富士山とカミキリムシ対策の塗布
7月16日、まだニュースは聞けてないんですが、
ついに関東も、梅雨明けをしたんじゃないでしょうか。
7月15日(土)、東京・多摩での朝市を終えて、小田原に移動しました。
知人が6月3日に亡くなって、その「49日」の法要が予定されていたんですね。
その移動の途中、小田原厚木道路の平塚インターからですが、富士山が見えました。
梅雨の時期というのは、たいがい雲がかかってますから、富士山は見れてなかったんです。
だから、久かたぶりの富士山の姿です。
この7月15日の土曜日は、まだ曇りがちだったんですが。
一夜明けた本日、7月16日(日)の小田原は、朝から快晴です。
それで、当方は、勝手に「小田原の梅雨明け」を宣言しちゃいました。
法事は、午前10時半からでしたから、その前に一仕事です。
カミキリムシ対策で、みかんの木の基幹に、防虫剤の塗布をしたんです。
この空の色を見てください、
「梅雨明け宣言」をした訳が分かるでしょう。
4日前に、援農に来てくれた人たちが、草刈りをしてくれたんです。
しかし、その時は、時々雨がパラつく梅雨空だったんで、塗布は出来なかったんです。
「時はまさに今、この晴れ間の下でこそ」ということで、
『ガット』という防虫剤なんですが、それを塗布したわけです。
この作業は正解だったんですよ。
今回の草取り・塗布をしているなかで、ゴマダラカミキリムシを2匹見つけました。
炎天下の作業ですから、内心では「この暑さののもとでの作業は堪忍してよ」ということなんですが。
カミキリムシと出会うと、「やっぱり、やってよかった」と、気持ちが変わるんですね。
ドンピシャリ、みかんの木を枯らしに来たカミキリムシと出会うなんてことは、
この広いみかん畑のなかでは、出会うタイミングは、ごくまれのはずなんですよ。
それが、こうして本日は2匹、今季に出逢えた合計では11匹となりますから。
私などが畑にいない間に、どれだけ沢山が動き回っているか。
草刈りに追われて手立てがとれずに来た数年の間なんですが、
その間に、みかんの成木の林が消滅させられてしまったわけが、十分に分かります。
本当は「49日」で殺生は禁物なんですが、
このみかん畑のカミキリムシ退治だけは、断固として実施するということです。