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カテゴリ:洋書あらすじ
goodreadのドリームマンシリーズをチェックしたら、シリーズ#4.1として無料短編「Merry and Bright 」がリンクされていました♪ 肝っ玉の据わった世話役エルヴァイラのお話です!
(無料短編の探し方:リンク先のページを開くと、詳細情報がたたまれていますので、more details をクリックしてください。URLが表示されますので、そこをクリックするとpdfファイルが開きます) ※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※ 辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね アジトの事務所でクリスマスのボーナス小切手を出入りの業者さんに用意したからとホークにいうエルヴァイラ。ホークはエルヴァイラや他の部下たちには気前のよい小切手を用意していました。今年はクリスマスパーティを開いてもいい? と聞きますが、ホークはつれない対応で、さっと事務所から消えてしまいます。 帰宅の準備をしていると、トレーシーから電話がかかってきます。雪が降り始めたわよ! ハレルヤ! グウェンやみんなで集まってホットトディー飲みましょ。もちろんマティーニやコスモでもいいし。すぐにお店にいって席をとっとくね。でも用事があるから、先に行っていて。OK、待ってる。 エルヴァイラの正式なクリスマスシーズンは12月に降る初雪から始まります。クリスマスの輝きを祝わなくちゃ。急いで荷物をとりまとめると、毛皮の縁取りのコートを羽織り、ジミーチュウのスパイクヒールのブーツで会社の外に出ます。 車に向かうところで、走ってくる足音が聞こえてきました。トラブルに巻き込まれないように、彼らの進路を避け、車のかげに隠れようとしますが、走ってきた男はエルヴァイラの首に腕を回し、自分の身体に押し付けて追いかけてきた二人の男の盾にして、手に持ったピストルでエルヴァイラを威嚇します。 エルヴァイラは引っ張られて足首に強い痛みが走り、手にした素晴らしく素敵なヴァレンティノのバッグを濡れたコンクリートに落としそうになり激怒します。騒ぎ立てると「黙れ!」と犯人に威嚇されますが、エルヴァイラは「クリスマスなのよ! 12月の初雪! よくも気分を台無しにしてくれたわね!」犯人の足にピンピールを突き刺し、額に狙いをつけていたピストルをもった手首を逸らし、肘うちをして、パンチで鼻をつぶしてやり、手からこぼれたピストルを手にすると犯人に狙いをつけます。 気が付くと、今までに見たこともないようなハンサムな男性がそばにいました。犯人を追いかけていたうちのひとりです。どうやら彼らは刑事のようです。「君は頭がおかしいのか、相手はピストルを額に突きつけてきていたんだぞ!」とどなりつけてきました。「私はこうして無事でいるじゃない」とエルヴァイラはいなします。制服を着た警官たちが集まってきて、犯人を連行していきました。これから警察署に行って調書を取るぞと彼に言われますが、私はこれからクリスマスで輝いている街をお祝いしながら廻って楽しんで、友達たちと12月の初雪をトディで祝って、それからそちらに協力するわと言い返します。 お互いに惹きあう力を感じて、結婚してるの? 隠し子はいる? とエルヴァイラは相手を尋問します。彼は36歳の独身ということが判明しますが、その答えが嘘だったら、あなたの家に火をつけてやるからとエルヴァイラは宣言しました。 明日の夜のディナーをバローログリルでどうだと誘われて、クリスマス2日前に人気のレストランがとれるわけないとエルヴァイラは言いますが、彼は任せておけと動じません。 これから12月の初雪を祝いにいくんだな、と彼に聞かれ、馬鹿みたいに思えるかもしれないけど毎年一人で12月の初雪で魔法がかけられたような輝く街を楽しんでいると説明すると、来年は君には連れがいるだろうと言われます。君が今日みたいな危険なことをしていたら、そんなことも起こらない。あんなことはもう二度としないと約束してくれと迫られますが、エルヴァイラは約束できないので、できるだけ努力するとしかいいません。 その後マリクと、彼らの車を取ってきたマリクのパートナーのオスカーと一緒に警察署に戻って調書を取られたあとは、マリクが彼女の車まで送ってくれたもののキスもしないで別れた二人ですが、二日後には件のレストランで食事をし、そして翌年の12月には一緒に初雪街めぐりを楽しんでいました。 初雪がちらつく街を歩きながら、つないだ手の手袋の下には、彼がくれた金の指輪がはめられていました。彼らは結婚していました。そして彼が自分とずっと人生を共にしてくれるとわかっていることこそが、彼女のすべてをいつも喜ばしく彩ってくれます。(終) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 6, 2019 11:03:23 AM
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