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カテゴリ:ねんきん特別便
今日は、社会保険事務所内に設置された、『ねんきん特別便』特設窓口での、行政協力。 特設窓口での対応は、社保職員6名と、社労士2名。 何人かの年金データが、ご本人のもとへと、戻りました ところが… 前回はなかった、切れる方々… その一例。 青色の封筒をお持ちになって、いらっしゃいました。 ということは、消えた5000万件のデータの何件かを、統合できる可能性の高い方。 多くの転職を繰り返したため、複数の年金番号をお持ちという、典型的な方でした。 転職の都度、最初に交付を受けた年金手帳(その昔は被保険者証)により、資格取得をしていれば、複数の年金番号をお持ちになることは、ほとんど、ありません。 同じ方に、複数の年金番号が振り出される原因は、主として、ご本人が転職時、紛失した等で、年金手帳(被保険者証)を会社に提出しない(できない)ケース、会社が預った年金手帳(被保険者証)で資格取得手続を行わなかったケース、社会保険事務所窓口のミス、が考えられます。 この点ご説明すると、『会社が、ミスをしたって言うのか!』とおっしゃて、お切れに… 実は、ほとんどの場合、ご本人が転職時、年金手帳(被保険者証)を会社に提出しないため、こうしたことが、起こっていました。 きちんとした方ならば、年金手帳(被保険者証)をしっかり保管していますので、ほとんど起こらなかったはずです。 どういうことかは、推して知るべしですね。 社保の年金窓口では、当然のことながら、日々こうした光景が見られる、とのことです。 そのため、うつ状態に陥る職員が、後を絶たないようです。 最早、特効薬は無い状況です。 窓口での行政協力に当たる社会保険労務士は、減って行くかもしれません(お前らも、同じ穴の狢だろ、ってところです。) そんな中、ほとんどの方は、『ありがとうございました。』とおっしゃって、お帰りになられますが、頭が下がります。 お怒りはごもっともです。 怒りの矛先は、社保窓口しか、ありませんからね…… う~ん。 なんとも悩ましい…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.12 23:55:50
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