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みかんの木を育てる-四季の変化

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はなたちばな3385

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2023年11月25日
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カテゴリ:生き方

​みかんと学習、わが人生​

よわい73年となって、空気のように親しんできた知人が、あの世に召されます。
まぁ、自分もいつその番がめぐってきても、おかしくない今日この頃ということです。

今朝も、小田原で採り搬送してきたみかんですが、
東京・多摩市の永山団地の朝市で販売してきました。



私なりに思うのに、この赤く成熟したみかんは絶品の味なんです。
とくに早生みかんは、この左側の小粒が宮川早生なんですが、
完熟すると、お互いどおしの重圧もあって、痛みも出やすくなるんです。

​だから、完熟の早生みかんを流通させるのは難物なんです。
1個が痛むと、たちどころにそのまわりに痛みが広がってしまいますから。
ところが、その完熟した早生みかんこそが、みかんとして美味しいわけです。

そこに、私などの「ならでわの、みかん業」が、成り立っているわけです。
強気なんですよ、ここでしか味わえないみかんの味を、
しかも、低価格で提供しているわけですから。


人間、齢73。いつ墓場に入ってもおかしくはなし。
しかしそれでは、いったいなんのために生きてきたのか?

小田原のみかん農家のポリシーを紹介する、これは素晴らしいことですよ。
ただ、それだけでは、ひろい太平洋に、天然の自然水を撒いているようなものです。
私などには、これだけでは、決定的に不十分だと思っているんです。

ある先人は、『備忘録』として、日本の農家の一人として、みずからの農業政策にたずさわってきた歩みをまとめました。​

またある知人は、宮本顕治氏の秘書として、近くで体験した宮本顕治像を、みずからの100年史としてまとめました。

これは、今を生きている人間として、少しでもより良い社会を実現のために、
みずからの経験を、役立ててほしいとする、その精神だと思っています。



そうなれば、ですよ。
私も、人生を総括すべき団塊にあるひとりとして、
小田原のみかん農家のポリシーを提供するけれど、はたしてそれだけでよいのか。
この問いかけが、どこからともなく起きてくるわけです。

もう、いいんですよ。明日、あの世に行ったとしても。

しかしそうなれば、私の感じた人生のすばらしさを、少しでも残し刻んでおきたくなるじゃないですか。

それで、『歴史のなかの弁証法』ということについて、
ヘーゲルの『歴史哲学』序論について、
私なりに理解したことをまとめてみることにしました。




これは、50ページ弱の冊子で、350円ですが。
この12月16日には、手元に納品されることになっています。

科学的社会主義の思想をつくりだしたマルクスですが、
その基本は、唯物弁証法と唯物論的歴史観、それと経済学を刷新したことです。
ようするに、基本方法と、歴史的な発展観、今の資本主義社会の原理を解明しました。


しかしですよ、今それがまともに、真剣に、あつかわれているかというと、
わたしは首をひねっています。
というのも、その思想は、ある面では、常識的なこととされていますが、また他方では、日々、解明が求められる新たな現象が展開しているからです。
さらに、以前は社会主義の元祖として、世界に信頼されてきたロシアや中国ですが、
今日、隣国を侵略し、国内では人権抑圧する事態が、公然と展開されているんですから。
この事実を知れば、首をひねるのも当然じゃないですか。

そうであればこそ、社会主義への信頼と、現実の幻滅の事態。
そもそも人類にとって、社会主義というものの理想は、どこにあったのか。
それとは裏腹な面汚しの連中によって、それは捨て去ってよいものか。
日本は、それにより悪しき現状を合理化する体制の報道で覆われているわけですが、
はたして、そうした流布がされるままでよいのか、どうやってこれを乗り越えるのか。
そこに、今を生きる者として、しっかりした英知が求められていると思っています。

だから、私などの『歴史のなかの弁証法』ですが、どんなにつたなくても、この一石を投げかける必要があると思っています。







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Last updated  2023年11月25日 18時56分46秒
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