古本屋で100円読書

[最近見た映画] カテゴリの記事

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• 永遠の名画ー王の男

  王の男　韓国映画史上だけでなく、世界の映画史に燦然と輝く作品。なぜ、アカデミー賞はこの映画を最優秀外国語映画賞にしなかったのだろう？　　私は、この映画は、イ・ジュンギよりも脇を固める3人の役者が素晴らしいと思った。特に、男性陣の演技が光る。脚本から言って、この映画では、女優の存在感を示すのは多少無理があったよう…。チョン・ジヒョンクラスだったら、どう演じたのだろう？　わずかな登場シーンでもむちゃくちゃ印象を残したかもしれない。 　私は、この映画は人間の自由を高らかにうたった作品だと思っている。必見の名画。すごすぎる！

  May 5, 2009

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• 永遠の名画ーデイジー

  デイジーチョン・ジヒョンをはじめて見たとき、日本人の感覚では、美人と思えなかった。 でも、この映画でチョン・ジヒョンをはじめて美しいと思った。それに、周囲を圧倒する彼女の演技力。特に声を失ってからの演技に注目。 　 彼女の名演技で、この映画は忘れない余韻を私たちに与えてくれる。彼女の演技が無かったら、ここまで静かな映画に酔うことはできなかったと思う。 現在のアジアＮｏ．１　女優。。。日本の綾瀬はるなが彼女に続きそう。。。。 　 これがヒットしなかったなんて、信じられない。

  May 4, 2009

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• 永遠の名画ーシェルブールの雨傘

  １９６０年代のフランス映画。大女優カトリーヌ・ドヌーブはこのとき、弱冠２１才。彼女の出産後２ヶ月めにとられた作品です。歴史的な名画として、今も人々の心を打っている。現在、日本でリバイバル上映中。 　歌で全てセリフが進行されるため、最初は戸惑う人が多い。でも、いつの間にか、引き込まれていき、最後は、深い余韻に包まれます。これは、忘れられない、ずっと残る名画だと思います。 　もしよろしかったら、ＤＶＤを探してみてください。見て損はしません。。。シェルブールの雨傘

  May 3, 2009

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• 朱豪　（ちゅもん）

  　韓国のドラマって日本みたいに史実に沿っていなければダメとかかたっくるしいことを言わないからいいですよね！　　シュテファン・ツバイクがエラスムスについて「穏やかで平穏な人生を送ったものは書きにくいし面白くない」　　と嘆いていましたが、それでいくと日本の歴史物が面白くないのは日本が穏やかで平和な歴史をだったからでしょう。　なので、けっこう、飛びまくりでド派手にやり放題やってくれる韓国の朱豪が痛快に感じます。ドラマなんだからこれくらいやってくれなくっちゃＷ　　それにしても整形大国韓国のスターたち。　エステシャンがエステ気分で整形してしまうと言う恐ろしい国なだけに障害が残ることも多いとか。ちゅもんでも見ただけでああ、これは整形だと分かる人たちがいます。特に、芸能人はお金があるからちゃんとした病院で整形していて障害がないことを祈りますが、ヤンソルラン役の女性。。。。目と鼻をやっていますね。鼻は急所のあるところなので障害が残っていないだろうか？　と見るたびに心配してしまいます。　整形を繰り返したマイケル・ジャクソンのそっくりさんでいるためにマイケル・ジャクソンと同じ整形手術を受け続けた黒人男性はいろいろな後遺症に耐えていると話していました。そして、執刀医の腕が違うにしろ、マイケル・ジャクソンも同じ苦痛を受けている可能性があると…。　一番簡単で安全なはずの二重まぶたにするのでさえ、術後、タバコの煙がしみて痛いと言う人がいました。　こんなのを聞いてしまうとヤンソルランが出るたびにはらはらしてしまいます。ああ、全然ドラマの趣旨とは違うのですが、妙なところで気になります。もうちょっと安心して見たいのですが。。。。。う～ん。。。。。　

  Feb 5, 2008

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• 妻夫木聡　主演　「どろろ」

  　スチール写真を見てずっと見たいと思っていました。何しろ、普段は童顔＆温厚な妻夫木君が、表情を別人のように変えて百鬼丸になりきっている姿に、確かな演技力を感じて「これは、彼の演技を見るだけでも価値がある」と思ったからです。　子どもたちを連れて行きましたが、いろいろブーブー文句をたれながらも楽しかったようで、「ねぇ～。ぜんぜん顔が違うよね～。役の顔すごかったよね～。別人に見えるよね～」　とかわいい末っ子が言っていました。　いや、柴咲コウの演技もすごかったけど、やはり、妻夫木君は主人公なだけに、っていうか、主人公をやれるだけの実力がありましたね～。これ、世界22カ国からオファーが来ているそうですが、邦画もここまでやるのなら、世界に出しても恥ずかしくありませんね。　それにしてももう一度みたいです。映画そのものより、彼の演技が見たいんです。本当にすごかったです！

  Feb 9, 2007

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• チェンカイコー監督　「プロミス」

  　この映画の予告編を何度か見ていました。　女神テンシェンが美しく舞うように現れ、飢えたみすぼらしい女の子に「この世で一番よい食べ物をあなたにあげましょう。でも、そのかわり真実の愛は得られない。得たと思ってもすぐに失ってしまう。それでもいいですか？」　女の子は泣きながら「はい」と答える…。　戦災孤児。飢えの恐怖にさらされているものにとって、この女神の言葉は魅力的だろうと思います。私のように、実際に飢えを経験したことのない身では批判は不可能。ことの正否を幼い身で理解できるとも思えません。。。。　さて、チェン・カイコー監督は偉大な監督であるばかりでなく、優れた文学者でもあります。彼のイマジネーションは風景の微細なところにまで及び、彼が書いた小説「花の影」はまるで印象派の絵画を見ているようでした。もっとも、心理描写が強引で無理がありすぎましたが、その違和感を蹴散らすほど、印象派的文体はさえにさえていました。　彼が今回の映画も小説にしてしまうのかは分かりません。　　でも、中国と言う広大な世界では、いい意味でも悪い意味でも大胆な描写が光っています。彼らは私たちよりも大胆に人間を殺戮し、残虐さを隠そうともしない。でも、この映画ではその残虐さや大胆さがかえって物語の奥行きを広くしていて不快感を感じさせないようになっています。　さすがは三国志演義が国民の隅々にまでいきわたっていますね。　チェン・カイコー監督も子供のころからこの話に親しみ豪傑な人々の繰り広げる世界にファンタジーと愛を加えた作品を練り上げたのでしょう。　素晴らしい作品でした。感動しました。戦いでさえ、華麗な舞のように舞い、中国文化の粋を集めたような作品です。　それにしても、真実の愛は美しい。愛こそが、社会を回す原動力だといいのにと思います。

  Sep 7, 2006

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• ゲド戦記　＆　イルマーレ

  　私は海に近いところに住んでいます。　なので、イルマーレはなんとなく見たい映画のひとつでした。見た感想は、素敵！　韓国の人ってとってもロマンチストなんだな…。です。　現実の韓国は男尊女卑の国らしいですが、その中でも新しい世代が育っていて、愛を大切にはぐくもうと言う姿勢は日本人以上のものを感じました。それに発想がとてもユニークです。　韓国映画は、どんどん元気になっていくみたいですね。国家が力を入れて育成しようとしているそうですし。。。。がんばれ～と素直に応援したくなる作品でした。　関係ありませんが、私、最近友達ができました。　名前は、ジョナサン。愛称はジョニーです。　きっかけは私がテトラポットに座って波を見ていたら、先客がいて、それがジョナサンでした。　私は、彼を怖がらせたくなかったのであえて近寄りませんでしたが、彼は時々海の波に足もとを打たれながら、じっと哲学者のように海の一点を見つめていました。その威厳ある後姿に心ひかれたのが最初です。次の日も、その次の日もジョナサンは同じところで海を見ていました。時には、私がいるのにもかかわらず、後から遅れて彼がやってきたこともあります。そのとき、私と彼との距離は近かったのですが、こんな近い距離にいる私を受け入れてくれたことで私の喜びは大きなものになりました。　私は、群れの中にいるジョニーに「ウィー！　ウィー！」　と呼びかけました。しばらく海に行かないあいだに荒くなった海をさけて、ジョニーはテトラポットの上にたたなくなったからです。「ジョニー！」　私は、もう友達が分からなくなって大声で叫びました。すると、群れを離れて一羽の鳥が私の頭の上を大きく旋回してくれました。「あっ！ジョニー！　ジョニーでしょう？」　私も大きく手を振りました。すごくうれしかったです。　また、しばらく海を見ていません。今から行ったら、また、ジョニーに会えるかな？　ジョニーはまだ私のことを覚えていてくれるでしょうか？　

  Sep 1, 2006

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• ロズウェル　　　第８，９巻を見ました～。

  　久しぶりに見ました。ロズウェル、第８，９巻。　ミステリーチックに、大きく話しが展開していた第１～２巻からは想像もできないほど、この番組はキスシーンの嵐になっています。　ちょっと待ってよ！！　確か、アメリカは日本より、性的に保守的なんですよね？　学校では、キリスト教に基づいた純潔教育が行われ、今の１０代は親の世代より性的な経験率が低いとか。。。。どうやって調べたのか、ネットでは国際機関の統計を出していたのを見ましたが、日本人が一番性的な経験の相手が多いらしいです。（キリスト教国はお堅いらしいです）　て言うことは日本人て浮気なのね…。　あら～。　　　それに、青少年が見るというので、アメリカではテレビ番組には厳しいチェックが入り、性的な場面と暴力のシーンは抑制されていると聞いていました。　なので、安心してみていたら、　子供たちが帰ってきたというのに、もとは、NHKで放送されていた”良い子の番組”のはずなのに、キスの嵐。。。それもエロチックな感じでこれでもかこれでもかと。。。　えええええ。。。　ちょっとこの番組、だんだんおかしくなってきたのかな？　キスをすることで、イメージが膨らみ、霊感を受けて、地球に降り立った３人のエイリアンの故郷が分かる？　あう～。そういう安易な展開に逃げますか～？　も～。とりあえず、ファーストシリーズは見るけど、終わり方によってはセカンドシリーズは見ないことにしようっと。。。　

  Mar 3, 2005

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• 「死ぬ前にしたい１０のこと」　　「ロズウェル」の３本立て

  　今日は早起きです。　　いつもはぐ～たらしているのに、今日は予定がたくさんあって、それをこなすには、それなりの覚悟がいります。　はい。　覚悟その一　　　早く起きる　覚悟その二　　　お正月で乱れきった家の中を正す。　覚悟その三　　　眼精疲労に耐える　以上でございます。　はい、馬鹿馬鹿しいです。　何のことはない、レンタルビデオを続けて３本見るだけなのですから。。。。でも、死ぬ前にしたい１０のことは、何週間もゲオに通いつめてようやく借りれたものなので、期待しています。　読書のほうは、これから、ページ数が４００～５００ページくらいのものが多くなりそうなので、そんなに頻繁に更新できないと思います。　気分で変動するのですが、ルイス・キャロルより先にファンタジーを書いた人がいるみたいで（ジョージ・マクドナルド）それを読んでみようと思ってます。　ルイス・キャロルの不思議の国のアリスが、駄作なのは（注：独断と偏見でばっさりと切るのが趣旨のHPです。できるだけあいまいな感想は避けて、本音で言うつもりです。意見や、感覚が違ったらゴメンナサイね！）　、あくまでも彼の作品が先駆であって、お手本となる作品がなかったゆえの、混迷があったからだと思っていました。　でも、それに先立つジョージ・マクドナルドの存在。　これは読むっきゃありません。でも、子供の冬休み中は忙しいからなぁ～。感想を書けるのはいつになるやら。第一、それを読む前に読みかけの作品がいくつかあるし。。。。雑用がたくさん。。。　あう～。　ファイト！！　今年も家族第一、少々の周りの人へのお手伝いが第二。そして、第三が読書でがんばります。　

  Jan 4, 2005

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• トロイ…圧倒的な感動！

  　昨日は、病院に行く日だったので、忙しい日でした。他にも子供のアトピーの薬をもらいに行く用事もあったり、けっこう時間に拘束されました。　で、疲れたので外食。　我が家は滅多に外食しない家庭なので（旦那さんが外食が嫌いだったりします）子供たちは大喜び。　ラーメン屋さんのカウンターのイスに立って「ねえ、作るの見てもいい？」と興味津々。ご主人は笑いながら、「いいよ」と見せてくれました。　子供のやることなので、奥さんも、どでかい大鍋から、ネッシーの残骸のようになった物体を見せてくれました。　それを見て目を丸くする子供たち。｢ねえ、それ何？」と尋ねます。｢これはね、ニワトリ。丸々ゆでているんだよ｣　と奥さんはニッコリ。。。。。　が、それを聞いて、子供たちの顔が恐怖でゆがみはじめました……。　次に出る言葉は”怖い”だ！！　私の中で警報が鳴り、ご主人たちの好意に対して、ぶしつけな言葉があってはならないと思い、｢こうやってニワトリを丸ごと煮るから、スープがおいしく出来るのよ」とフォローしました。　それで納得したのか、子供たちの顔から恐怖が引っこみ、代わりに感心したような表情が浮かびました。　食べたのはチャンポン麺の味噌味と広東麺。　でかいおわんに、たっぷり入ったラーメンを見て驚いたものの、子供たちは全部食べるぞ！　と張り切っていました。そして、小さな顔をおわんに突っ込んで、おいしい、おいしいと言って食べる姿は本当に愛らしいものです。　　そこは、野菜も多いし、味もいいしで良心的な店です。　それに、値段が本当に安い！！　他のお店で600円なんていうと、チャーシューが入っているだけなのに、ここのお店ではイカや海老、きくらげ、キャベツにエトセトラ。。。。具だけで10種類は入っています。　でも、ここのお店の第一印象は悪かったのです。　と言うのも、最初この店に入ったとき、ご主人が味をつけ忘れてしまったからです。「まずいなぁ～」、と思いつつ、ほとんど基本のスープだけで食べたのですが、文句はいいませんでした。　でも、黙っててよかったぁ～と思います。最初ぶっきらぼうだった奥さんも、今ではにこやかに出迎えてくれますし。。。。　でかいラーメンのおわんを完食してきた子供たち。｢オレ（小さな子がいうと笑えるｗ）は、お腹こわしても絶対に全部食べると決めたんだ！」と言う言葉どおり、家に帰ってから「お腹をこわしたぁ～」とトイレにこもっておりました。。。。　やれやれ。。。。ｗ■トロイ　久しぶりに映画を見たっ！！と、満たされたような気分です。ハリウッド映画は、”観客が疲れないように2時間前後にまとめる”と聞いていたので、それくらいを予想していたのですが、「トロイ」は163分。　つまり、2時間43分の長さです。　これでつまらなかったら、ほとんど苦行の世界なのですが、これは一瞬たりとも飽きさせませんでした。　ストーリーは、西洋世界が教養の基本とするギリシャ神話に基づいています。が、神話ではありません。あくまでもそこで生きる生身の人間を描いています。シュリーマンが明らかにしたように、トロイ戦争は現実に起こったものだったのですから。　でも、なんと言う作品なのでしょう。。。。この映画にどういうコメントをつければいいのでしょう？　残念ながら、私に言葉はありません。ただ、ただ、驚嘆。目を見開いて、人物の動きや言葉、映像に見入るだけです。　ただし、　この映画は人を選ぶかもしれません。　娯楽だけ、戦闘シーンだけを求めるような人には、この映画は不向きでしょう。でも、文学を好んだり、ドラマを愛する人には、忘れられない映画になると思います。。。。。　これは映画史上に燦然と輝く名作です。（←本気ｗ）

  Dec 11, 2004

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• 「オーロラのかなたに」　＆　｢初恋のきた道｣

  　誰と誰が話していたのか忘れてしまった。　が、オーロラのかなたに、という映画が素晴らしいという話になった。「どんな映画？」と尋ねると、「まあ、見てご覧よ。ビッグフィッシュのような映画だよ」というので見てみたら、以前見た映画だった。　時間と時間が交錯して、30年前の父と、現代に生きる子が無線で話し合う。協力して命を救おうとする父と息子。変わっていく運命。。。。確かにいい映画ですが、感動ならビッグフィッシュのラストの方がもっと感動したかも。でも、夢があっていい映画です。　初恋のきた道　アジアンビューティーとか言う、某シャンプーのコマーシャルに出ているチャン・ツィイー主演の映画。これが彼女の最初の主演作品というのだから、演技力に驚かされる。　映画の中でのセリフは、少ないらしい。　でも、それに気がつかないほど、自然や人物の動きが雄弁に物語を語っていく。　はっきり言って私にとって、チャン・ツィイーは美人ではない。　私は曾祖母や祖母など、マスメディアが発達していない時代に、その地方では美貌で鳴らした女性を先祖に持っているので、美人の水準が少々高めに設定されているらしい。　なので、彼女を、まあ、かわいいかなぁ～くらいにしか思えない。　が、映画の中の彼女は圧倒的に美しい。　普通ハリウッド女優でも、映画より、会見の場など、映画から離れた場所の方が、美しさとスター性を遺憾なく発揮しているように見える。でも、チャン・ツィイーだけは、生身の彼女より映画の中のほうが美しい。　それこそ、生まれながらの女優なのだろう。　セリフの少ない演技ほど難しいと聞いているのに、初出演で、見事に語らず演じる実力派。彼女無しに、この映画の成功は有りえなかったと思う。　そして、感動も。。。　映画の中でこそ輝く女性、チャン・ツィイー。　彼女の演技も、映画自体の語りも素晴らしかった。。。。この映画を見た後、清々しさを感じないではいられなかった。　チャン・ツィイーが売れるのはあたりまえだぁ～。ｗ　

  Dec 7, 2004

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• いっぱい見ました～。　　「ビッグフイッシュ」「東京ゴッドファザーズ」｢ロズウェル(星の恋人たち)｣

  　見ました、見ました。映画の3本立てです。　一つは、パティーさんお勧めの｢ビッグフィッシュ｣　2つ目は、黒鳥白羅さんお勧めの｢東京ゴッドファザーズ｣　3つ目は、るりさんお勧めの（ｗ）｢ロズウェル（星の恋人たち）｣　感想は、よかったですー。■　　ビッグフィッシュは。。。　父親の、度の超えた話の誇張ぶりに、真実を見出せなくなった息子。その不信感は、父に対する埋められないみぞになってしまいます。父の死を前にして、父を理解したいと望む息子。さて、真実はどこに？　これには原作本があるのだとか。ぜひ、読んでみたくなりました。　最後の、父を見送るシーンが素晴らしいです。｢みんなここにいる。一人も欠けていない｣。。。。素敵です。私もこんな風に、善意を貫いて死んで行きたい。あちらの世界で私と会った時に、誰もが｢あなたから、傷つけられたことは一度もないわ」｢あなたには親切にしてもらったわ」　と言ってくれるように。。。。ええ、真面目です。。。。■　東京ゴッドファザーズ　ちょっとドスの効いたアニメーション。家のかわいい息子（＝黒鳥白羅さん）が面白いと言うもんで、ちょっと見てみました。。。もちろん、面白くなかったら、ぶっ殺すと脅してあります。（嘘。その逆で100年長生きさせるぞ！　と脅していた…）　結果は……。家のガキちゃんたちには退屈だったようです。一番上のガキちゃんは、期末テストのために塾で補講中。残念ながら見ていないです。　でも、喜んでくだされ、黒鳥殿。家のだんなさんには｢なかなか楽しめたよ｣と受けておりましたぞー。　まあ～。夫婦は一心同体なのでこれで平均寿命プラス100年の長生きは免れたってことで。。。　私的には、あはは。。。って言う感じ。でも、うまく話を転がしていますね。脚本家、偉いです。ただ、起用するアテレコに、俳優でなく声優を起用していれば、もっと楽しめたと思います。アニメにはもっと軽やかさが出ていないと。。。そうすれば、この作品は私のツボでした。そして、子供たちにも受けたと思います。　アニメに俳優の知名度を利用して、声優でなく俳優を使うのに反対です。俳優がアテレコをやるとそこだけ楽しめません。。。　■　ロズウェル（星の恋人たち）　NHKで、深夜放送していた作品。ソフトな青春サスペンスです。　これは、あんまりハラハラして見ていなくてもいいのが吉。ハラハラする作品ばかり見てたら疲れます。　かつて、NHKで見ていたのですが、一度見たきり、なかなか同じ時間に見ると言うことが出来ませんでした。忘れたり家事があったりで、見れなかったのです。それに途中からでは話も見えなかったし。。。でも、この番組は面白いぞ！　くらいは分かりましたが。。。　宇宙から来たエイリアンの恋人と言うのが、何ともいえずファンタスティック。むふ～。私、こういうの好きですぞ。　しかも愛する彼（＝エイリアン）に、命を助けられたことから、事件に巻き込まれて行くようすは、ナイスな展開。うん、上手い。さすがに、お隣の国と違って脚本が緻密です。お隣さんは、ハチャメチャが売りですが、それでは、飽きがきますがな。。。（←すでに飽きた人）　お隣さん。ハリウッド目指すなら、脚本は緻密でお願いしますねー。シュリを見てたら、出来る気がしますんで。。。。でも、南北分裂の悲劇を抱えているせいか、お隣さんのシリアスものは、重すぎてしんどいんですよねー。もちっと重さをぬいて、緻密に描けたら、それで世界進出ですがなー。　と、なにやら、アメリカにしては重々しい作品を目ざしつつ、やはり、どこか陽気な顔を見せる番組を見ていたら、発想がそちらの方にまで飛んでしまいましたとさ。。。　チャンチャン。

  Nov 11, 2004

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• 「24、セカンドシーズン」　No.1～3

  　ああ～。一週間というのは早いものです。ビデオを明日に、明日に、と先延ばしにしていたら、今日が返却期限です。だのに、まだDVD&ビデオを見ていません。3本借りたから計6時間。大変なことになっています。どうしよう？　なかなか借りれないので欲張りすぎてしまったようです。まーそれも、24じゃ仕方がないかー。　早速見なければ。。。。遅延金がもったいないですから。だって下手したら借りるより高いんですもの。　ああ～。だけど用事があるんだよなー。もう、時間の使い方、めちゃくちゃ下手くそだー。しくしく。。。　24は小説でも読んでいますが、映像化上手いですね。最高です。ハリウッドの底力は恐るべし。利益が技術と人材を呼ぶ最高のパターンですね。　今日は小学校が開校記念日なので、下の子供たちはお休みです。学校って一年の半分は休みなのに、まだ休むんだー。こんなんじゃ～、日本の学力低下も本格的に進みますね～。どうするんだよー。　昨日、大学の教授を目指す中国人女性に言われました。｢今は豊になりましたが、まだ、まだ、中国人がやることは勉強ですよ｣と。　はぁー。10億人が勉強してるんじゃ、遊んでる1億人はかなわないよなぁー。でも、かつて日本人のモーレツぶりに西洋諸国は目を見張ってたわけだけど、今なら全く逆だものね～。　　豊かさって何を生み出すんだろう？　ゆとりと、怠惰？　　中国女性に言われました。｢あなた、何してるんですか？」｢何もしてないの｣と答えたら、｢じゃ、何を悩む必要があるの？　何もないでしょう？」と。。。　そうだ。。。これが世界標準の考え方なんだ。。。私のは贅沢病。きっと恵まれた境遇にいるんだろうな。。。でも、恵まれている＝幸福とは行かないのだけれど。　彼女の年齢を聞いて、びっくりしました。私より年下です。彼女も私の年を聞いてびっくりしました。「ええ～っ！！　若いー」　 ‥‥ ‥‥。要するに私はアホなのかも。小学校でも年下のお母さんに年下だと思われてたしー。。。　順調に年を取ってるんですけどねー。私も。写真を見たら、自分の若い頃の写真を見ても自分だと分からなかったし。ｗ　☆エピソード１｢ねー誰だろ？　これ？」｢きみじゃないかっ！」｢へ？　でも、別人だと思ってたー」…………。自分の顔って忘れるもんですねー。ｗ☆エピソード２　高校の卒業アルバムを知人に見せました。「これが私よ｣｢嘘をついてもダメだよ！　僕はきみの旧姓を知っているんだ！｣　彼は写真の下の旧姓を見てしばし沈黙。「……いや～。全然変わってないねー｣だって。苦しすぎるよー。わはははは。。。　○○ほど、変わりやすいのさ。へん！　でも、だんなさんには○○なのさ。　てきとーに空欄に言葉を当てはめて見ましょう。でも、答えを知っているのは私だけでーす。ｗ

  Nov 1, 2004

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• 韓国ドラマ　”Loving You”　　一日で11話分を視聴

  　”Loving　You”を一日で、11話まで見ました。一日でここまで見ると、さすがに疲れます。しかも見始めた時間が時間なので、いわゆる”徹夜”に近い形になりました。　このドラマは冬ソナに出ていた”パク・ヨンハ”主演の恋愛ドラマです。韓国ドラマはそんなに詳しありませんが、見ていると、ストーリーに起伏があってなかなか面白いです。　　韓国ドラマの印象は、良くも悪くも大雑把。「こんな風にいっつも偶然に会ってばかりいないだろ？」と突っこみたくなるのはご愛嬌。でも、細部にこだわらないストーリー展開は大胆で、こちらの興味をそらしません。まさに、細部にこだわってストーリーを殺す感のある、日本のドラマと大違いです。　あと、昔の少女漫画に出ていたような女の子の敵役と、無私の精神を発揮する男の子もお約束のようです。日本では、女性が社会進出すると同時に、そういうパターンのストーリーは飽きられたと思いますが、まだ、お隣にはこのパターンが残っていました。ｗｗ　まあ、お隣さんの女性の地位や社会進出度は、まだ低いようですし、今後、女性の地位向上によってストーリーがどう変化していくのか、楽しみですよねー。もーこうなったら、バンバン弾けちゃってくださいな。ｗｗ　最近、フジＴＶの月９が、一番のトレンド＆目玉番組だというので第一回を見たのですが、あまりの退屈さに途中で見るのを止めてしまいました。その点、エンターテイメントに徹してくれる韓国ドラマのほうが、興奮度と期待度が高いといえます。　私はこのことをかなり心配しています。文学にも言えることですが、頭でっかちになってしまうと、とたんに芸術だの、リアリズムの追求だのといい始め、もともと芸術や芸能が大衆の娯楽だという基本を外れ始めるからです。　娯楽といっても様々です。エンターテイメントに徹した娯楽もあれば、知性や知識、お笑いに特化した娯楽もあります。要はどの分野であれ、読む人、見る人を楽しませる、という視点をなくして、自己満足や自己顕示欲に走ってはならないということです。　それをすると、芸術一般は退屈極まりないものと化し、大衆の興味を離れて”一人よがり道まっしぐら”となってしまいます。　かつての一部文学もそうだったし、日本映画もそうでした…。そうなると、待ち受けているのは衰退しかありません。　ハリウッドは、無用な芸術論を排しているようですが、世界中で大衆の心をつかみ、泣かせたり笑わせたり心を揺さぶったりなど、成功しているようです。結局、芸術は人の心の琴線に触れられるし、影響を与えられるし、大きな力を持つものですが、それは皮肉なことに、芸術気取りを追求しないことによってもたらされているといえるでしょう。　という訳で、日本映画もドラマも文学も、どうぞ私たちを楽しませてくださいな……。　それにしても、韓国映画って健全だなぁー。日本のように性描写とかありませんものね。日本なんか、子供が見る番組にもそれが出てきたので（土曜PM6時、GUNDAM　SEEDとか、最近では鋼錬にも…）すっごくいやでした。メールで、子供の見る時間帯にそんな内容は止めて欲しいとお願いしましたが、ちゃんと私の声は届いたのかなー？　最近の韓国ドラマ人気の背景には、性描写がないから良いという人がけっこういたりするのです……。そういうの、ない方が純粋にエンタメとして躍動感が出る気がします。　それにしても、私って、主役の男が好きになれないタイプです。冬ソナのときは”ペ・ヨンジュン”より、”パク・ヨンハ”さんのいい人ぶりに好意を持ったのですが、今回も脇役のいい人に好意を持ちました。　どうやら無私の精神を発揮する、誠実な男が好みのようです。ええー。　　　実は……旦那さんがこのタイプでして。。。。それに、ドラマを見ていると男って本当に愛情が深いですよね？　それは、身近にいる男性たちにそういうタイプが多いので、全然絵空事とは思わないのですが、同時に、悪い人も男にはすっごく多い気がします。　男って、愛情深い誠実な人と、そうでないろくでなしが、女よりはっきりと分かれていますね。

  Aug 27, 2004

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