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ほんわか介護とほんわか心

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2006.10.02
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今月から福祉用具のベッドなどは要支援、介護度1では使用しづらくなりました(原則としてできない)。
もう以前から福祉用具の見直しは始まっていて、車いすでも歩行困難でなければ借りられないとか・・。

といいますのは、高齢のため長時間歩くと足が痛いとか疲れるとかの理由で、車いすをレンタルする場合がありました。普段は自分が手押し車代わりに押していくなどという方もいらっしゃいました。

1割負担で借りられるのなら、借りておこうという気持ちです。月々400円ぐらいで借りられるのですから、ま、いいかなという所です。
たしかに介護保険を無駄に利用しているといえますね。

ギャッジベッドですが、必ずしも高級なベッドでなくともよいのですが、月に1000円ぐらいで借りられれば、30万円以上するベッドも割安感があります。
たしかにこれも介護保険を圧迫しています。

私としては、高齢者はベッド使用の方がADL的にもよいのではという考えでした。
たとえ介護度がつかなくとも、普段からベッドを使用する方がよいと・・。
理由としましては、
1.朝晩布団の上げ下ろしがなくなる。
   この問題点は万年床になる。不潔ではないか・・。
2.ベッドが高いので、上半身を起こし、足を床におろしただけで、椅子に腰掛けた状態になる。  そこからベッド柵をつかまり立てば、起きあがりの負担が軽減する。
   この問題点はベッドが高いので転落の危険がある。
3.畳は人が歩く度に埃が舞い上がる。ベッドの方が寝ていて埃を吸い込みにくい。
   この問題点はベッド下の掃除である。こまめにしないと埃が溜まる。

と、問題点はあるが私は利点の方を尊びます。

とくに1の布団の上げ下ろしは高齢者の独居、高齢者所帯、老々介護において、負担軽減につながります。2の起きあがりが楽と言うことも大切なことです。介護において、床から起こすより、半分起きているベッドのほうが楽ですし、元気なお年寄りもベッドで寝るようになると、こんな楽なものはないと喜んでいらっしゃいます。やはり起きあがりが楽、と言うことが大きいようです。

これは時が立てばいずれ歩けなくなる、寝たきりになるとしても、その時期を大きく遅らせ、かなりの予防効果があるのではと思っています。
しかし、今回の介護保険制度の改訂は、ベッドが必要なほどADLが低下した人にのみレンタルを認めると言うことです。

もともと福祉用具貸与は介護度を上げるために始めた制度ではなくて(当然ですが)、介護度が上がらないようにするための制度です。
そのために介護度がつけばその程度に関係なく福祉用具が借りられるということになったはずです。
当初は、普通の杖もレンタルしてくれていました。月100円でした。正直言うと買った方が・・とも思いましたが、買い取りは修理もないし、杖の下のゴムも自分で買って取り替えます。
レンタルですと自分の不注意以外の破損なら交換もあります。点検もあって体に合わせてくれます。いらなくなれば返せます。家に不要の物が少なくなるということです。

ベッドにおいても買い取り品は入らなくなったときの引き取りは有料です。細かい補修もしてくれません。点検もありません。

業者にとっては美味しい仕事といえます。といいますのも、ベッドは月1万円以上の収入になるからです。

業者の方は私の顔を見る度、サービスします。きめ細かい保守をします。などといって新しいレンタル先の紹介をねだってきました。

さて、ある日のことです。もうすぐ100歳になるご婦人が転倒骨折し、3ヶ月ほど入院したがいよいよ退院する。
どうしたらよいか・・。と電話がかかってきました。
まずお宅に伺いましょう。ということで、本人はいませんがお宅に伺いました。すると昭和初期ごろの木造建築でしょうか。古い(ボロイ)家で1階はあられなどを売っているお店でした。奥で製造もしています。どちらかというと小売りというよりは製造卸という商売でした。広い店に原材料の大きな袋が積み上がり埃がつもり、すすが積もり、の中に人一人がやっと歩けるスペースしかありませんでした。
どうぞこちらへと言われましたが、おろし立てのスーツを着ていた日で、こんな日に限って。と心の中で思いました。
奥の部屋は上がりかまちが高くよじ登る感じで部屋に上がり、退院後の病室になる部屋を見せてもらいました。
急な滑りやすい直線階段をあがり2階に案内されました。2階は広い。しかし、この部屋にベッドは、1階の天井が抜けるのじゃないの・・。と思いました。
店は広く2階の支えは壁だけです。1階に戻り見上げても太い梁もなく、柱も細いものが1、2本あるだけ。

ご家族にはっきり言いました。ベッドは2階の床が危険です。車いすは広げて動かせるスペースが1階にはありません。2階では畳が傷つきます。
お風呂は家のお風呂は100歳の足の不自由な人には入れない風呂だと家族はいい、見せてもくれませんでした。家で入浴できないと言われましたので、デイサービスをお勧めしました。
訪問入浴は浴槽を置くスペースが2階しかなく、これもご希望が有れば業者に頼もうかと思いましたが、家族は週1回にデイサービスでよいということになりました。

マットレスだけレンタルして床からなるべく高いところで寝るようにしましょうというと、しばらくしてマットは買ってきました。ということでした。
ポータブルトイレを買っておきましょうかというと、息子さん夫婦は煮え切らず、ああでもないこうでもないといって、結論が出ないまま、退院してきました。
気の強いご婦人で夜間だけ孫の手を借りてトイレに行き(トイレは2階にもついていたのです)、後は張ってでも一人でいっているとのことでした。

この家族は意思がはっきりせず、進めても本人が嫌というとなにも前に進まず。ぐちだけはあり・・。という感じでした。息子さん夫婦と言っても70代ですから。
意思がどこにあるか、よいサービスと思ってもどうやって進めていくのかがいつも問題でした。
しかし介護保険を沢山利用しないのでよい人たちともいえるでしょう。 





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Last updated  2006.10.02 19:52:32
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