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ウグイスが鳴いている。
ゴミの収集車の音が聞こえる。 父は会社に向かったし、 母はリビングで掃除機をかけている。 私たちはいつもと変わらない日常に戻りつつある。 でもテレビをつければCMも無く連日被災地の様子がありありと映し出され、悲痛な声がリアルに伝わってくる。 新聞を捲れば被災地の写真や記事が大きく掲載されていて、ぱっと目に飛び込んでくる。 友人と再会し喜ぶ様子、家族が見つからなくて心配する様子、津波で流されたが助かったと語る様子、津波の痕を見て途方にくれる様子、泣き叫ぶ様子、援助物資が足りないと言う様子…。現地を歩けば、数多くの遺体を目にするらしい。 同じ日本で今この瞬間もこんなことが起きているのに、私は変わらず元気に生きている。そして日常に戻りつつある。 戸惑いもしたが、その幸せに感謝したい。 そしてこの胸の痛みを忘れずに、節電や募金など出来ることからやりたいと思う。 ふと思ったことは、 テレビのニュースが地震一色で、他の情報が何も入ってこないということ。 世界各国から多くの援助が来て、なんだか温かい気持ちになったこと。 みんなが食糧や物資確保のため一斉にスーパーやコンビニに買いだめをしに行くなど、日本人は流れに流されやすく、一気に何かに集中する傾向にあるのではないかということ。(例えばオイルショック時のトイレットペーパー争奪戦や、納豆やバナナダイエットの流行時にそれらが品薄になったことなど。) チェーンメールが出回るなど、情報に翻弄されやすかったり、興奮しやすいのかなということ、など。 そういえば、新燃岳は未だ噴火を続けているらしい。 リビアでは未だカダフィ大佐が頑張っているらしい。 世界各地の不幸が少しでも小さいことを、ただひたすら願うばかりです。 笑顔でいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011/03/14 03:12:54 PM
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