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![]() ちょっと小ぶりですが23cmとまずまず♪ ![]() コイツは25cmジャストくらいだったかな? ![]() 23と24cmのダブル。これは強烈なアタリでした。 とま~、倉橋南海岸、ここにきてようやくまともな釣りができるようになってまいりました。 ![]() 余裕をもってキスは50匹くらいで終了し、20cmを超えるギザミ狙いに。 キスは26cm超えがいませんでしたが、20cm超えが20匹近く獲れてまずまずの重量感に。 クーラーボックスをかつぐとふらつくレベルです。 [データ] ロッド:ダイワ モアザン 107 MH リール:ダイワ サーフ ベイシア 25 ライン:道糸PE08号 力糸PE2号 ハリ:アマゴ半スレヒネリ7.5号 3本 シンカー:キャストシンカー27号+棒テンビン小 ![]() さてさて、今日はキスを〆る話をちょっと。この日のようにバンバン釣れているときは1匹ずつ〆るのはかなりめんどうですが、もう毎回やっているので、自分の中では手順にも迷いがなく、ある程度の根拠を持って行っている作業ですから、丁寧かつ迅速です。いろいろと勉強させていただきながら、とりあえず現時点では、「脳死を先行させる」のがベストであるという結論に至っております。ポイントは血抜き。脳死の状態では心臓は動いておりますので、血抜きがやりやすいということです。ただ、どれくらいで完全に血抜きが出来ているのか、あまり確信はございません。キスって、どのくらいの量の血液が流れ出るのだろうか?一番太い血管を切れとよくいうが、キスの場合それはどこだろう?この辺はいまだに手探りの状態です。 ![]() ただ、脳破壊は極めて上手になりました。穴が開いている箇所が見えます?あのあたりから突き刺して、ちょっと空洞っぽく感じるあたりをグリグリやると数秒で動かなくなります。可能な限りキスを暴れさせないように海水で濡らしたタオルで包んで目隠しをして、一瞬で処理するようにします。 つぎに、えらの上部あたりを傷つけて出血させれば、とりあえずの処理は終了。クーラーボックスへ入れておきます。ワタクシはこの後、5~6匹たまるごとに内臓の処理を行います。 ![]() コイツはちょっと熟練が要りますが、すっぽりきれいに消化管の終わりまで抜き取るとこんな長さになります。なれないうちはほとんどがこの真ん中くらいで切れてしまいます。コツは、口では説明しにくいのですが、まず爪を立てないように気をつける。これが最低限のルールです。ちょっとでも爪が立つと、あっけなく切れてしまいます。人差し指と親指の腹でかるくはさむようにしてゆっくりと引き出します。最悪途中で切れたとき消化液を体内に残さないように、逆さにして内容物をしごくようにして消化液を下に送ってやります。こうやって気を使っても、今のワタクシの実力で、2~3割の取り残しが生じます。興味のわいた方は、ぜひ腕を磨いてみてください。で、いい方法があればぜひご伝授を!! ![]() ついでにキスを捌く話もちょっとだけ。みなさん、うろこ取りはペットボトルのキャップでやってらっしゃる方も多いと思いますが、一押しのキャップあります?ワタクシは年中キスばかり捌いてますので、その辺のこだわりもちょっと半端なじゃないくらいできあがっておりまして、ワタクシがぜひおススメしたいのは、これ。サントリーウーロン茶のキャップです。 ![]() 物もしっかりしているし、このエッジがかなりいい仕事をしてくれます。これもぜひみなさん、いろいろと比べてみてくださいな!! あと、ウロコ剥がしはかならずその日のうちにやっておきましょう、翌日になると極端に剥がれにくくなりますから。 今日は話しついでにハリのことも少し。世間一般で言うキスバリ。いったい何を目指しているのでしょうか?その辺のコンセプトは、各メーカーのうたい文句にて知ることが出来るのですが、これがまた曲者で、何度このうたい文句にだまされてきたことか? 「バラシ激減」→「バラシ増大」 「のどの奥にがっちりハリ掛かりさせる」→「9割が口元にあやうく掛かる」 ワタクシの印象ではこんな感じ。 結局「トーナメントで使えるかどうか」というのが基本コンセプトの根底にあるのは明らか。我々一般の釣り人、特に瀬戸内でのキス釣りは視野の外という印象は否めない。このことがわからなかったワタクシは、初心者の頃からつい最近まで、かなりの投資をしてきました。特にバラシがいやなので、上の二つのうたい文句にはかな~り期待して使い込みましたが、イマイチでした。17cm以下ならば問題なく普通に掛かります。ところがサイズが18cmを超えたあたりから急にバラシが多発するのが難点だ。25近辺もしくはそれをを超えるようなキスには、ハッキリ言って使えません。ということで、大バリが欲しいところだが、残念ながら8号くらいまでしかなく、13~15号といったふところの大きなものがないのも難点です。結局その辺をキスバリに期待するのをあきらめたワタクシは、グレバリにまず目をつけました。掛かりは非常によく、バラシはあるものの、サイズを7号くらいにすると「バラシ激減」。ただし、17cm以下は非常に掛かり難くなりますけど。グレバリのほとんどがアブミ型に作られていることに着目し、アブミをメインに使う時期がかなり長くあって、サイズも最初はアブミ5号くらいだったものが、だんだん「バラサない」をテーマにエスカレートしていき、今では7号くらいを平気で使うようになってきた。これでも物足りないくらいで、たぶんこれからは8~9号がメインにするようになると思われます。 ![]() (画像は、上がパッケージ通りのハリで、下が左右ともがまかつのファーストキス8号) え~っと、すでに経験を積まれている方にはおわかりと思いますが、キス専用のハリって、かなり大きなサイズ(8号とか9号)でも、ピンギスはこれを普通に飲み込みます。よって、ピンを確実にかけたくないなら、キスバリではダメでして、ふところが大きく開いているサイズのハリがベスト。その視点でワタクシはチンタメバル8号あたりはすばらしい実力をもっていると思いますし、実際に、最近のメインのフックになりつつあります。メバルバリの7号あたりは以前から使っていましたが、これだと普通のキスバリと変わりません。ところが8号になると急にふところが大きくなり、15~6cmくらいから下のプルンプルンといったアタリをほぼはじいてくれますし、万が一掛けたとしても飲み込めないサイズなので、口元にフッキングし、リリース可能な状態であがってきます。現時点では、この時期に使うキス用のハリとしては理想的といってもいいでしょう。 ![]() フッキング性能も抜群で、20cmを超えるサイズでもきちんとのどの奥の硬い部分に掛かっております。コイツは25cmでしたが、 ![]() フッキングはこんな感じ。たまたまこれだけだったってことではございません。今朝早朝の2時間だけこのチンタメバル8号で実験してきたのですが、まあ、早朝の食い込みのよさがあったということを割り引いても、今まで使ってきたどのハリよりもバラシが少ない、というか「ない」といっていいでしょう。危うい掛かり方のキスはまったくいませんでした。 ![]() 20数匹いましたが、サイズが半分以上20cm超えです。これまでうるさいように掛かってきたピンギスのビビーンというアタリはすべてはじいてくれており、掛かれば良型です。時々ゴツンというデカイあたりをはじきますが、コイツはまず間違いなくギザミです。アタリの質感がぜんぜんキスのものとは別です。まあ、結局どのサイズがメインで欲しいかによって、ハリを使い分ければいいわけでありまして、こと「小さいのはいい」というときには、チンタメバル8号には最優秀賞を与えてもいいでありましょう。 ハリにはまると釣り自体が今以上に楽しくなりますよ。 [データ] ロッド:シマノ ディアルーナ 1003 ML (穂先カット、6点ガイドに改造) リール:ダイワ サーフ ベイシア 25 ライン:道糸PE1号 力糸PE2号 ハリ:チンタメバル8号 3本 シンカー:キャストシンカー27号+棒テンビン小 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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