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カテゴリ:魚採り
潜り初めからそう経たない4/7に再び赴いたホームの海岸。前回あのニシキベラ属sp.に負けたのが悔しくリベンジマッチ。 と、洒落込もうと意気込んで海岸に向かっているバスの中で気付いてしまった。 「あれ、もしかして貴重品入れ忘れた…?」 やってしまった。忘れても海で活動できないわけではないが、根の周りなどやや水深のある場所で潜ったりすることができなくなる。 というのも、陸に貴重品を置いておくのは怖いしかといって持参した大量のジップロックでは防御力などたかが知れている。 過去に二回も海水の浸水でスマホを亡き者にしてしまったアホな自分はそれからというもの貴重品入れの中でジップロックをさらに二重にするようにしていた。 ひとまずウエットに着替えて5重のジップロックで試してみる。何回か潜水してみて、案の定最初の壁が簡単に突破されてしまった。もうこれ以上は怖いので岸近くの浅い場所ででできるだけ潜らないようにするしかなかった。 前回より透明度は良くて、波に靡くヒジキの草(藻)原が目に眩しい。 ただ魚はやはり少なく、岩の隙間などをくまなく探して回る。 キヌバリが固まって群れているところを発見し、いくらか採集して腰カップに入れる。まあこんな日はキヌバリでも撮影して和むか。と、カゴカキダイも加えつつ岸に戻る。 今日はこんなもんかなーと岩に腰をおろしたその時。カポッと軽い音がして、腰カップが岩に当たったかな?と見てみると蓋が開いていてもぬけの殻になっていた。 こんな日もある…なんてフォローの余地もなくなってしまった。仕方なくフィンを履かずにその辺でこぼしてしまったであろうカゴカキダイを回収する。キヌバリは少ししかいなかった。どこで落としたんだよ…。 カゴカキダイの幼魚。 今回はもうこれが主役。まあ人気もあるしいい魚ではある。カーリー退治に一役買うと評判はあるものの、効果はなんだか微妙な気がする。 綺麗で可愛く飼いやすい。おまけに食べても美味しい魚なんて、そうそういないんだから。胸を張って「カゴカキダイ採ったぞ!」と言おう。 キヌバリ。 採る時にエラのところがびらびらしていて怪我でもしてるのかと思ったらなんと寄生虫が付いていた。 聞くところによると割とよくいるらしい。見た目等脚類なので、エラモグリの類いだろうか。しばらく頭を出してこんにちはしていたのだが、バケツに入れていたら完全にエラに潜ってしまった。うっすら透けて見えている。 クモハゼ。 普通種かつものすごく浅い場所にいるので普段あまり気にかけない魚。立派な大きさのがいたのでたまにはと採ってみた。手の上で身を翻したときスッと見えるスカイブルーの斑点が綺麗。こうして見るとカッコいいな。 あのベラがいつまで生き残っているかはより可能性が低くなってしまった。次はいつ行けるか…。 次は忘れ物しません!!(笑) 【採集】 キヌバリ(2)、カゴカキダイ(6)、クモハゼ 【持ち帰り】 なし 【見たもの・気になったもの】 緑の粒々した海藻、ヒジキ、ニシキベラ、カミナリベラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/04/22 11:08:44 PM
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