Peaceful Love from Germany

車の窓と屋根を全開にして、街の郊外へと車を走らせる。

今月最後のHoliday,草原に2人寝転がって、静かに本を読みたい気分。


30度前後いっていると思われる暖かい陽気に、身体も心も心地よく包まれてゆく。


いつも行く公園と違って、郊外の草原には人が殆ど見られない。
お気に入りの場所を見つけると、ブランケットを大きく広げて　大の字に寝転んだ。



気持ちいいー****♪


ふと、周りに茂っているクローバーに目が行った。

「4つ葉のクローバー、あるかな・・・」


軽く見渡してもなんだかなさそうなので、
ブランケットから離れて少し離れた所に行って目を凝らしてみる。


4つ葉　4つ葉・・♪　単なる迷信でも、ラッキーな4つ葉に出会えるように♪




「あったー!!!」


車にたまたまおきっぱなしになっていたカメラに収め
リラックスしながら本を読むジュリアーノに見せに行く。


「わーい！ラッキーハッピーだね。でも、この辺にもあるんじゃない?」


と、ブランケットの周りを指差す。


「適当に探したんだけど、なかったの。」


と言ってもう一度目をその辺りにやると・・・・


ここにもあった！☆



その小さな小さな4つ葉のクローバーは　大きな3つ葉のクローバーの影に隠れて
まるでこんな風にでもささやいているように、そこに存在していた。


”最初からここにいたんだよ。さっき、見つけてくれなかっただけなんだ。”



小さなハッピーやラッキーは、こんなに近くにあるんだよね☆
ただ、見つけられるか否かは　探す人の　腕次第。



本を読んである程度の時間をすごした後、2人で手をつないで、ただ空を見上げた。　

メディテーションをするでもなく、何かを話すでもなく、ただ無言で空を見上げ続けた。



高い高い　空の奥の方まで　透き通って見えてゆく感覚。

どこまでも　どこまでも　果てしなく続く　この空。



そうするうちにいつの間にか、二人は眠ってしまったらしい。

お腹がすいて、目が覚めた（笑）。それもそのはず、時計を見ると既に8時に近い時刻。



グ～。




「グリルしよう！！」　（バーベキューの事）



休日でお店は閉まっていても、ガソリンスタンドは空いている！

少し走って、一回きりのグリルセットと食物を調達♪

ソーセージにビール、これぞドイツのグリル食!!（笑）



焼きあがるまで、バトミントンをしたりフリスビーをしたりして待ち
いい香りが漂ってくると、後ははもう　野性に戻るのみ！（笑）



日も暮れかけた10時近く、片づけをして家路へと向う。


シンプルなしあわせ。


小さな4つ葉のクローバーから教えてもらった　

こんなに足元にある　小さくて大きな　シアワセ。



ありがとう。全てのものたち***