やっぱり山と花が好き

「ご冥福を祈ります」母の見舞いの病院から実家へ戻ってきたら「日野原重明さん死去」と言うニュースが流れていた。１００歳でも元気に現役医師だった素晴らしい方であった。同時に私も含めて高齢者と思われる人たちがどれだけ元気付けられたかと尊敬した。県立生きがい大学で講演を聴いたことがあり、また日野原先生の生き方を市民大学の課題研究に取り入れたことを昨日のように思いだした。ありがとうございました。
私は母の見舞いに出かける前後は大海を眺めたり、花の写真を撮ったり気晴らししながらドライブする。楽しい事は事実だが、寂しさの裏返しでもある。今日はなぜか一人になりたくて、観光客のいない海岸沿いを走って海を眺めてから母のいる病院へ向かった。東シナ海へ向かってただただ黙っているだけなのに、涙がこみ上げてくる。母の手術後の病院、デイケア、施設生活と約１４年、色んな事がありこみ上げてくることも数え切れない。自分で選択した自分の最良の生き方と思っているが、時々何かに押しつぶされるように苦しく感じることがある。多分年齢からくる気弱さなんだろうね。
「強いネ」と言われると弱いところを見せられない。益々「強い」を演出してしまう／(-_-)＼ コマッタァ・・・ 。弱いところを見せたって誰も助けてくれないよネ。頑張るしかない(^∇^)アハハハハ!
今日の母はとても体調が良さそうだった。すぐに笑顔で反応してくれた。ヨカッタヨカッタ！言葉は出せないが、聞えていると理解して一方的に喋りまくっている私である。だいぶ表情が落ち着いて来た。まだまだ生きることに未練があるのかな？まだまだこの世に未練があるのかな？あれもやりたいこれもやりたいと思っているのかな？多分強い精神力に感動だネ。私には強さを感じた。ガンバレガンバレ・・・。