受けただけの人から治療を受ける気分にはなれないと思います。良くお考えいただければ幸いです。」 自分たちが教育した人間を、「医学知識のないセミナーを受けただけの人」と称するなんて、理解不可能だ。セミナー料金を落としていくだけの、お客さん扱いではないか。 以上、セッション前に勢いで書いてしまったが、上記については再度チェアマンとやらに問い合わせるつもりでいる。 さて、仕事しますか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.28 13:02:00
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