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相模湖の風

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2020.11.11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
先週のブログのタイトルが “華やぎ” 、今週は “薄れる” って、我ながら支離滅裂状態になっている。
私より4歳年下の仲良しの精神科のドクターに近況報告をしたら、「持病あり高齢者友達ですね」と返事があって笑ってしまった。今年の初めまでは周りの同世代の人に、「憎らしいほど元気だね」と言われていたが、皆さんの望み通り高血圧と変形性膝関節症になり、立派に高齢者の仲間入りを果たした。物忘れも人並みに進み、特に人の名前や物の名称が出てこない。頭を使う仕事をしている訳でもなく、普通に暮らしていくには何の問題もない。たいていのことはアレアレ・コレコレソレソレで片付いてしまう。
 田舎暮らしをはじめて14年目を迎え、4年前から週に1回都内での仕事を始めたが、それも今年の2月からのコロナウイルスの感染拡大により休止。今は相模湖に籠った状態でジャム作りだけをしている。まったく、世の中がこんなことになるなんて誰が想像できただろう。それでもつつがなく日々を暮らしていけることが有難い。
 穏やかな暮らしはいいが、メリハリのない日々が続くと心が動かなくなってくるような気配がしてくる。以前と比べると物事に対する興味や関心が薄れてきたことは自分でもわかっている。本を読んでいて、若い頃なら感動して涙ぐむような場面でも、胸に迫ってくるようなこともなく、淡々と読みすぎる。新しいことを始めるのも億劫になり、人に会うのも面倒だと思こともある。他人に対する関心は自分でも驚くほど薄くなってきている。以前に知人に紹介された人の名前どころか顔や職業、その時に交わした話題さえも思い出せず、相槌を打つのさえしどろもどろになることもある。物忘れだけでなく、関心が薄くなるのも老化現象のひとつだとは思うが、これをどのように受容できるのかが、これから先を機嫌よく生きていけるかどうかの分かれ道になるのだろう。





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Last updated  2020.11.11 15:11:06



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