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相模湖の風

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2020.09.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
目覚めた時から優しい雨が降っている。一気に秋めいたような気分だが、まだ油断はできない。こんな日は心が落ち着いて穏やかに物事を考えることができる(ような気がする)。こんな心境になるのは年相応ということなんだろうか。いつもは歳をとることに悲観的で愚痴っぽくなりがちな私だが、歳をとるということは誰もが免れない現実であると考えれば少しは気分が軽くなる。この2、3年の間に複数の知人が亡くなったり、あるいは病後に介護が必要になった人も出てきている。40年来付き合いのあるドクターが「友達がみんな爺さんになっちまった」と笑っていたが、まったくその通りである。40歳の時、高齢者医療と介護の情報提供をする仕事をはじめ、58歳で事務所を閉じ、翌年田舎暮らしをはじめて14年目になる。今もお付き合いのある人は、ほとんどその頃の仕事仲間で、多くの人は定年退職したが、病院経営者や施設運営者は今も現役で働いている。
 30年以上も前だったから高齢者関連の仕事をしていた人にとって、それは自分の親のことと考えていた人も多かったに違いないが、今となっては自分自身のことである。今も現場で働いている人たちは、入院や入所をしている利用者と自分を重ね合わせてみているのだろうか。訊いてみたい気もするが、あまりにもリアルすぎて怖い。ジタバタしても仕方がないと開き直ってはみても、このコロナ禍の真っただ中ではうまく気分転換もできない。
 年上の知人(78歳)からの便りには、毎日職場と自宅との往復だけで、出かけることも人と会うことも、会食もできない日が続き、このままの状態が続くと鬱状態に陥りそうだ。何よりも自分には残された時間があまりないので、一日でも早いコロナの収束を願っていると書いてあった。自分に残された時間という文言にドキッとした。人の死は神のみぞ知るというが、自分に残された時間ということについて改めて考えてみよう。





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Last updated  2020.09.12 13:47:48



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