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カテゴリ:日記
週末、三重県の浜島温泉へ家族旅行に行ってきました。
旅館は海に面して建っていて、窓から見る景色はなかなか良かったです。 山の続きになって海にせり出しているところがあって、弟が「森」だと表現したのでそこは「森」という事になりました。我が家は弟が「白」と言えば黒いものも白くなると言っても過言ではありません。家族全員で弟を溺愛しているのです。 「ムーミンいるかな?」 森って聞くとなんとなくムーミンを想像します。 ブログを書いていてもそうですが、私はつい連想ゲームをして文章を長くしてしまう傾向があるようです。最近は気をつけていますが;; しかし、森というとファンタジー系だけれど、目の前にある森は木がごつくて暗い気がしたので言い直しました。 「泥臭いムーミンがいそうだよね」 すると母が言いました。 「ムーミンは妖精じゃなくて妖怪なんだよ。フェアリーなんかじゃないんだよ。フェアリーっていうのは羽根が生えた妖怪の事を言うんだよ」 弟がそれを拾って補足します。 「羽根の生やして人型をしている小さいのはピクシーっていうんだよ」 「じゃあ、ピーターパンにでてくるティンカーベルは?」 「あれもピクシーだね」 ここまではまだ普通の会話でした。弟が雑学を披露するまでは・・・。 「ムーミンってさ、ムーミントロールとも言うんだよ」 「ムーミントロール・・・っすか・・・」 トロールってトロルの事だよね。うわぁ・・・。 そんな経緯があり、その森にはムーミントロールが住んでいる・・・かもしれない、という事になりました。 夕方になり、あたりが薄暗くなってくると、どこからともなくカラスの声も聞こえてきて・・・。 「夕暮れがきれいだね」 なんて窓の外を見ていると、建物の裏手から飛んでくるカラスの大群が!! 空を黒く染めるカラス達。いったい何百羽いるんだ!? そしてそのカラス達はその森へと降りて行きます。帰ってきてるの!? まさにムーミントロールが住むにふさわしい森・・・かもしれない・・・。 家に帰ってきてムーミントロールについて調べました。確かにムーミンはトロルでした。 「あれは、トロールなの。あんたも、ムーミントロールになるまえは、ああいうトロールだったのだわ。千年前には、あんたも、あんなだったのよ」 ムーミントロールは、どう返事をしたらいいのか、いうべき言葉が見つかりませんでした。 (童話「ムーミン谷の冬」トーベ・ヤンソン作より) ムーミン童話の世界事典 ムーミン谷の冬 あ・・・ムーミンだった・・・w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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