乖離カラ狂気ヘ
ふとした瞬間に 感じる
自分の体と意識が乖離している と
街中を歩いている時
誰かと話している時
皆に注目されている時
勝手に手足が動いている
勝手に顔が笑っている
あたしは自分の体が動いているな、と なんとなく感じるだけ
それ以上でも以下でもない
目が乾く
ぼーっとする
あたしの意識はベールに包まれたドコカ奥の方にあって
あたしは自分が何処にいるのか分からなくなる
あたしは自分が何をしているのか分からなくなる
アタシ ハ アタシ ナノカ 分カラナクナル
目眩
頭痛
吐き気
音が音と重なり合う
もう何も聞コエナイ
人が人と重なり合う
もう何も見エナイ
モウ何モ感ジナイ
ああ
世界ガ歪ンデイル
いやソウデハナク
ただ単にこのアタシガ歪ンデイルだけ
外部ハ整イ正常
内部ハ崩レ異常
あたしは
アタシハ
今
息ヲシテイル
呼吸ヲシテイル
つまり
アア
生キテイルノカ
そうゆうことか
そうか
ソウカ
もしそうならば、
爪ヲ剥ガシ
手首ヲ切リ
骨ヲ折リ
首ヲ絞メ
水ニ浸ケテ潤セ
水ノ中デ乾イテミセル
ナンテ
まぁドウデモイイガ
まぁ甘ッチョロイガ
まぁ兎ニ角
死ンデシマエ