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![]() 今回は大雨から一日置いてのキス釣り。海の濁りはもうとれているであろうという予想のもとに日付が代わる頃現着→明け方まで仮眠。 暗いうちは気がつかなかったのだが、夜が明けると海を見て愕然とした。大雨で大量のゴミや流れ藻が海面一帯を覆いつくしており、「これ絶対釣りにならんよ」とは思ったものの、場所移動するのも面倒なので、そのまま大量のゴミと流れ藻の隙間を狙って釣ることにした。しばらくは、仕掛けを回収するたびに引っかかってくる流れ藻や草の根っこみたいなものに苦戦いたしましたが、潮が動くとゴミも徐々に動きはじめ、釣りやすい場所が数箇所でき始めたため、そういう隙間を狙ってやってみると、どうやら海の中は「藻明け状態」(=トロ藻が溶けて消えた状態)になっており、非常に引きやすい。ただ、雨の影響か?食いは浅く、何度も大型らしきアタリを逃してしまった。最近、昨年秋に作成したピンギス狙いの小バリの残り在庫を処理しようとして使っていたため、小バリの弱点がもろに露呈した形となってしまいました。横着せずに事前に大バリ結んでおくんだったなぁ~。 急遽、在庫の中で一番大きなキススペシャル8号に代えたところ、一発で25cm確保。さらに、デカイアオギザミを思わせるガツガツとしたアタリをくれて上がってきたのは、久々の27cm。 ![]() ![]() ![]() ほぼ16Lクーラーボックス縦の長さ分ありました。 ワタクシが勝手に「藻明け」と呼んでいるこの時期は、良型~大型が一年で最も充実して釣れてくるとってもエキサイティングなタイミング。だいたい7月の第2週目~月末あたりまでがピークで、学生で言いますと、ちょうど1学期末テストが終わり、あとは夏休みを待つばかりといったワクワク感が止まらない、一年で最も開放的な時期と似ています。キスもかなり開放的になるのでしょう。自分の釣りが上手くなったのか?と勘違いするほどにキスの食いは抜群です。ただ、この日は、自分の準備不足と大雨の影響でやや食い渋ったのと、荒れた天気の直後にはよくある現象のように思うのですが、ピンギスがかなりの割合で混じるという事態に。 ![]() 17cm以下と以上がだいたい半々の割合でした。 以前は17cmに満たないキスはほとんどリリースしておりましたが、今は基本すべて持ち帰ります。特にたいそうな理由はございません。キス釣りに来ているのだから、持ち帰ります。そして食べます。強いて言うならば、だいたい50匹くらいになったらサイズの内容に関係なく、釣りは終了するようにしております。 最初ちょっと苦戦したためか?腕が悪いのか?50匹獲るのに昼までかかりましたが、はっきりとした「藻明け」を感じることができたのはよかった。さて、いよいよ始まります。夏の祭典が。 ![]() 本日のザ・サバキは弥氏良寛さんのメバル捌き包丁「春告」による背開き。メバル用と銘打ってはおりますが、瀬戸内の小魚全般に使えるメチャクチャ使い勝手の良い包丁です。 ![]() たくさん釣れたピンギスには、山本直さんの8cmぺティーがいい仕事をしてくれます。ここ最近は、ピンギスであっても開いて中骨を外し、天ぷら・骨なし唐揚げ・南蛮漬けなどにして味わっております。味は・・・そりゃもう折り紙つきです。頭落として腹を出してそのまま唐揚げ・・・これはこれで美味しいのですが、手間ひまかけたピンギス料理の世界もまた奥が深くて興味が尽きません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.05 10:33:02
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