テーマ:楽天写真館(354376)
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珍しく、昼から釣行です。やってみたかったのは、夕まずめのキス狙い。 午前中心でやってると、どうしても昼前になればアタリも遠のき、「キスは遠くへ行ってしまった」という印象を得てしまうのですが、長年の勘で言わせていただくと、プレッシャーがきついと、キスは横へ移動するのでは?となります。で、数時間を経て、再び餌場である元の地点へ集まってくるという印象です。この「数時間」が、人間に「キスは深みに行ってしまった」という印象を与えているに過ぎないわけでありまして、キスの捕食場所がそれほど光の届きにくい深みにあろうはずもなく、岸から1~2色の間を絶えず回遊し続けているのではないだろうかという印象を持つに至ったのであります。 というのも、ワタクシの移動経路が岸伝いに1~2色を探り歩く「探り釣り」であって、その持続力の長さを考え合わせると、キスは一日中捕食行動を繰り返しており、しかも、その捕食場所は岸に極めて近い部分に限られていると思われます。たぶん、理想的な捕食場所といえども、それほど高確率でエサを捕食できているわけではなく、「常に飢えている状態にあるのではなかろうか」と想像できます。時間帯が早朝であろうと、すでに昼を過ぎていようと、当日の新規のポイントにおけるキスの食い方には、全くといっていいほど差はありません。 それどころか、夜のポイントをいくつか知っているワタクシの経験から言わせていただくと、時間さえゆるせば、ポイントを少しずつ移動しながら夜に突入しても、キスの食い気には全くと言っていいほど「衰え」というものを感じません。常に攻撃的であります。 いつもワタクシが入っている釣り場は、地理的条件により、大きな移動がゆるされない状況にあります。にもかかわらず、あのような狭いエリアで、「コレでもか」というくらいに食い続けるわけでありますから、通常の大きく移動できる状況のキス釣りで、我々はどれほど釣り場の「見逃し」をしているのであろうか…ホント、移動できるからこその落とし穴がそこにあります。 潮が満ちてきて「移動ができない」状況におかれたとき、我々はどうポイントを休ませて、どこを狙うのか?常に細かく分析しながら「小移動」を繰り返すしか手がないわけでありまして、そういう限られた状況だからこそ、「見逃していた」事象が浮き彫りになってきやすいのではなかろうか、と思われます。 どれだけポイントを休ませればキスが復活するのかという「時間的感覚」も「移動できない」という状況だからこそ身につくのです。結構長く感じますが、意外と短いです。そこまでがまんできる精神力は、「どう移動しようと自由」という状況に置いては決して養い得ない「感覚」です。 狙い通り、夕まずめ狙いは早朝の食いとまったく違いはありませんでした。18~20cmがメインのやや小ぶりな群れではありましたが、いくらでも釣れ続きます。夕まずめを待たずして、50匹に達した模様。26cm超えは1匹でございました。 大型が少ないせいか、重量も思ったほどではありませんでhしたが、飽きることなく釣れるという瀬戸内キスの魚影の濃さには、感謝しなければいけないな~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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