377459 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

標津サーモン科学館学芸員(理事長と館長も兼務中)の業務日誌

標津サーモン科学館学芸員(理事長と館長も兼務中)の業務日誌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

masu salmon

masu salmon

カテゴリ

カレンダー

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

サイド自由欄

設定されていません。
2009.04.18
XML
カテゴリ:教育関連

本日、東京農業大学アクアバイオ学科の実習を行いました。総勢104名・・・・

メニューは・・・

・稚魚放流体験・・・背地適応実験つき 25min

・サケ科魚類概論・・レクチャー 1h+α

・解剖実習(見学)・・50min

・イトウの人工授精見学 30min

サーモン科学館滞在時間は、11:00~15:00の4時間・・・休憩時間を除いて3時間近く学芸員は喋りっぱなし!!!

 

今回、学芸員のレクチャーを受けた学生に向けていくつか思いついたことを補足・・・・

 

・なんとなく「生きものが好き」という人が多かったのですが・・・何故好きなのか??その辺をよく考えて、明確にすると道が開けるかもしれません!!よく考えた上で・・理由が分からない!というのも一つの結論です。

 

・レクチャーの最中に質問コーナーを何度も設けましたが・・・質問が少ない!!最近、どこの大学生でも同じ傾向があります。

途中で「今まで話している内容は”穴だらけ”!!なので、質問が無いということは、理解していない事と同じ!」と発言しましたが・・・誰か学芸員が売ったけんかを買ってほしかったのです!!

質問があるにもかかわらず・・・大勢の前で、質問する事を躊躇する人が多い!!!

事実、休憩時間に学芸員に質問をしに来た学生君(さん)!!! 結構、面白い質問をしていました・・・恥ずかしがらず、もっと積極的になりましょう!!!

 

・今回は、かなりたくさんの情報を提供したと思います。全部を理解することは、無理!だと思います。その中で一つか二つでも記憶の隅に残っていればまあいいかな!!とも考えています。

学芸員の目的の一つは皆さんを混乱させること!!!でした。

何故、混乱させるのか???

どんな生物(以外のものでも)でも、複雑・・・見方、角度を変えればいろいろいろいろ!!!”複雑”だ ということ理解してほしかったのです。

複雑な事項を理解するには・・・授業を受ける・・・だけでなく、興味を持ったら自ら積極的に調べることが大事なことです。受身だけでは、身にはなりません!!

受身から脱却する一つの手段が「質問」することだと思いますよ。

質問内容を考えることによって、自分が何を理解して、何を理解していないかも明確になります。

と、多少アルコールが入った状態で書いたので・・・・

学芸員も年をとり、ちょっと説教っぽくなっているような気がします。 

 

本日の他の業務

・魚道稚魚放流・・・

・大濾過槽1.2・・・本当に重症

・大水槽クーラー作動 15℃






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.04.18 20:59:32
[教育関連] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.