梅の収穫が終了しました
6月18日は、途中から雨が降り出しましたが、予定した作業はできました。
今回で、今年の梅の収穫がすべて終わりました。
最後は、南高の小木からでした。
樹上で成熟が始まりだしているようで、桃の様にきれいに色づくものもでてきます。
全体として、実は大きく、やはり南高梅は優れものです。
この小木の収穫ですが、去年13キロの収穫でしたが、
今年は16.5キロでした。
この結果、今年(2014年)の梅の全体としては、22キロの収穫でした。
この数年の、梅の収穫量を調べてみると、
2009年は、23キロでした。
2010年は、8キロ(3月30日に凍霜が発生し、小田原方面に被害が出た)
2011年は、30キロ。
2012年は、32キロ。
昨年、2013年は、55キロもの収穫がありました。
こうしてみると、 去年が出来があまりにもでき過ぎだったんですね。
その反動か、今年は半分以下に減りました。
梅に関しては、表年と裏年ということは関係ないようです。
まぁ、これが自然を相手とした場合の、自然の生産力です。
さて、今回収穫した梅ですが、
これまでは、青梅で梅酒につけてきましたが、
今回の梅については、追熟させるようにして、梅干づくりです。
当方が目指すのは、赤ジソを加えて、しっとりした梅干です。
以前に小田原の梅干専門店で聞いたところによると、
「3年物くらいが、味と食感ともによくなる」とのことです。
この梅を乾かして数日置くと、追熟してきます。
もう黄色く熟した梅もあって、大変良い香りが出てきているものもあります。
梅干づくりに必要な材料というのは、せいぜい塩くらいですから、
それだけでこの健康食品が出来るんですから、
昔の人たちの知恵というのは、たいしたものですね。
こういうことこそ引継ぐに値すると、最近ですが思っています。
要するに歳を取ったということでしょうか。