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カテゴリ:IT
米国Forrester Researchは先ごろ、ERP大手であるドイツのSAPと、米国Oracleのアプリケーション戦略について包括的に比較分析したリポートを発表した。 この記事では、理由があまり明確ではない。 OracleのAP系インフラの基本的戦略は「Outside Inのアプリケーション」だ。Outside Inとは、企業を取り巻くさまざまなステーク・ホルダーとの関係を考えていくという発想であり、これを実現するための技術面での基盤が、SOA(サービス指向アーキテクチャ)などによる疎結合のアーキテクチャとなる。 密結合のシステムを社外に広げる際には、社外のステーク・ホルダーに対して自社システムとインタフェースをとることを求めざるをえなくなるが、これはかなり難しいというのが実情だ。例えば、Excelを使って予算を組み、Excelのまま運用しているステーク・ホルダーに対して、「自社はERPでやっているので、Excelなんて非効率なことはやめてERPの画面を使ってください」と言っても反発を受ける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 18, 2008 11:37:31 AM
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