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![]() 第1投からナイスサイズ。今シーズンイチの24cmでした。 今日の難敵は、やはりこのシーズン避けては通れない「藻」。キスのような底釣りの場合、2種類の藻が快適な釣りを妨げる要因になります。ひとつは「底にベットリ、ネットリ堆積しているトロロ状の藻の残骸」、もうひとつは「針金状に伸びたツルツルの藻」。いずれもストレスフルな釣りになりますが、個人的には後者のパターンは「面倒だが歓迎」できます。理由はよくわかりませんが、この藻がついている地点は良型のキスがまとまって獲れたりする傾向が強いからであります。釣り上げるたびに、針金状の藻が仕掛けに絡んで上がってきますが、必ずと言っていいほど、良型のキスも付いて上がってまいります。このような地点では、藻を外すという面倒な作業がありますが、これを我慢しながらでもやりきる価値はあります。 倉橋島某所。今日の釣り場検索はそういう藻が無限に蔓延っている地点。移動も考えましたが、やりきってみることに。 ![]() 1投ごとに良型が付いてきます。こいつは25cm。手前はゴロタ場ですが、石が埋まっている砂をよく見てみるとキメの細かい良質の砂っぽい。こういうところはキス場として「良質」なことが多いです。瀬戸内でキス場を探すヒントにでもしていただければ、と思います。科学的な根拠はありませんが、経験的にワタクシが持っているキス場の9割はこういう砂質です。 ![]() 良型の3連もあり。 と、順調に数が伸びていき、だいたい50匹くらいであろうと思われるところでストップフィッシング。 ![]() カウントに誤差がありましたが、数的にもサイズ的にも文句はございません。25cm近辺のサイズも数が出るようになってまいりましたし、何より良型のキュウセンが出始めました(23~25cm)。先日スーパーで見ると、20cmに満たないのが2匹パックで600円ですと!?どんだけ高いんや!我が家では孫の口に入る運命ですが、本当なら自分が食べたいくらい、個人的には瀬戸内のキュウセンは大好物なのです。 さて、もうひとつの藻、ベットリ藻ですが、こちらは比較的浅い地点に多く見られる現象かな、と思っております。今日入った釣り場も、水深のある沖は針金藻、手前の白っぽく見える部分にはベットリ藻という区分がハッキリしておりました。これが溶ける頃(だいたい6月終わり~7月頭)には、この地点で爆発することが多いですが、今はなす術がありません、というか、これがあるときはいつも場所移動してて、これをクリヤーする努力はしていないのが現状です。何か手はあるはずですけど・・・。今考えているのは胴付き仕掛け。試すチャンスがあるがどうかは未定ですが、発想としてはたぶん誰もが思いつくような単純なもの。釣れるかどうかは、それは神のみぞ知る・・・いや、やった者のみぞ知る・・・というべきか。そうなのです。いくら口で言ってもダメで、やった者のみが語る権利を持ちます。 あっ、ハリの話を書くはずだった。今ハリの画像がないので、準備して来週にでも。すみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
赤です、いつも非常に参考になります。6月末まではポイント探しをかねてぬるぬる回避もまた楽しそうです。飛距離30mでも荷になる釣り方を求めてふらふらしてみようと思います。
(2022.05.25 23:41:27)
大丈夫です!!30mも投げれば荷になる場所はいくらでもありますから。
ハンディーをも楽しんでみてください。 (2022.05.26 18:20:43)
ヤスヲです。いつも参考にさせていただいております。
トロロ状の藻、本当に厄介ですね。仕掛けを回収するたび、手つかずのエサごと針をすっぽり覆っているのを見ると、水中では藻が走っているだけで釣りになっていないんだろうなと、ストレスが溜まります。 胴付き仕掛けは、藻を回避できる分、上に針が来ますので、フグの猛攻にあいそうで実践できておりません。他にはシモリ玉をハリスに通して針を浮かせようかとも考えましたが、昨今のプラスチックゴミ問題がある中、根掛かりのリスクがあるにも関わらずプラスチックを使うのは気がひけております。と言いましても普段から針や鉛をロストして十分環境には迷惑をかけておりますが・・・。 やはり藻がないポイントを丁寧に探し歩くのがよいのかもしれませんね。 さて、キュウセン美味しいですよね。釣りに行く度に、倉橋の実家に寄るのですが、高齢の両親はキスより青ギザミの方を喜びますので、キスが釣れない日は、岩場周りの青ギザミを狙うこともあります。ギザミというとエサ取り上手で、キスよりも口が小さいので流線形やキツネ針と思っていましたが、キス釣りの仕掛け(ご教授いただいたメバル針の8号)のままで釣れるのが不思議です。岩場なので、青ギザミに胴付きを試してみようかと今ふと思いました。 また参考にさせてください。気温がどんどん上がってきていますので、熱中症にはお気を付けください。長文失礼いたしました。 (2022.05.28 09:01:32)
ヤスヲさんへ
お世話になります。 昨日の釣行で気づいたのですが、一つのエリア内全域がベットリ藻に覆われているわけではない、ということでして、昨日はスタート地点の沖は遠近ともにベットリでしたが、横に50mほど移動した地点では、ベットリの度合いが少なく、プチ入れ食い状態になりました。今の時期、ほとんどどのエリアにもベットリ藻はあるので、まずはエリア内での小移動で藻が堆積していない地点をみつけるようにすれば時間的にも助かると思います。また、波止からの釣りは、水深があるところを釣ることになるので、あまりベットリ藻の影響はありません。いずれにしましても、後2~3週間はこの状態が続きますので、この機会に、藻がたまりにくいポイントを開拓してみるのもいいのでは。その情報が来シーズンには使えるかもしれませんから。 (2022.05.29 21:33:19)
釣りキチsankonさんへ
お世話になります。経験に基づいたアドバイス、大変参考になります。 同じエリア内でも、今まで仕掛けを投げていないところは結構ありますので、丁寧に探ってみようと思います。 ありがとうございました。 (2022.05.30 19:32:52)
お久しぶりですm(__)m
毎回記事は楽しく拝見しております。 先日、サンコンさんも密かに通われてる某島のお気に入りの場所へ行ってきたのですが、なんとなんとすぐ近くで護岸工事をされてるではありませんか😱 その日はたまたま作業はされてませんでしたが、トモ藻と小潮のせいか貧果でした😂 それはさておき、工事の影響で海底の地形が変わりキスの回遊に影響があるかが心配です。サンコンさんはこのような経験はお在りでしょうか? (2022.06.12 18:29:11)
貧釣会さんへ
ご無沙汰しております。お話しに出てきたような事例は結構ございます。一例を挙げますと、音戸町某所のあるキス場は、夏~秋にかけて爆発的に釣れていたのですが、近くに大きなグラウンドができたせいか、微妙に釣れなくなってしまいました。あと、台風などの災害によって地形が変わり、キスの付き場がずれてしまって、最初は「どうしたことだろう?」と思っていたのですが、数十メートルずれた地点に新たにキス場が出来ていた、ということもあります。私のよく行く深江新開では、これも自然のいたずらか?キスの釣堀といってもいいくらいにキスが沸いていた地点が藻がかり多発地帯に変貌してしまった事例もあります。人為的なものもありましょうが、自然ですから逆らえない部分もあるのは否めません。ご自身の釣り場が無事であることをお祈りいたします!! (2022.06.12 21:10:34)
釣りキチsankonさんへ
ありがとうございますm(__)m サンコンさんのポイントも色々なところが変化があったのですね(^_^;) 私唯一の爆釣ポイント、やはり何かしらの影響は避けられそうにないですね。 工事が終わるのが秋なので、また来年の最盛期にどうなってるか?気になる所です。 (2022.06.13 19:18:12) |
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