佐藤文吉(昭和15年)18歳のこけしを入手
ヤフオクで佐藤文吉23.5cm昭和15.5.16の日付と佐藤文吉のゴム印のあるものが出品された。文吉に多い黒頭ではなく手絡、一側目でおぼこいもの。胴模様は牡丹というその後の文吉のこけしの原点である。ヤフオクでは8名の競り合いになった。スタートは3000円。出品はitirin125(群馬)で「佐藤文〇」として作者名が明示されていなかったが、判る人は判るものだった。こうした初期のこけしはチャンスを逃すと二度と手に入らないもの。なけなしの財布をはたいて67,800円でなんとか落札することが出来た。(2018年8月8日)この「ゴム印」については。KokeshiWikiで「写真の右端は、〈こけし・人・風土〉に掲載された鹿間時夫がもっていたもの。胴底には「佐藤文吉」のゴム印があり、このゴム印は文吉が国鉄の入社試験を受けるために横手に行った時作ったもの。昭和14年の一時期のみ使用された。」とある。ここでは14年の一時期というが、現品は昭和15年でこれも新資料となるものだった。にほんブログ村