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「きのうの常識はきょうの非常識(きょうの常識はあすの非常識かも)」

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2009/08/30
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もうすぐ午後8時になる。まもなく投票締め切り。あすには大勢が判明する。

あれは4年前であった。郵政民営化に関する法案が衆議院を通過して、参議院で否決された。
あらかたの意表をついて小泉首相は「郵政民営化是か非か」を掲げて衆議院を解散。「郵政民営化はすべての改革の本丸だ」という
小泉郵政劇場に国民が乗り、熱狂したかのようだった。
結果、小選挙区比例代表選挙制度は小泉自民党に圧勝をもたらした。
この4年、日本のたどった道をともに歩んだ国民は、いま未曾有の経済危機に見舞われ、疲弊した国力と国民生活の苦しみを味わい、
今回の選挙ではさめた目で「政権党の選択をする」こととなるだろう。
従来、政治は誰がやっても大差無いし、政治家にまかせておけばいいといった風潮があったが、今回はしっかり見極めてどの政党に
政治を委ねるのかを決断するときだと変わってきたように思われる。
各政党のマニフェストもしっかりしたものでなければ国民は納得しないだろう。
前回のお祭り騒ぎのような選挙に比べて、今回の投票率は上がるだろうか?


4年前の選挙のとき、世論はマスコミがつくると書いたが、どうしても国民はマスコミの論調に支配されやすいのは否めないと思う。
テレビも新聞もこぞって今回は政権選択選挙だと強調する。
郵政が民営化すれば、すべてがいい方向に進むと主張した前回。しかし結果は今の現状だ。
政権交代がぜひ必要だと訴える今回の民主党。
政権が変わればすべてがいい方向に進むと思い違いをしてしまう危うさをも感じる。

個々人の選択判断材料は各政党のマニフェストによることになろうか。
個々人の利害は明らかであろうが、マニフェストの本質を見抜いて将来の日本のあるべき姿にもっとも近いと思う政党に一票を投じたい。

議員定数の削減がいわれているが、決めるのが現職議員本人たちであり、なかなか実現しない。
顔ぶれをみても、議員数はもっと減らしていいのではないだろうか。
さらに、議員は国政のスペシャリストであるべきだと思うが…。
小選挙区の代表を有権者数50万人に一人とすると約200人になる。ちなみに2005年の定数は480人(小選挙区300人、比例代表180人)
これに比例代表180人を足すと380人。国会議員は国政に専念すべきで、いまのように地方密着、
地方利益の代表だとかんがえているらしきひとは議員としてふさわしくないと思ってしまう。

世襲候補が厳しい情勢にさらされているという。
しかし、日本人はどの分野、職種であれ、わりと世襲に抵抗を感じていないのでは?と思う。
世襲をすんなり受け入れているような気がする。
津島文治は青森県初代知事、衆議院議員、参議院議員を務めたひとであるが、太宰治の兄である。 大蔵官僚出身の津島雄二は長年自民党
代議士であり、このたび電撃的に政界引退したが、太宰治の娘婿である。彼の後継を指名された津島淳は長男。まさに世襲候補。
民主党横山北斗の優勢が報道されている。どのような結果になるか、…すぐわかる。
津島は公募で選ばれたもののなぜかしら自民党公認は得られなかった。小泉元首相の息子は自民党公認だそうだ。

今回の選挙で民主党が小沢代表のままで勝利すれば、すっきり小沢首相となるはずであった。秘書が逮捕され鳩山代表となったが、
もし、裏に隠れる形になれば、これまでと同じパターンとなり、過去の轍を踏むことになりかねない。
そういう政治家であったということで終わる危惧あり。
検察は小沢首相阻止を狙ったという説もどこかで見た記憶あるが、それが真実なら賛否は分かれるだろう。
小沢の著書などからすると、彼は二大政党制を夢見て自民党から訣別したと思う。彼自身はこれまで首相になれるチャンスはなんども
あったと思うし、首相になろうという意欲は本来あまり持っていないのかも知れない。
日本に二大政党制が定着すれば、政治家としての本懐を遂げたということになるのか。
しかし国家百難のいま、かれには政治の表舞台で手腕を発揮してもらいたい。陰に隠れることなく。

アキバ系マンガ大好き麻生総理は就任当初、支持率も高く、若者を中心にとても人気があったと思う。
まだまだ実行中の政策ありと、政権の継続を訴えている。
支持率の下落推移をみると、就任時が国民の信を問うもっともよい時期であったようだ。しかし、自信が無かったのであろうか。
敗北を恐れ?とうとう解散しなかった。一日も長く総理の座にいたかったのか。すわり心地がよかったのか。本人のみぞ知るだ。






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Last updated  2009/08/30 07:54:47 PM
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