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私:「少林寺」の公式ホームページ(HP)によると国旗掲揚式は8月27日に開催し、当日は地元の共産党幹部や市当局者も参加した。
「少林寺」1500年の歴史の中で国旗を掲揚したのは初めてといい、ネット上では「仏門にふさわしくない」「党支部ができるのか?」といった戸惑いの声も上がった。
国旗掲揚の背景には、今年2月に施行された「改正宗教事務条例」があるとみられていて、中国の習近平指導部は、宗教活動が共産党の統治の正統性を脅かし、国家の安全に脅威を与えかねないとして、規制を強化。
条例では新たに、宗教団体や信徒に「社会主義核心価値観の実践」と法律の順守を求める内容が盛り込まれた。
A氏:条例を受け、政府公認の宗教団体の連合組織は「国旗法」に基づき、宗教活動の場に国旗を掲げることを決定。
政府の公認を受けている「少林寺」は今回の国旗掲揚について、HPで「宗教界の国家意識と公民意識を強め、中国の特色ある社会主義社会の実現に向けての積極的な行動だ」と意義をアピール。
また、中国には政府非公認のキリスト教の教会が各地に多くあり、家で礼拝をすることが多いため「家庭教会」と呼ばれるが、条例では法律で認められた宗教団体以外の活動を認めないと明記され、閉鎖が相次いでいる。
私:米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、2月以降、河南省では当局による十字架の強制撤去や教会の破壊が相次ぎ、9月初めには北京最大の「家庭教会」も当局の取り締まりを受けた。
政府の宗教政策に対し、キリスト教の牧師ら29人が1日、実名で政府を批判する声明をネット上で発表する異例の行動をとり、声明文では、2月以降、信仰の自由が侵されていると批判し、「こんな乱暴な行為は(1966~76年の)文化大革命の終結以降、なかったことだ」と指摘。
マルクスのいう「宗教は民衆のアヘン」という考えと違うようだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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