勃発する蚊騒動

2005.09.07

(4)

きょうは、台風の影響で、涼しいのだが…。
気のせいか、いや、気のせいではなく、９月に入ってからの方が、
なんだか暑いような…。

窓開けて、寝た日もあったし…。
ほらね、やっぱり９月は、夏。

この暑さのせいか、わたしの天敵の蚊が急に活躍をはじめた。
今年は、蚊が少なくてよかったと思っていたのに…。

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●roze-pi一家の蚊騒動

◆蚊と格闘する父編
何を言っているのかわからないが、ぶつくさ言う父。
「…ちぇ」
と、舌を鳴らし…。
そういうのって、相手に不快な印象を与えるっていう心理、知らないらしい。

「なに、ぶつくさ言ってるの？」
「２箇所、さされた」
ぷっくり膨らんだものが…。

「あ、またさされたの？　蚊に文句いってもしょうがないよね～」
o(〃＾▽＾〃)oあははっ♪

うちで、一番さされるのは、実は父。
わたしではない。

「さすが一家の主、代表して蚊にさされてくれて、すごいよね」
ほめているんだか、バカにしているのだが、不明だが…。
(￣ｍ￣〃）ぷぷっ！

歯磨きするにも、お風呂に入るにも、父のお供は蚊取り線香。
蚊取り線香を引き連れて、家の中を移動する。
父が通り過ぎた後。
父の残り香は、蚊取り線香の香り？

◆次はわが身編
２番目にさされるのは、わたし。
実は、わたしが移動するたびに持ち歩くのは、アースノーマット。
今年の夏の初めに購入。

９０日用を買ったのだが、１日の目安が１２時間とか？
夏が終わる前に、アースノーマットが終わっても困る。
ということで、ケチケチ使っている。

真夏でも、部屋の戸を開けっ放しにしないので、
部屋に蚊がいるという状況でないと、決してつけない。
多分、１日に３０分も使っていないような…。

歯磨きをするときの洗面所に持ち込み。
うちは、狭いのだが、なぜか洗面所は１階と２階にそれぞれある。
そして、それぞれが、蚊の隠れ家になっている。

あと、食事のときは、台所へ。
これだけ気をつけていても、さされる。

お風呂からあがって、台所に行ったら、
「蚊がいる！」
と、また父がその犠牲に…。

「え～。じゃあ、ジーパンはいてこよう」
いくら暑いとはいえ、短パンなどは、あきらかに無防備。
蚊に、“味見して？”とでもいっているよう…。

“ご自由にお召し上がりください”
と、脚に貼り紙がしてあるような…。

ところが、だ。
ジーパンにはきかえてきたら、なんだか、かゆい。
「あ、かゆい…」
みるみるうちに、ぷく～んと、はれていく。
Σ(|||▽||| )

「あ～、刺されたぁ！！　ここも、あそこも、こっちもぉ！！
あ～、蚊がいる、ここ、ここ、蚊～ぁ！！
いっぱい、いっぱいさされたぁ～！」
短パンでいた、ほんの一瞬に何箇所もさされた。
３箇所以上は、“いっぱい”になる。

「うるさい、蚊に文句言ってもしょうがない」
と父はいうが…。
さっき、自分だってその“しょうがない蚊”に文句いってなかったっけ？

◆かゆみ止めの特効薬？
「蚊にさされなくなったら、おしまいだ」
と、父は母にいう。

母は、３番目の蚊の餌食。

でも、おしまいでもいいから、さされたくない。
「早く、塩、塩。塩が一番！」
家の母は、蚊にさされたあとの特効薬は、塩だと思っている。

だが、たしかに効く。
ぎゅうぎゅう、すりこむように、塩をさされたところに塗りこむ。
ちなみに、普段は、キンカンやムヒ派の、わたし。

ただ、問題は、ぶりかえしなんだよね～。
塩や薬で、かゆみはおさまるが、翌日。
いやぁな赤い色をして、はれあがる。
そうなると、ひたすら保冷剤で冷やすのみ。

冷やさないと、水ぶくれになっちゃうもん。

もん

あぁ、かなしきかな、やわ肌…。
今月に入って以来、ひたすらに患部を冷やし続けるわたし。
(;--)=3

保冷剤な女、っていわれそう。
(--:)ヾ

◆ばーちゃんは、強し
うちで、一番さされないのが、ばーちゃん。
だいたい、ばーちゃんの辞書には、“蚊”とか“さされる”という文字がない。

しかも、廊下を隔てた向かいの部屋で、
ドアも全開で寝ているのに…。

それなのに、さされない。
もしや、ばーちゃんは、生ける蚊取り線香？

ドアを閉めて窓は網戸。
なぜ密室なわたしの部屋に、蚊が入り込む？

「若くておいしい血だから…」
といわれても、みんな同じように年をとっているんだけど…。
家にいたら、いつまでも“若い”んだし…。

ぴちぴした子供が４人もいるお隣に、
うちの蚊たち、移住してくれないかな～。

蚊との闘い、そうはいっても、あと半月くらい。
皮膚科に行かずにすませたい、蚊との格闘、ラストスパート。