今日から12月。2016年最後の月、お酒もおいしく「必要な月」ですね。
依田酒店は山梨にあります。したがって遠いから買いに行けないので送ってというお客様も多くいてくださいます。本当にいつもありがとうございます。そんな時、依田酒店からお客様のところへは宅配業者様のお力を借りることになります。今日はそんな大事なお仕事を担ってくださっている宅配業者様のご紹介です。
以前の業者様はよく破損をしてくださいまして良いお客様(買い取ってくれる)だったのですが(笑)、やはりお客様に到着が遅れたり飲食店様ですと品切れとなったりしご迷惑がかかることがありました。もちろん無理に破損させているわけではありませんが月に何回かはあったため担当者と改善策を練っていた2012年2月の大雪の時、本社から2倍以上の大幅な値上げを言い渡され(全国で泣いた小売店が続出した事件)「それでダメならいつでも取引を止めてください(担当者の言葉そのまま・怒)」を機に現在の業者様になったという経緯があります。A社を一社独占で契約したのと同時で「零細切りだ」「殿様商売だ」などいろんな声が上がった時でした。思い出すとかなり恐ろしい通達で、大雪で仕事が10日もまったくできなかったことと重なり本当に辛い事件でした。業者を換えた今ではかえって破損が激減したりで良い結果になっています。
山梨からの首都圏はじめ県外への物流はお世辞にも良いとは言えないのが現状です。県外からは発注当日商品に届くのに、逆の、山梨から東京へは当日届かせることができません(朝8時までに遠くの集荷場へ持ち込まねばなりませんのでほとんど無理)。これでは首都圏の酒販店のサービスに肩を並べることは到底無理です。二年ほどずっとこの物流の悪さを改善するためにいろんな業者様と打ち合わせをしてきました。いろんな可能性は見えているのですが、すぐに実行できるサービスや規模はありません。すべて新しく作り出して行かねばならない為時間が必要です。数年後、発注当日到着が実現することを目標に考え、今日も無事到着の祈りを込めて、お酒たちを箱詰めします。
さてさて、そんなお酒たちを丁寧に運んでくださる宅配業者様のスタッフ様です。
力仕事ですが若い女性もいるんです。時々ひとりで来てくれる時も。私たちはいつも心を込めて「ありがとう!うちが仕事をできているのは皆さんのおかげですよ」と伝えています。
頑丈なコンテナで当店の倉庫からトラックへ運ばれて行きます。
今日もうちの子(お酒)たちを宜しくお願いします。
今日は当店の大切な物流を担ってくださっている宅配業者様の紹介でした。