難易度の間を繋ぐもの
昨日の記事を読み返して反省。学校の勉強がちょっとくらいできたって受験で通用するわけないよ!というお叱りを頂いてしまいそうな文章でした。申し訳ないです。もちろん存じておりますのでこれからも宜しくお願い致します。という訳で、★R★は、2年生の途中から「ぴぐま」を受講し3年生になったらJr.予習シリーズも揃えました。(本当言うと、「秘伝の算数」なんていうものも持っています。これ、大人が勉強するのに面白いですね)何でこんなことになってしまったかと言うと、★R★が「僕、学校で習ってないことばかり勉強するのは嫌なんだ」という頑固者だからなのです。ある日、その日にやる予定のぴぐまを開いて「ああ、これはまだ学校で習っていないから飛ばさないとね」とさも当然のように言いました。そうやって2桁の割り算も、円も角度も小数も分数も飛ばしてしまいます。なんで?お母さんと一緒にやってみようよ、とすがりつく母ですが「学校で習うほうが面白いよ」と引かない★R★。「僕ね、学校で算数とか、新しいことを教えてもらうとすごく面白いんだ」と言われてはその気持ちを汲んであげたくもあり複雑なところです。1,2年生の時の★R★の担任の先生は、算数がご専門の方でした。例えばこんなことがありました。♪先日の保護者会で担任の先生が仰っていた面白い話「子供が持ち帰ったプリントやテストを見て、あれ?おかしな答えだな、と思ったら子供に説明させて下さい。そして、答えに筋道が立っていたら、それはそれで良しというような場合も低学年のうちにはよくあります」とのこと。例えば、算数のプリント(教科書対応の業者テストですね)と、例を出されて、1対1対応の問題。「えんぴつで書いて答えを出せ」とあります。なるほど、出題者のねらいは、対応するものどうしを線で繋げば過不足が解りますということなんですね。でも、確かに大人でも一読しただけでは線で繋ぐということはわかりづらいような・・・。さらにその下に「足りるか足りないか」という設問があり、先生はそこがあっていれば○にして下さったそうな。あと笑ったのが遊園地の問題。遊園地の乗り物に子供たちが全員乗れるかどうかという設問。問題じたいは簡単なものだが、そばにイラストが描いてある。絵のまん中に泣きそうな顔をした女の子が一人ポツンと立っている。子供たちの中にはその子を指して「この子は、きっとこの乗り物にのるのが怖くて泣いているから<全員>は乗れない」・・・お母さん達爆笑。確かにこの子は乗らないような気がする。また絵の中にはもうすでに乗り物に乗っている子供も描いてある。子供達曰く「もう乗っている子はずるいと思うがどうするのか」・・・なるほど、確かに(笑)。ここまで来るととんち話のようですが(笑)、なるほどこれが子供っていうものなのかもしれませんね。低学年のプリントやテストは点数ばかりを見ていてはいけないということなんですね。(と言っても点数は大事なんですけどね)♪(04/9/24の記事より)そんな考えで子供と接してくださる方だったので、算数の時間は面白くて仕方なかった★R★です。(ちなみに3年生の担任の先生も算数の先生。今もって同じように授業を楽しんでいる様子です。)授業が楽しいならそれでよし!と腹をくくりました。さて、では家庭学習をどうしましょう?と、今学校でやっている分野をもう少し深く掘り下げていける問題集を、と探して出会ったのが予習シリーズだったのです。なるほど、家庭学習で利用するにはわかりやすくまとまっている問題集なんだと改めて実感。以降、★R★の家庭学習はあくまでも学校の進行を基準にして、予習シリーズとぴぐまで該当単元に取り組むという形になってきたのでした。前置きがすっかり長くなりました。その予習シリーズを使用していて最近思うことなんですが、例えば例題~基本問題~練習問題のこの「~」の部分をどう繋いでいくかがとても問題なんですね。階段で言えば、この1段が結構高い一段で、見かけは一段分の上がりなんですが実は何段もの陰段を隠しているわけですよね。で、どうやらこの予習シリーズと例えば月例テストの間にもものすごーくたくさんの階段が隠れているらしいということが、ようやく分りかけてきたこの頃です。すいません、相変わらず暢気で。だって、せっかく取り寄せた月例テストの過去問題集がぜんぜんできないんですもの!この間を埋めるいい勉強方法がありましたら、ぜひご教授下さい、お願いします。