????
今日、お伺いさせていただいたお客様宅のピアノ。私が愛するベーゼンドルファー。残念なことに、ここしばらく、ちゃんとベーゼンドルファーについて学んだことがない方が触っていました。硬化剤、軟化剤を多用。弦当たりはばらばら。調律は、基音をもとに調律することがない、倍音、ユニゾンをずらしてする(特定な人たちが信奉されている)調律。あるレベルの方達には、よさそうに聴こえるそうですが、演奏会等でこんな調律をすると遠鳴りはせず、ピアノの近くでもやもやとした音色に聞こえる。ベーゼンがベーゼンの音でなくなっていたように感じた。「今までは残念でした!」とお客さまの一言がすべてを語っていた。そういえば・・仕事でお伺いした遠方で触ったベーゼンもこんな状態であった。時間がなく満足いくまで直せなかった、いまどんな状態なのだろうか?気になっている私がいます・・反省・・