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犬の「だいすけくん」死去のことを書いたのが昨年末だったかと思いますが、
あの番組では、しばらく「だいすけくん」の兄弟犬で何回か放送した後、 「まさおの母でだいすけの祖母のエリーの来孫」(Wikipediaより)という仔犬が3代目となりました。 まさはるくんと名づけられた仔犬は、 今年1月生まれで5月からデビューですから、生後5カ月足らずだったわけですね。 本当にまだ人間でいえば幼児という感じで、 テレビ局の商魂と、あんな仔犬に過酷なのではないかという気もして、 見るのが辛く番組を見なくなりました。 一方で、昨年から日テレ朝の情報番組「Zip!」に出ている旅犬、 サモエドのZippei兄弟が可愛くて、子供と毎朝楽しみにしていました。 二頭を週替わりで使うというのも犬への配慮かと思って前向きに考えていましたが、 ちょっと前に声帯切除されていたとのニュースが報じられました。 子供とテレビを見ていても「この子達はほんとにおとなしいねぇ」なんて言っていたのですが、見る人が見ればわかったのでしょうね。 そして… 昨日、その兄弟の悲報が。 耳を疑いました。 最初は写真が出て「悲しいお知らせが…」と言い始めたので、 嫌な感じがしたのですが、「兄弟共に」というのに衝撃を受けました。 「飼い主が車で移動中…」というのでまさか交通事故かとも思ったのですが、 なんと他の犬と「計9頭」が、エアコンの切れた車内でみんな死んでしまったと… 9頭を乗せて一時的にエアコンをつけて停車、「飼い主」が車を離れ、その途中で別の人が車を移動させた時はエアコンがついていたのにその後切れたらしい、ということ。 しかも車を離れていたのが1時間以上というのです。 番組内では「飼い主もショックを受けている」と、 私も最初は、不幸な事故で「飼い主」を責めるべきでない、と思っていましたが、 聞けば聞くほど予測不能なことではなかった。 やむをえず、目の届く場所で数分離れた、というわけではないのです。 「息をひきとった」なんて報じられてるけど、それは寿命や病気などで使う言葉、 そんな不可抗力ではなかった話ですよ。 9頭を運んでいたというのは一般的に思う「飼い主」ではなく、 ブリーダーではないのだろうか。 普通の状況では無いように思います。 自力脱出できない「人間の子9人」だったら、不注意とか不幸な事故では済まないはず。 犬だって同じでしょう? 寒い地域の犬サモエドが訳もわからず高温の車内に閉じ込められていたことを思うと、 朝そのニュースを聞いた昨日一日中、何かすごくやりきれない気持ちが続きました。 夕方近所をウォーキングしながら犬を散歩している人と何人もすれ違い… 普通にまっとうな飼い主さんは、けして車内に犬を残して1時間も離れることなどしないだろうと思いましたよ。 本当に可愛い兄弟犬でした。見ていると、こっちもにっこりしてしまうような。 人間が飼っている生き物の命は人間が握っていると同じです。 人間のミスや悪意で命を奪ってしまうことにもなりえる。 もっと重く扱ってほしい。 そして、そういう番組を手放しで見ているだけの私達にも、何か責任はあるんじゃないか、という気にすらなってしまいます。 あまりにもショックで長文になってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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