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テーマ:最近観た映画。(39008)
カテゴリ:映画
余り褒めていない作品ばかりなので、オススメはしない記事ですが…。
チャーリーとチョコレート工場 出演:ジョニー・デップ、他 これ結構子供向けじゃないような気がしました。 不思議の国のアリスのような、毒に満ちた大人向けの童話に見えました。 チャーリーはどこかの国の、とにかく貧乏一家の一人息子で、チョコレートは誕生日唯1日しか買って貰えません。 なんせ父方と母方のじいちゃんばあちゃん4人がしっかりと健在な上に、寝たきりにも近い状態なんだもん。 そんな折、チョコレート工場の主(ジョニー・デップ)が、全世界でたった5人に工場への招待状=ゴールドチケットを封入したチョコレートを一斉発売する。 金にモノを言わせたワガママ娘がいたり、確率論で1枚でゲットしてしまう天才少年がいたりと、出てくる子供キャラがとにかくキョーレツ。 そして1人1人お灸を据えられる&皮肉るミュージカルがタマランかったです。 ラストの感動的(?)展開は個人的には蛇足に感じました。 ブラック・ユーモアがお好きな人ならそれなりに楽しく見れるんじゃないでしょうかね? ハリー・ポッターのような魔法溢れるファンタジーじゃないので悪しからず。 それにしてもジョニー・デップの吹き替え担当した宮野真守(24)、こんな役も演るようになったんだ~(感慨深) アニメ知らない人ならこの声イヤだ~!と仰る方多いんでしょうな。 チョイ2年位前まで全然下手くそだったのに、デスノート主演辺りからすげぇ急成長株で、注目している声優の1人だったりします! 手紙 出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、他 東野圭吾の小説の映画化でして、やっぱり重くて辛気くさい東野ワールド全開。 優秀な弟(山田)を大学に行かせるために、身を粉にして働いていた兄(玉鉄)だったが、身体をこわしてしまい解雇され、独り暮らしのお年寄りの家に出来心で強盗に入ってしまう。 たまたま帰宅した老婦人に目撃されてしまい、パニクって鋏を持ち出した(東野圭吾はを凶器にするのが好きだなぁ)老婦人と揉み合いになり、不運にも相手の腹に鋏が突き刺さってしまう。 “殺人者の弟”としてレッテルを貼られた昏い人生が容赦なく流れてゆくのです。 この作品見たら、安易に犯罪に手を染められなくなりそう…。それくらい描写がシビア。 我慢して見続けると、杉浦直紀演じる電器屋の会長と沢尻エリカとの間に交わされた“手紙”がきっかけで光が差しこんで来、今までの差別の人生と決別すべく兄に絶縁状を叩きつけてからの展開は、中々に見所がありました。 兄はそこで初めて遺族だけでなく、犯罪者の身内がどういう仕打ちを受けて生きてきたかの苦しみをようやく理解し、遺族に向けて送り続けた手紙が、いかに遺族の心を逆なでてきたかも理解し、真の償いの人生が始まります。 兄弟に深い溝が出来てしまったかに見えましたが、ラストシーンでのやりとりといい、バックに流れる小田和正といい、とにかく反則。オイオイ、泣けるじゃないか! 武士の一分(年末やってた録画)ようやく観ました。 時代劇殆ど見ない私でも、淡々とした夫婦愛がぎゅっと詰まっていて、分かりやすい話で良かったです。 これ以外に上手く言葉が出てこないや。 笹野高史さんがすんげー良い味出してて、助演男優賞というのも頷けました。 壇れいさんも素敵でした。 …キムタクはどうしたよ? キムタクは時代劇ヅラが個人的に似合わんと思っているので…(強制終了) 間宮兄弟 出演:佐々木蔵之介、ドランクドラゴン塚地、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子、他 独身の男兄弟なのにやたらベタベタしてて何だか薄気味悪く、観た後のやり切れなさはハンパなかったっす。 江國香織の小説って、とにかく低体温だしなぁ。 間宮兄弟の母親が中島みゆきで、そこだけ激しく吹きました。 映画版・大奥 かつてのTVシリーズで熱演したキャストが男女共に勢揃い! 何とも濃ゆいっす!特濃っす! けれど大奥は、TVでボンヤリ見るに限るな。 映画ならもう少し生々しくても良かったのに…。 …仲間由紀恵じゃ無理かorz 将軍様の子役が暴れん坊ママの大泉の息子でした。 この子、何気にめんこいよね~。 トリック劇場版2 ゲスト:片平なぎさ、その娘役で堀北真希。 何だか釈然としないラストで、モヤモヤだけが残りました。 しかも続編はやるのかやらんのか散々引っぱった上、結局濁しやがったぜ! まぁ私の人生に於いて、トリックの続きがあろうが無かろうが、どうでもいい事だが。 佐賀のがばいばあちゃん 主演:吉行和子。 最近流行ってますよね…。 昭和30年代前後が舞台の映画。 時間がゆったりと流れており、豆腐屋のおっちゃん(緒方拳)や先生方の優しさにじんと来る。 そんな映画でした。 …退屈で始終2倍速視聴したけど。 ゴールデンより深夜でまったり流すレベルの映画だなァ、これは。 僕の彼女を紹介します(韓国映画) 主演:チョン・ジヒョン 溜め込んでいた録画の中では一番退屈せず観れました。 音楽良し(X-JAPANのTears抜きにしても)、アクションまぁまぁ良し、脚本は超展開(笑) カメラワークは360°グルグル多用で鬱陶しいかも。 とにかく話が急展開、否、超展開(笑)エエェ~!?って感じです(笑) ありえね~!と突っ込みながら観るのも一興かと(ry 話の整合性にとことん拘る方には向いてないっす。念のため。 個人的にはデレる前の彼女が好きだったなぁ。 特に序盤の会話のテンポがスゲェ面白かったし。 このノリで最後まで通してくれたら良かったのに。 『猟奇的な彼女』は観ていないのですが、リンクしているらしいので、こっちも観たくなってきた。 つーか来年草なぎくんと田中麗奈でドラマ化ってマジっすか!? フラガール 蒼井優の方言が堪能すぎて、何を言ってるのかサパーリ解りません。 標準語字幕解説が欲しいんですけど…。 なので途中でリタイアしそうになったのですが、流石にラストシーンのソロのフラは圧巻でした! かなり鍛練を積んだのだろうなぁと言うのが窺えました。 涙そうそう コレ、どこで泣くんですかね? UDON 2時間15分は余りにも長すぎる…。 とにかく最初の1時間半は、余りのつまらなさに欠伸のしすぎで涙と鼻水が出まくり。 特に冒頭の30分は要らないし(途中で止めようとマジ思った)、うどんをひたすら食うのや、訳のわからんアニメを見せられて何が面白いと言うのだ。 1時間半経ち、うどん職人の父親が死んで、それからやっとこさほんのちょいホロリとくる人情話になって、物語が動いてゆきます。 結末も主人公がNYでどういう成功を収めたのか分かりにく! …せめて主演がユースケ・サンタマリアじゃなければ、もうちょい見れたかもね…。 内容がツマラン上に主演が大根じゃ救いようがない。 番宣見て結構映画館で見てみたい気もしたんだけど、金払って見なくてマジ良かった。 危うくゲロ戦記観た時のようになるところだったぜ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.02.20 19:51:16
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