希望ある東京都政をひらこう
第4回鹿島のつどいを開きました
東京・八王子市鹿島で、5月25日に4回目となる「くらしと政治 鹿島のつどい」を開きました。
東京都知事選挙が、6月20日告示-7月7日投票と、1か月後に近づいています。
5月25日のニュースでは、小池都知事が都知事選挙へ出馬するとの報道されてます。
このつどいでは、希望ある都政をひらくために、今私たちの鹿島地域で何が必要か、など。
都民が求める政策とはなにか、候補者の選考はどうなっているのか。
互いのもっている情況や認識について、ざっくばらんに交歓し合いました。
つどいには、八王子市議会の日本共産党・望月しょうへい市議も参加してくれて、
5月23日に発表された都知事選挙へのアピールと、その具体的提案を紹介してくれました。
東京都知事選挙について
もちろん、私たちでは、都知事候補者の選考状況などは分かる由がありません。
しかし、都知事の候補者が決まるまで、そのままただ待っているだけでなく、今、この時点で何が出来るかなど、話しあいました。
この中で、東京の共産党都委員会が5月23日に発表したアピール
「自民党政治に審判を下し、みんなの希望がかなう東京へ、力を合わせましょう!」を紹介。
その中心点を望月市議が紹介しました。
東京都の一般会計予算は8兆4530億円ですが、
共産党として提案は、その無駄づかいをけずって、全体の3.8%を組み替えるだけでも、都民の求める要求のどれだけのことが出来るのか。その中心点を話してくれました。
ここには121項目が提案されているが、
その中から、いくつかを紹介しました。
「都政への要求」のいくつか
その要求の幾つかをあげると、
〇シルバーパスの無料化、モノレールへその適用-これは153億円で出来る。
〇通学定期券の半額補助-21億円。
〇学校給食の無料化-239億円。
〇75歳以上の低所得者の医療費の完全無料化-162億円。
〇18歳までの医療費の完全無料化-21億円。
〇子どもの国保税(「均等割り」)を無料に-66億円。
などなど、
121項目が提案されていて、これが予算の組み換え提案で3224億円でできること。
これらの提案について討議しました。
「都政を変えれば、豊かな未来が」
望月市議は、その実感をもって語ってました。
「東京都は、スウェーデンの国家予算並みのゆたかな財政(8兆4530億円)をもっていて、
その無駄な一部を削るだけで、都民の要求は実現できる」と、力強く語ってくれました。
その削減対象の主な項目は、
〇経済界の要望する都市開発(200億円もの分譲室販売)-328億円。
〇都民の反対する都市計画道路や外環道-1013億円。
〇都庁のテレ画面-26億円。
など69項目の削減で2053億円。その差額の1170億円は、ためこんでいる財政調整基金と国の補助制度で手当てできる。
「ようするに、その気にさえなれば、東京は都民が希望の持てる都政に転換できるし、その資力がある」、この選択が、1か月後の都知事選挙で問われていると語っていました。
「お互いを知り、質疑・懇談しあうことが大事だ」と。
参加者のそれぞれは、お互い状況を知り合うことが大事だということ。
「八王子の都議補欠選挙の準備は、どうなっているのか?」
「八王子市段階では都知事選をすすめる野党共闘はどうなっているのか?」
「これからの八王子市議会の予定はどうなっているのか?」
「八王子市での学校給食無償化、体育館へのクーラーの設置は、その具体化はどうなっているのか?」
などなど。
さまざまな質問や意見等が交歓されました。
次回の鹿島のつどいは、
6月22日(土)、午後1時半に開催予定しています。