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カテゴリ:クライミング・ダンス・スポーツクラブ
今頃、みんなは筋肉痛に苦しめられているだろうな。ぐふふ。私は平気、ぜーんぜん余裕。あと1時間は登れたね。パンプすらしてない。ふふ。何でこんなに調子に乗っているかというと、昨日は思ったよりも登れて、しかも大ちゃん&千恵さんと仲間が一緒のクライミング講習会があったからだ。爆笑シーンが続々の、楽しくてしかも初歩はしっかり学んだ講習会だった。
プロクライマー小山田大さんにお願いして開催していただいた「初心者向けクライミング講習会@西国分寺ランナウト」、参加者7名のうち5名は、今日初めてクライミングジムに足を踏み入れたという超初心者。ホールドに足を乗せる練習をちょっとして、トップロープに挑戦。 ![]() ビレー役は、マネージャの千恵さん。初めてで8Mの高さは恐いだろうなと思っていたら、結構登ってる。でも、鬼顔になってる。余裕が全く無い。 最初に登ったT場さん、降りてくると涙目になってた。S山さんも、途中でストップしてしまって「初心者ですから!」と叫んでいたが完登するまで降ろしてもらえず。K山さんは長い手足を活かして難なくクリア。男子は初心者のI賀さん、余裕。同じく初心者のTすぃ~さん、最初は緊張したみたいだけどすぐに慣れた。途中でホールドが見えなくなると、自動ビレーでビレーした大ちゃんが助けに来てくれる。 登れることは登れるけれど、降りてくるのでまた大騒ぎ。背中から降りてくるって言うのは慣れないとものすごく不安で恐い。 A羽さんと私は経験者なので、初心者の中に居て威張ってコメントなどしている。 ![]() 自分が登り終えると元気になり、下から「もっと右!」だの「足上げて!」だの余裕の掛け声をかけたり、どう見ても無理な体勢をしている仲間を笑ったりしている皆さん。 登っているのも楽しそうだが、登り終えたときの達成感・充実感や安堵感の素晴らしさを早くも知ってしまったらしい。 途中で20分休憩。「自販機で飲み物を買うのに、指が震えて小銭が入れられなかった~」と言って参加者K山さんが外から戻ってきた。そうそう、クライミングを終えた西国分寺の駅で、旧式(一枚ずつ小銭を入れるタイプ)の自動切符販売機前に立って財布のチャックがつまめず、小銭もスリットに入らず、わらわらと震え続ける手に困らせられたことがあったなあ。 国分寺のランナウトは、私にとって沢山の思い出があるジムだ。一番最初にインドアクライミングを経験したのが、ここランナウト。クライミングをするクライアントさんの動きの研究をするために、実際にボルダリング(ロープを使わないクライミング)を体験しようと思い立って訪れたのがこのジムだった。 2002年の秋だったなあ・・・としばし思い出に浸る。 後半戦、2回のボルダリングエリアにて、大ちゃん課題に挑戦。 大ちゃんの課題は、途中でホールドが切れてちょっと離れたところに次のホールドがあったりする。腕力で登る課題じゃなく、頭で考えてバランスを使って登る課題が多い。 トップロープはトープで支えられていたから落ちる心配は無かったけれど、今度は「命綱」無し。トップロープとは別の恐さがあるみたいで、ゴールを決めた後でソロソロと降りてくる姿が笑える。 課題の難易度が上がってくると、今度は登れない悔しさが引き起こす中毒症状が出てきたようで、自分の番が待ちきれないらしい。順番待ちの間に別の壁(課題)に挑戦し、無駄に体力を使って課題が登れなかったりしている。誰かが課題をクリアすると拍手が起こり、拍手をしながらも顔には「次は自分も」の闘志が伺える。途中、あり得ない、奇跡的なムーブ(蝶番のようにからだが180度回転して、でも落ちない)を見せてくれる参加者がいたりして、腹の底から、涙を流しながら笑った。 最後に大ちゃんが、フィンガーボードを使った脅威の練習法を見せてくださって、全員感動と驚きでどよめく。握手してもらったり、写真摂ってもらったりと、最後まで大ちゃんの側から離れなかった。 次は外岩に行きましょう、と大ちゃん自らが提案してくださって、全員大喜び。帰りの駅では参加者全員、まだ興奮冷めやらず「楽しかったね」「大ちゃんカッコよかったね」を繰り返し言い合っていた。早速openpathクライミング部を作ろうという話が持ち上がった。もちろん、私も乗り気で、月2回の練習日を設けようなんて企てている。 大ちゃん、千恵さん、本当にありがとうございました。参加者の皆さんもお疲れさまでした。次回を楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.08 23:38:02
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