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みかんの木を育てる-四季の変化

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2009年08月18日
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クマゼミがさかんに鳴いています

8月15日、南関東にも夏の強い日差しが照りつけるようになってます。
ようやく夏らしくなったのは、この数日のこと。既に立秋を過ぎています。
みかん畑でも、セミの鳴き声が一段と大きくなったように感じます。

みかんの木を見ていると、
所々の葉に、セミの抜け殻がついているのに気がつきます。

029
                               (8月15日)
地面には1センチ位の穴が、あちこちにあいています。
きっと、その穴はセミが這い出した穴で、
そこからこの葉先まで、のぼってきたのでしょう。

クマゼミは、普通は高い木の上の方で鳴いています。
近くにその姿を見る機会は、なかなかないはずなのですが、
みかんの木は高くても2.5メートル、その枝先で鳴いています。

014
                            (8月15日)
普通は用心深いはずのクマゼミなんですが。
ここみかん畑では、人が近くにいてもなんのそのです。
ほんの1.5メートルくらい、手の届きそうなところで鳴きだします。
「シャー、シャー・・・」、ひときわ大きな声で鳴いています。
もちろん、ミンミンゼミも、アブラゼミも同様に大きな声で鳴いています。
今が、セミの合唱の最盛時です。

草刈り作業をしていたのですが、
突然、「バタバタ」「ガサガサ」と草むらで音がします。
びっくりして何がいるか、恐る恐る草をかき分けてみると、

012
                                (8月15日)
正体は、なんとクマゼミでした。
セミは一週間くらいの命と聞きます。
きっと一生の仕事を終えようとしているところでしょう。

ようやく夏らしくなった最近の暑さですが、
はやくも、朝晩にはすずしい秋風も感じだしています。
時々、トンボも見かけ、
秋を告げるツクツクボウシも鳴くようになっています。

クマゼミが、必死に大きな声をあげるのも分かるような気がします。
今、ようやく暑さが盛りになったとおもったら、秋風が近づいているためでもありましょう。
おそらく、みかん畑の地中で育ち、みかんの木の枝で羽化していることから、
この低いみかんの木の枝先で鳴いているのかと思います。






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Last updated  2009年08月18日 05時47分20秒
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