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ドラマ.ニ夜連続「黒部の太陽」見た。見るつもりじゃなかったのに。
21日に2時間半、22日に2時間半で合わせて5時間のドラマだった。 あたしは自分の時間を5時間もこのドラマに費やしたのか。…長 キャストは豪華だった。脇役にも名俳優を使っていたし。 香取慎吾がいつものお調子キャラ、良い人キャラとは違って男らしくて良かった。演技も、喋り方の癖はいつもよりは気にならなかった。クールではなく、熱い意味でのかっこよさを感じた。 泉ピン子が妙に役にハマっていて面白かった。笑 ストーリーは、単純と言ってしまえばそれまでだ。だけど、ストーリーの上にドラマ、人間味、など熱いものが溢れていたと思う。まさに男たちの情熱。 「お国のため」とかじゃない。俺たちはただ、トンネルを掘る。それが俺たちの仕事なんだ。だから犠牲になったとか言うんじゃねぇ、と香取慎吾が言ったあのシーン。 トンネルを掘り、貫通させる…、そんな自分たちの仕事に誇りを持っているからこそ生まれる、あの熱さ。 現代を生きる私たちが忘れているようなものがそこにはあった…、でも、というか今の私たちも覚えてはいるんじゃないかな。ただそれをあまり表に出さなかったり、出す場所がなかったり、違うことにそれを発揮しているだけで。 まぁ、実際どこか冷めてはいるけど。この違いは、時代からくるものなのだろうか。 いや、でも熱くなりたいって思ってる人は少なからずいると思う。だからこそ「熱血ドラマ」がある。 そしてこのドラマはフィクションだけど、ある程度は史実に基づいているっていうから感動する。よくこんなふうにしてダムを作ったよなぁと。 あたしは小5の夏休みに家族旅行でこの黒部ダムに行ったことがある。その時は何でダムなんかを観光するのか分かっていなかったし、もちろんこんなストーリーがあるなんて知らなかった。知っていたらもっと感動していただろうに。なんだか勿体無いことをした気分。笑 このドラマは見る前から結末は分かっていたし、それに至るプロセスだって容易に想像はついた。ストーリーは最初から分かっているんだ。だけど、それでも見たいと思い、熱い情熱を一時でも感じて見て良かったと思える。そんなドラマだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/03/23 03:25:35 PM
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