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カテゴリ:洋書あらすじ
※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※ 辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、 内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね 。進捗 19%あたり ヴァシックがアイヴィと共にザイラが誘拐されたベニスにやってきます。ベニスにはミンから処刑命令が下されたアローや、エイデンの両親を含む壊れてしまってエイデンたちに密かにかくまわれたアローたちの集められた小さな避難所があり、ザイラはエイデンの側近のひとりとして、そこのリーダーを務めて難しいメンバーたちをまとめ上げていました。ザイラの副官はヴァシックたちに拉致当時の状況をヴァシックに説明してくれていると、そこにクライチェクが現れます。副官はヴァシッエイデンのほうは、デブラジ・サントスと面会した直後に消息が途絶えていたようです。サントスとは、新しく生まれてきた危険な戦闘的な能力をもつ子供たちについて相談していたようで、彼が犯人とは考えづらいようです。状況をあれこれ勘案すると、おそらくエイデンが先に誘拐され、そのあとザイラが攫われたのではと推測されます。クの確認を無言でとりつつ、拉致には人間とサイの両方が含まれるチームが関わっていたと報告します。アローを拉致する、それもマインドコントロールされているわけではない人間が高度な戦闘能力と戦略をもって行動しているということで、裏に大きな組織が隠れているとクライチェクもヴァシックも感じ取ります。クライチェクは、エイデンと共にいたヴァシックは目立たない存在だったが、必要とあればリーダーシップをとれる器があると感じ取っています。 ロシアの狼チェンジリングのリーダーは、部下からクライチェクからビジネス面で攻撃を受けたと知り、激怒しますが、どこかおかしいものを感じます。自分たちはお互いの利益を尊重してうまくやってきたし、攻撃されるような心当たりもない。すぐにやり返したい衝動を抑えて、クライチェクに連絡を取れと指示します。 連絡をうけたクライチェクはすぐに対応し、対面で話したいと言われて、ベニスから移動します。なぜ攻撃するのだと単刀直入に言われて、そんなことはしていないとクライチェクは反応します。俺たちを敵対させることで利益を得ようとするものがいるのだろう。よくもやってくれたな。下手人をとことん追いつめる決意をします。 気絶していたザイラが目覚めます。エイデンに自分の除去手術をしてほしいといわれ、私は接近戦の武器を使った格闘技の専門家であって、メスの使い方なんてわからないと言いますが、このまま取り除かなければ、殺されることになる、俺も君と同じ選択をする、やってくれと説得されます。彼女は幼いころ、自分の能力で足元に血の海が広がってしまったことを思い出します。エイデンはアローに絶対必要な人と現在に必死に焦点を合わせ、手元のレイザーメスに意識を集中させます。3回手技をおさらいし、開頭しますが、機械が見つかりません。痛みをみせず、微動だにしないエイダンはまだ意識を保っており、雑な作業で場所がずれたのかもしれない、もう少し切り開いてくれと指示します。ザイラは自分が彼を殺すことになったらどうしようと思いながら、必死で作業しますが、遠くからチョッパーの音が聞こえてきました。 追跡部隊が相談しています。また強い嵐がやってくる。この天候下でアローを追跡するのは困難だ。エイダン・カイは重要だが、彼を取り逃がすと計画自体が露呈してしまう可能性が高い。一時的に風が弱まったタイミングでチョッパーからインプラントに指令をだし処分しよう、有効距離は2マイルだ。 ザイラは必死の作業で食い込んだインプラントの脚をそっと引き抜き、エイダンの脳を傷つけていないことを祈りながら急いで外します。傷跡は大きく、切開した個所は血の海になっていますが、止血に使える機材は何もありません。急いで傷跡をもとに戻し、ガーゼを押し当てて圧迫します。インプラントはもしも彼らが死んでもアローたちが死体を見つけてくれたら犯人を追跡できるよう、荷物に大切にしまいこみます。首筋にあてた指からエイデンの脈が感じられなくなり、意識のない彼に必死で高栄養剤のボトルを口に当て、むせないように喉をマッサージして、飲ませます。しばらくして脈が戻ってきますが、なんとかして移動しないとならないのに、小柄な彼女には意識のない彼は重すぎます。なにか運ぶ手段をと必死で考えているとエイダンの意識が戻ってきました。 嵐が強まってきて、大きな枝が落ちてくる音が近くでするようになり、いまいる場所が安全ではなくなってきたため、移動しますが、ザイラがとうとう気を失ってしまいました。私を置いていってと言われますが、俺は絶対に仲間を見捨てたりはしない。エイダンはザイラを連れ、血の噴き出る腿を無視して少しでも嵐をよけれそうな場所を目指して進みます。ザイラが大型の豹のような足跡をみつけ、ひょっとしたらここはシェラネバダなのかしら? すぐ前につけられた跡のようです。チェンジリングに出会えたら、生きる可能性がゼロではなくなるかもしれない。ザイラは医療措置をうけなければ助からない。足跡をたどり、進んでいくと、エイダンのまえに突然光る眼の大型捕食動物が現れます。 パートナーが怪我をしてしまって医療的な措置が必要だ。助けてほしいとエイダンが頼むと、豹はザイラの様子を確認し、ふっといなくなってしまいます。助けをよんでくれるのか、医療器具を持ってきてくれるのか、見捨てられるのか。エイダンには判断がつかずそのまま進みますが、豹は急いで自分の車に戻るとズボンだけはき、急いで現場に取って返します。彼は、怪我をしている男がアローのリーダーだと、ニュースなどで見かけていて知っていました。小さなパックのアルファである彼は、トラブルを持ち込みたくないと思っていたものの、しばらく前から近くに滞在しているグループと、チョッパーの動向が気になり付近に偵察に来ていました。おそらくチョッパーの標的は彼らだが、ほとんど装備も持たず、重傷を負い、明らかに必死の思いで仲間を連れて逃げてきた彼に敬意を感じ、助けることにしました。必要となれば、回復してから殺せばいい。 豹アルファのレミはこの縄張りを得てから2年ほど、ダークリバーのルークに時折アドバイスをもらいつつ、自分の群れに献身していますが、彷徨っていた間はレーサーをやっていました。エイダンから急いでくれ、ザイラが危険だ。ザイラを優先してくれ、腹部に銃弾の傷、頭部にインプラントを除去した傷があると伝えると、危険な速度で山中を運んでくれます。 この群れの治療師はたまたまベテランのフィンという人物で、助手たちに手伝わせ、すぐに二人を適切に手当し始めてくれますが、こんな傷でここまで生き延びられたとはと言っています。おそらく女性は、現場での緊急処置が命を救ったな。そして男のほうも、足は銃弾が埋め込まれたままだ。これでよく動けたものだ。エイダンは自分が被弾したとザイラに言えば、自分が囮になると言い張り、彼女を説得するのがより難しくなることがわかっていたため、血の目立たない色のズボンをはき、黙っていました。 目覚めたエイダンは、助けてくれたチェンジリングが敵か味方かわからないため、自分たちが超能力は仕えない状態であることは黙っていることにして、電子機器で仲間と連絡を取りたいと伝えますが、かつてない大嵐で電線がめちゃくちゃになり、停電で復旧に数日かかると言われます。ひとまず陸の孤島のようなここで、身をひそめ体力の回復を図ろうと考えます。 ザイラは目覚めてくれたらゆっくりと回復していくだろうとフィンは診断しますが、かなり重症で予断を許さない。サイには薬を使いたくないから、自分で自然に目覚めてくれない場合、判断が難しいとエイダンは言われます。 =============
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Last updated
September 12, 2021 11:33:58 AM
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