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<安房神社> 先日、かねてからの念願だった、 千葉館山の忌部氏のゆかりの土地をめぐる日帰り小旅行に行ってきました。 横浜から光速バスでアクアラインを通って2時間弱。 館山駅からはどこに行くにもバスはほぼ1時間に一本でしたが、 訪れたい場所はスムーズに回ることができて、 サポートの光がたくさん来ていることを感じて本当に感謝です。 まず一番にお参りした「安房神社」の社伝より 神武天皇の命を受け、天富命(下の宮祭神)は、 天日鷲命の後裔を引き連れて、まず四国・阿波へ渡り開拓。 阿波国の忌部を引き連れて、当地へ上陸し、開拓。 当地は、良い麻が生育することから、総(ふさ、麻の古語)の地と名づけ、 阿波国忌部の居住地を安房として、 祖神である天太玉命を祀ったのが当社の起源。 房総半島は その後上総(かずさ)、下総(しもうさ)と呼ばれるのですが、 その総は忌部とご縁の深い「麻」のことだったのですね。 安房神社では、あたたかいそれでいて凛とした空気を感じました。 そこからは彼らが最初に上陸したとされる浜に建つ「布良崎神社」へ。 途中天冨命が心に残る私が名前に惹かれて入った冨寿司さんは、 偶然10年以上前に館山出身の友人に連れて行ってもらった 地元で美味しいとされるお店でした! 嬉しくなって地魚のにぎりを堪能♪ わたのさっとのせてあるアオリイカととろけるさばのおいしかったこと!!! 旅行の醍醐味はもちろんここにもありますよね。 「布良崎神社はここからどれくらいですか~」とお店のおばちゃんに聞いたら、 マイ自転車を貸してくれました。 サポートありがとうございます <布良崎神社より布良の港を望む> 思い返せば 布良の浜には、子どもたちが小さな頃、 地元の人のみが行く穴場と教わり毎年海水浴に来ていました。 ご縁があるところにはちゃんと訪れているもんなんですね~。 四国から、船に乗った彼らがまだ見ぬ新天地を求めてここ辿り着いたとき、 海からの眺めはどうだったのだろうと、 自転車で走りながら思いを馳せて見ます。 自転車をありがたくお返しして、 奇跡のようにめったに通らないバスに乗り、 次に訪れたのは洲崎の海岸です。 この磯では、 波の音と鳥の声を聞きながら 石と貝殻拾い。 だれもいないところで、時を忘れて没頭しました。 帰りたくないくらい楽しかった。 帰りの光速バスに滑り込んで一日を振り帰ると、 心に残るのはやはり勇敢な彼らのその心意気。 見知らぬ土地で一から暮らしを立て、さまざな作物や産業を広めていった、 素晴らしいフロンティア精神。 忌部の子孫という知人が 「忌」という字をよくみて、己の心って書くでしょう、 己の心の中を清め、 広く日本中にたくさんの技術や作物を伝えていった人達、 そのほこりをもって生きた人達よ、と言っていたのを思い出しました。 今の時代の四国と房総半島の距離感と、 当時のそれとは本当に天と地ほども違ったでしょう。 そこに突然渡って行く強さ、知恵、志。 私も同じ民族として、持っているのだと信じよう。 今日、古代の本の注文で2回ほどお電話でお話した出版社の方より、 「忌部氏のことも書いてある本が新しく出版された」とお手紙が届きました。 歴史を紐解くと、その時代時代を 人々が精一杯生きようとした思いを感じ、 またそこにたくさんの学びがあり興味深く思います。 たくさんの感謝の気持ちも湧いてきます。 勇気をいただいたり、力をいただく事もあります。 さてさて明日には、本を注文しよう。 今度はどんなお話がかいてあるのかな~♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2011 12:01:20 AM
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