|
カテゴリ:イベント
前回の「琵琶湖博物館編」からの続き
博物館を出た後、ちょこっとだけ道の駅に寄り(グリーンプラザからすま)、今回のメイン滞在地「沖島」へ向かう。 沖島は4つほどある琵琶湖の離島のうちの1つで、堀切港という港から渡船で行くことができる。 淡水なのに離島があったり、港があったりととても不思議な感覚。 船からは地元民の他に、釣り人も何人か降りてきた。島への所要時間は10分ほどで、片道500円。入口横の券売機でチケットを購入し、乗船中に回収される。 程なくして沖島へ到着。 沖島は人が住んで結構長いらしく(少なくとも100年前以上から)、民家はたくさんあるし、お寺や神社、小学校もある。漁業がかなり盛んな島だ。 何故か乗り場にある鐘をとりあえず鳴らす。 うーん、風流(笑) 迎えに来ていただいた宿の方にご挨拶をし、宿へ向かう。 ここが宿泊場所の「民宿 湖心(ココ)」(別に掛けてない…) 宿は二階建てで、一階が居室で二階が寝室。 玄関には地元のものと思われる色々な道具が置かれている。居室にも様々なパンフレットや、書籍が置いてある(離島のマンガ?なんてのもあった)。 写真の玄関右の方にマスクとシュノーケルも置いてあったんだけど。…潜れるのかな(笑) ひとまず荷物を置いて、夕食まで自由行動。 湖沿いをとりあえず歩いていく。 風もなく、天気はまあまあ。 空も水もとても綺麗で、どこまでも音が響いていきそうな静けさ。 たまに通る三輪車のおばちゃんたちに挨拶をしながら、ただ歩く。 水のまた綺麗なこと。 これなら潜れそうな気がする。今は寒いけど…。 哀愁漂うアオサギ。 カワウやキンクロハジロ、オオバンなど、水鳥はとにかくたくさんいる。食べ物もたくさんあるからなんだろうな。 ノスタルジックな風景が続く。 別にこういう田舎に住んでいたわけではないけど、どこか懐かしい。 ここの路地の先の左側に宿がある。 漁港も人はおらず、静まり返っている。 漁港なのに、あの鼻にくる漁網の匂いは一切しない。当然、網にはフジツボもつかないし岸壁には牡蠣殻もイガイもない。まるで異空間。 漁具をしまう倉庫がたくさん並んでいて、倉庫の外まで色々な道具が置かれている。エリ(すだてみたいなやつ)に使う網や小糸網、アユの沖掬い漁の金枠…etc. 道端に放置されていたり、畑のネットやよしずなどに再利用されていたりするのは、時代の流れで漁具の材質が変わり使われなくなったものが多いらしい。 船のアンカーやたつべ(エビなどを捕る籠状の仕掛け)はどうしてもかさばってしまうから場所をとるのだそうだ。写真はエビ(主にスジエビ)用のえびたつべと呼ばれるもの。 道端や民家の軒先によく置いてあるビニールを被せた樽はみんなこの中で鮒寿司を作っているらしい。つまり、この辺りではこうして家で鮒寿司を作るのがごく普通の光景だということだ。 歩きながら色々見ているととにかくたくさん見慣れないものがあって楽しい。 漁業関連の解説もいただいたのでとても勉強になった。 またまたとても長くなってしまったので、とりあえず散歩編とした。 「いつになったら魚食うんだ」→次回「沖島魚食編」にて… つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020/02/20 09:02:52 PM
コメント(0) | コメントを書く
[イベント] カテゴリの最新記事
|