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カテゴリ:ケアマネ物語
デイサービスの空きが早く見つかるにはコツも必要です。普段から撒き餌をしておく。この撒き餌は明るく愛想よく、下手に出て、相談員のハートをぎゅっとつかんでおくことです。そして、この辺は変えて欲しいとか、ちょっと苦情めいたことをこちらから言わなければならないときは、けっして相手を責めない。まず責めるところから話す人がいますが、これは逆効果になります。
まず褒めるところから始める。だんだんに本題に持っていきますが、相手を理解する(理解できなくとも、理解するふりをする)怒って話すとか、自分には責任がない、全てあんたが悪い式の苦情電話は、よくありません。 仕事をしていると苦情はきます。どうしても回避できないものです。 回避しようとすると無理が出ます。小さい内に食い止めるためにも辛いですが受け止める。また相手にも受け止めてもらう必要があります。 こうしたところからか、私は意外と早く空きが見つかったり、していました。 しかし、先の例のデイサービス希望は私でも見つけられません。それは希望のハードルが高く、なおかつ早急にということですから。 認知症予防、もしくは進行を食い止めるためのデイサービス、デイケアもあります。そういうところは区内にはなく、区外の施設ですと、送迎がつきません。 息子さんは仕事をしているので家族での送迎はできません。 また素晴らしいサービスメニュー(音楽療法、絵画療法など)を行っているデイサービスは100%自費(介護保険を利用していない)というところもあります。 区外ですと区内住民を優先しますので、介護保険対応でも利用は困難です。 ということで、デイサービスがなかなかはじまりません。 きちんと説明したはずですが、これが苦情となってしまいました。 在宅介護支援事業所を通り越して区の担当に直接の苦情です。 無理なご希望なので、1日延ばしにしていたのがよくないのかもしれません。 私の場合で言えば、始めに無理です。できません。どうしてもと言うことであればケアマネを変えて見てください。新しいケアマネは私よりできる方になるかもしれませんので・・。 丁重に謝ることになります。 そして、そのような希望通りのデイサービスが見つかるまで、一番早く開始できるところに行ってみませんか? とお聞きします。 ニーズが本人のためなのか、息子さんの良いケアをしているという満足のためなのかです。 またこういう認知症予防のためのデイサービス、もしくは訪問リハビリもあってもいいのではと考えるのですが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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