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カテゴリ:カルチャー・勉強会・セミナー
毎月第2、4日曜日は読売文化センター新宿で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座がある。今日は2006年最初の講座で、新しい方が何名かいらっしゃるということで、お目にかかれるのを楽しみにしつつ向かった。今朝は本当に寒かった。年末からお正月にかけて、忘年会だストレス解消だと食べたり飲んだりしたツケが今に来ていて、身体が重い・・・。
さて、今日は、「感じる(身体を感覚する)」(参照:『ボディワーク入門』p.37~41)だった。飛ばしたがっているばう犬を制し、まずは簡単に自己紹介から始まった(が、ばう犬、やっぱり講座内容の説明を忘れて講義を始めてしまった)。ボディワーク(身体派と呼ばれるストラクチュアル・インテグレーションに限定して)と他の身体技法(リハビリ系技法、手技系技法)を対比し、ストラクチュアル・インテグレーションの位置づけを説明した。身体派のボディワークの特徴は、セッションにおけるクライアント側の意識の持たせかただ。ボディワーカーは、クライアントを眠らせることなくセッションに「身体感覚を通して」参加させる。 先日のブログに「ボディワークでもセラピーでもお客様の体に触ることは同じではないでしょうか?」というコメントをいただいたが、ボディワークとセラピーや治療法では「触れる」ことに関する認識が違う。ボディワークは身体に触るという意識で触れることは無く、クライアントの身体感覚を活性化させる意図で行われる。寝ている客体と、意識的にセッションに参加しているクライアントの脳の状態は異なる。脳波を図らずとも書籍をあたればこれらの情報は簡単に見つかるので、興味がある方は文献を読んでみてください。 今日はMSaitoのデモは無し。受講生の方たちに混じって「筋膜の触察練習」と「筋膜の模様を見つける」を行なった。正月明けで、心なしか脂肪層が厚くなっている気が・・・。ヤバイ。触察から、筋膜をリリースする方法も簡単に試していただいた(加圧法)。牽引法は4ハンズで試していただいた。 講座が終わってから、帰り道の途中で会ったクラニオ仲間で受講生のFさん、ばう犬で昼食をとった。Fさんが先日受けたクラニオは、タイドと呼ばれるクラニオリズムよりももっと深いレベルのリズムを取るらしい。何かを起こそうとせず相手のリズムを感じているだけで、クライアントはタイドを取り戻していくそうだ。アプレジャーインスティテュートでは、各テクニックごとに対応する症状についての説明を詳しくし、元は治療法として利用されていた歴史を思わせる授業だった。流派によって、フォーカスが違うんだなあと思いつつ、タイドに興味を持った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.08 22:24:12
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