ヒマラヤ街道は物資を運ぶロバやゾッキョが多い。
厳冬期はキャラバンの数も少ないので問題はないが
ハイシーズンは「ドンキー・トラフィック」と呼ばれる
ロバによる渋滞も頻繁に起こるようだ。
実際に長い吊り橋でキャラバンと出くわしたら
僕達人間はせっかくもう少しで渡り終える吊り橋なのに
Uターンして引き返さねばならない。
ロバくん達はバックしないのである。
ロバがいっぱい歩いているということは
当然彼らの落とし物もいっぱいあるのだ。
この写真はロバくんのじゃなくてゾッキョのモノかな。
乾燥させれば貴重な燃料となるので
糞を拾って集めるのを仕事にしている人達もいる。
ディンボチェからナムチェに戻る途中で
この旅で初めて日本人に会った。
12日振りに日本語を話した。
今回僕は何度も、いや何十回もネパール人に間違われた。
「え?日本の方ですか!」といつも驚かれた。
夕方前にナムチェに到着。
カイラスロッジに戻って来た。