こちらはまだ30日。

日本ではもう行く年来る年、紅白の日ですね～。

正月前の珍プレー好プレー集とか、
なつかしの名場面集とかを見ていないせいか、

コタツでみかん食べていないせいか、

大掃除しなさいって言われないせいか、

ちっとも年の瀬っぽくない

年越しそばも食べたいな。
おいしいお蕎麦ってこちらではムズカシイ。

ここアメリカでは、ちょいと街中に出ると
まだクリスマスの飾りだらけなんですぅ。
もういいよ。ほんと。

で、うっかり忘れそうになってしまうのだけれど、
こちらの明日早朝4時が日本の年明けなのです。

しかし我が実家サブちゃんを待たずしてみんなさっさと
寝ちゃいそうだから、早めに電話するかもしくは年明けて
お雑煮食べてるころに電話したほうがいいかも。

時差16時間って辛い。

日本は正月が圧倒的にえらいけど、ドイツはむしろ大晦日
のほうが派手に祝います。
ニューイヤーズイブとかではなくSilvesterと言う
ちゃんとした呼び名もあるのです。

もっとも私がドイツに住んでいたときは
年末は東京に帰ってきてたので、あちらの大晦日の実態は
実はよく知らない。。。

オーストリアはドイツとは似ているようで大いに違うので
以下はオーストリアだけの風習かもしれません。

なんせカトリックの国なので大部分のドイツとは違うし、
伝統を重んじるせいか、古い土着宗教の影響も濃くて
迷信とかもたくさんありますんで。

でもオーストリアって大晦日に割と身近になるのでは？
ニューイヤーズコンサートは皆さん見ますか？

私は普段はメールやカードのみですが、年の変わり目には
オーストリアのホストファミリーに電話します。
小沢政治が指揮者だった時は特に、あちらでもちょうど
私のことを思い出していたと言ってました。

ちなみにオーストリアの年越しでは各家庭でも
ワルツがんがんに踊るのはご愛嬌として、
笑った顔の豚の頭食べる風習
があってちょっと泣いた。

"Sauschaedle"といって直訳しちゃうと
豚の頭蓋骨なんだけれど
それが縁起がいいらしい。。。。。

豚、きのこ、四葉のクローバーや天道虫のマジパンなんかも
幸運のシンボルとしてプレゼントしあったりします。

後はオペレッタこうもりを観たり、花火や音立てて
悪い輩を追い払います。
そしてテレビから流れてくるワルツにあわせて
シャンペンを片手に踊り倒して新しい年を迎えます♪

よいお年を！と言う挨拶は
Guten Rutsch ins Neue Jahr! といいます。

Rutsch はすべると言う意味の男性名詞だけれど、
『うまく新しい年に滑り込んでください!』
なんでしょうか。。。。
とにかくよいお年を！の決まり文句なのです。

では皆さん一足お先にどうぞよい年を迎えてください。
Guten Rutsch ins Neue Jahr!