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2006年03月10日
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カテゴリ:白夜行
白夜行 第9話

とにかく濃い。1時間が濃厚すぎる。9時代のドラマとしては衝撃シーンの揃い踏み。
そして最後の10分間。もう礼子がどうなるかは分かっていたのに、「やめてー。」「やめてー。」と言い続けながら見ました。あまりにも悲しくすれ違う、それぞれの愛情に涙が止まりませんでした。今までで一番泣きました。


今日のMVP 八千草さん、麻生さん、山田君
yama.JPG


今回は先週まで感じられた松浦の抜けた穴を吹っ飛ばす名演技のオンパレード。

今日の圧巻はなんといっても八千草さん。松浦の骨を発見し、発作を起こしながらも、発覚しないようにサボテンを埋める表情。最後の病院の演技、そして「二人してそのざまか。」のセリフ。

本能的な愛、殺されることを受け入れる慈悲までもが感じられて、
女優「八千草薫」の底力を見た。


そして麻生さん。いつも5分にも満たない出演なのに、ドラマを全部さらっていく人です。欲しくもないのに産み、女であり続けることにこだわり、優しい子だった亮司を親として見殺しにしてきたことへの悔恨。すべてが一言のセリフで表現しつくされていた。
俳優ってすごいと感動しました。そして泣きました。


山田君はもう亮司以外の何者でもない。八千草さんとの最後の対決は圧巻でした。


私の個人的なつぼとしては、亮司の典子に接近するときの演技の数々。
酔っ払いでつかみはOKなときの不敵な笑顔。
俺はあなたの孤独を分かってあげる的な優しい瞳。

ryou1.JPG

じっと見つめられ「寒くない?」っていわれたら、100%お持ち帰りですね。あれは。反則技でした(笑)。「さむいー」とちょっと甘えたようにいう西田さんもつぼ。ベットイン確定の瞬間でした。

子どもにはわからないよな、あの駆け引き(笑)。
そして青酸カリを持って、笹垣ね殺害に向かう朝、ベットで眠る典子を見つめる優しい瞳。

顔パンパンなのがところどころ気になった(笑)けど、演技に免じて許します。




以下レビューです。


<雪穂の誤算>

こぼれおちた過去により少しずつ狂い出した歯車。大学時代の恋、そして嫉妬に駆られたわがまま。自分にも似て人の心の裏側を見通す篠塚によって、止まっていた笹垣が再び動き出していく。篠塚と笹垣のつながりを二人は確信したようです。


「江利子か…。」
「ごめんね、私のせいだ。」
「そう思うなら、店しっかり守ってよ。笹垣は俺が何とかするから。」



あの時雪穂がつまらない恋心なんか持たず、亮と歩く未来だけを信じていたら篠塚を敵に回して、自分の一番大切なものを失うことなどなかったのに。
江利子から篠塚を、篠塚から江利子を奪ったように、雪穂からも亮司は奪われる。そのことにまだ雪穂は気づかない。
他人の幸せを蝕み続けた時間をかけて雪穂への復讐は始まっていた。一番残酷な形で。



<悪の遺伝子>
セックスでいけない亮司。「俺の遺伝子なんて残すなってこと、ろくでもないから」
セックスで妊娠できない雪穂。「自分の子ども愛せないと思う」

セックスって汚いというイメージを持ちやすいけれど、本当は好きな人と結ばれて、一番幸せを感じるむしろ崇高な共同作業とすらいえる。命をつむぐ営み。そこに嫌悪感しか持てず、徹底的に自分を憎む二人に、むしろ親たちによって刻まれた傷跡の深さを感じた。

二人が゙代わりに授かったのは犯罪の嫡出子、R&Y。それを守るためがんばる二人。



<笹垣の白夜、篠塚の白夜>

ついに二人が組んで引き起こしてきた強姦事件の核心に迫る笹垣。
なぜ殺したのか、事件の闇、裏側を見た笹垣の心にも変化が見えました。
二人の闇を知らず、自分は闇雲に追い詰めすぎたのでは。そんな悔恨すら笹垣に生まれたのではないか。


篠塚は、自分と江利子を引き裂いた事件の陰に雪穂の深い闇があることを聞かされる。その時、彼はどう思ったんでしょう。

雪穂にゲームのような言葉の応酬を仕掛け、江利子と比較し、金では買えない優しさを賞賛した。篠塚にとっては何気ない言葉、行動。
いつもの自分を守る生き方。でも知らなかったとはいえ、自分の言動が雪穂を傷つけ、その牙を江利子に向けさせた。


自分の無神経さに戦慄が走り、彼の人生も深い後悔を抱えて生きる白夜となるのか。それとも二人を責めるだけの人間に終わるのか。来週以降の彼に着目。




<亮司の想い>

死にながら生きている亮司。その想いは、雪穂の過去を知るもの全てを抹殺し、彼女の輝く未来を照らし続ける太陽となること。

そのために自分がこの世に何の生の痕跡も残さず死んだとしても、それは自分にふさわしい罰。

その小さな手から未来を奪い取った罰
暗闇の中迷いながら、間違いながら
雪穂がやっとつかんだ明日をもう二度と失わせるわけにはいかないんだ。


「二人してそのざまか。 哀れやな。」
「正しいことなんていわれなくても分かってるんです。」



亮司だって、何度も雪穂に正しいことをさせようとしてきた。でもこういう道を歩むしかなかった。それが雪穂の望む未来だから。行くことも戻ることもできない。分かってもらおうなんて思っていない。自分はそのために死ぬ覚悟だってできている。哀れむなら哀れめばいい。でもいつか海へでる雪穂の未来のために、過去を拾おうとするやつは消す。そんな亮司の疲れ果て、全てをあきらめ、それでも雪穂に尽くす究極の愛の姿がにじみ出ていました。



<罪びとは誰か?>

9話を見て、あんないいお母さんを殺すなんて信じられないとか、衝撃的過ぎる話でひくとかいう感想を単純に持てる人は幸せだと思います(思いっきり皮肉です)。白夜行が描こうとしているのは、もっと深い人の業、特に親の業というテーマだと思う。

簡単に子どもを作り、中絶する。ペットを欲しがるように子どもを欲し、着飾り、自分のいうとおりにならないと虐待、放置する親。そして子どもへの虐待を容認し続ける社会。性が簡単に売買され、強姦や幼女性愛者がはびこる社会。

そんな社会に生きることがどんなに子どもたちの魂を蝕んでいるのか。理解してください。そして絶対やめてください。そして傷ついた子どもたちを許し、救ってください。


亮司と雪穂の悲惨すぎる生き様を通じて訴えかけているのは、このこと。
無関心でいるなら、目をそむけ逃げるなら同罪だといわれている気がしています。


制作者、脚本家のこの想いをどう受け止めるのか、本気の凄みを感じさせる9話でした。





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最終更新日  2006年06月15日 18時39分37秒
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■コメント

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すごいですね!   メロディ さん
こんにちは。UPお疲れ様です。
<罪びとは誰か?>のところ、かなり感動しました。
まさにその通りですよね!
誰が悪いのかって、亮司の父親だけじゃない気がしてたんです。
雪穂の母親が貧乏だったのも、パチンコとかに狂ってた訳じゃないし、
ただ、何故父親がいないのかだけ不明ですね。
社会って、単純なものじゃないですよね。
だからやっぱり、このドラマは罪を否定して終るだけじゃ、済まされないと思います。
>無関心でいるなら、目をそむけ逃げるなら同罪だといわれている気がしています。
本当、そうですよ。短絡的に結論を出すのも間違いの様な気がします。
そんな単純なドラマじゃないですよね。
そして、そんな複雑なメッセージを送ってくれた製作者さん側には、感謝しなければと思います。
>塩谷&佐藤が抜けてドラマが締まった(笑)
私もそう思いました~(笑)!
今回、私は、大して深い感想を書けなかったのですが、balinekoさんが書いてくれて嬉しかったです。
有難うございました。
(2006年03月10日 15時06分02秒)

ほんとすごいですね!   まりりん さん
メロディさん同様に、読ませていただいて、すごい
深い分析にとても敬服します。
このドラマって結局作者が一番言いたいのは(原作を読んでないので、原作はわかりませんけど)、大人たちの愛に対する強烈な警告なんだろうなっていうのを感じます。だから私達大人は、苦しくても目をそらさずに最後まで向き合わないと と思います。
それにしても麻生祐未の演技力にはほんとに脱帽ですよね。この人ってこんなにうまい人だったんだ~っていうのを今回初めて知りました。
では、またよろしくお願いいたします~! (2006年03月10日 16時27分36秒)

重い・・・   Nob さん
balinekoさん TBありがとうございました。
今回の9話めちゃくちゃ疲れました。
八千草さんの演技はもちろんなのですが、麻生さんの演技には泣けました。
balinekoさんもおっしゃっていますが、俳優さんって素晴らしいですね。
<罪びとは誰か?>
感動しました。素晴らしい! (2006年03月10日 16時59分07秒)

Re:すごいですね!(03/10)   balineko2005 さん
メロディさん、コメントありがとうございます。

><罪びとは誰か?>のところ、かなり感動しました。

共感いただけて凄くうれしいです。
なんか公式BBSの書き込み読んでたら、腹が立っちゃって(笑)。ドラマの見方は人それぞれなんですけどね。

>そして、そんな複雑なメッセージを送ってくれた製作者さん側には、感謝しなければと思います。

問題はこれだけ痛みを伴うメッセージをきちんと受け取れる人がどれくらいいるのかってことですよね。

>>塩谷&佐藤が抜けてドラマが締まった(笑)
>私もそう思いました~(笑)!

演技の質も、体脂肪率もでしょうか(爆)。
山田君がときどき顔がぱんぱんなのが気になりましたけど。 (2006年03月10日 19時05分35秒)

すごい…   椿 桜 さん
さすが!!すごい深い分析ですね!!
もう本当9話はたまりません…
もう今まで流してきた涙と、くらべられないくらい泣けました…
苦しくて、悲しい、何て言葉にすれば良いのか分からないけど、
とにかく泣けました。
この感情は一体何なんですかね… (2006年03月10日 19時06分41秒)

Re:ほんとすごいですね!(03/10)   balineko2005 さん
まりりんさん、ご訪問ありがとうございます。

>深い分析にとても敬服します。

いえいえ。腹立ち紛れの書き散らしで、お恥ずかしいです。

>大人たちの愛に対する強烈な警告

まさにそうですね。私は原作も読んでるんですが、原作はもっとドライで、ミステリーとしての技巧に走っていました。ここまで罪と罰、人の業というものを浮き彫りにしてきた森下脚本にうならされました。 (2006年03月10日 19時09分03秒)

Re:重い・・・(03/10)   balineko2005 さん
Nobさん

9話は6話以来の欝でした。7話でだいぶ癒されていただけに。麻生さんは怪演ですよね。酒やけした声を同出しているのか、知りたいです。

椿桜さん、こんばんは!

私も9話は泣けて泣けて。鬼畜なことをし続けねばならない二人はやはり「憐れ」以外のものではないですね。最後まで見続けたいです。 (2006年03月10日 19時15分31秒)

こんばんは   アンナ さん
初めてコメントします。
「業」のところ、同感です。
1話を見た時は、あまりにも重くて辛くてリタイアしそうな自分でしたが、回を追うごとに引き込まれていきました。
9話の幽霊の遺言は、このドラマのメッセージのような気がしました。
最終回が終わった後、きっとみんなの心に何かが残るはず。
(2006年03月10日 19時40分46秒)

Re:白夜行 第9話(03/10)   セカチュウ症候群中年 さん
はじめまして
「世界の中心で、~」より二人のファンになった中年男です
二人と同世代の娘と息子を持つ親でもあります

<罪びとは誰か?>
このくらい深く読むというか、見てくれれば、製作者サイドは「創り甲斐があった」というものなのでしょうか

ただ、私は原作のテーマは「貧困と差別」と踏んでいます
ドラマで、こちらのテーマを後景に追いやり、「人の業」が前面に出るという描き方
文章(原作)と映像(ドラマ)という表現方法の違いだけではなく、表現者の作為もあると思うのですが
原作のテーマだと表現、ドラマ化しづらい、理解されにくいという点があると思うのです
しかし、現代社会は指摘されているように子供にとっても、大人にとっても、男女の区別なく生きづらい、本来の行き方とは程遠い生き方を強要されている側面を持ち合わせています
そういう社会を告発しているということは理解できます
とまれ、素晴らしい洞察力には、賞賛する言葉もありません
見事です、これからもよろしく (2006年03月10日 21時48分06秒)

Re:こんばんは(03/10)   balineko2005 さん
アンナさん

素敵なコメントありがとうございます。

>9話の幽霊の遺言は、このドラマのメッセージのような気がしました。

同感です。昔からそうですが、ばれなければ何をやってもいいという空気が社会に広がりすぎていて、そういう風潮をどうにかしなければという一つのメッセージかなと受け取りました。

それを説教臭くなることなく、強く訴えている脚本、演技がすごいですね。
(2006年03月11日 01時20分06秒)

Re[1]:白夜行 第9話(03/10)   balineko2005 さん
はじめまして、セカチュウ症候群中年さん。
お名前だけはtakuさんのところで拝見してます。そうですよね?コメント感激です。

私はセカチューをまだ全部見ていないので、そのうちDVDを買う予定です。そのときはいろいろご教授ください。

>このくらい深く読むというか、見てくれれば、製作者サイドは「創り甲斐があった」というものなのでしょうか

どうでしょう。製作者の「思惑」が私の感じたとおりともいえないわけで、むしろ私が社会に日頃怒りを感じていることを白夜行の感想を通じてぶちまけたと思っています(笑)。

>ただ、私は原作のテーマは「貧困と差別」と踏ん>でいますドラマで、こちらのテーマを後景に追い>やり、「人の業」が前面に出るという描き方
>文章(原作)と映像(ドラマ)という表現方法の違いだけではなく、表現者の作為もあると思うのですが

そうですね。私はドラマから入って原作を読みましたが、時代設定&場所設定を変えているし、訴えたいテーマについてはある程度設定しなおされたと思います。単純に全部大阪弁でやるのが難しかったということもあるかと思いますが。


>しかし、現代社会は指摘されているように子供にとっても、大人にとっても、男女の区別なく生きづらい、本来の行き方とは程遠い生き方を強要されている側面を持ち合わせています
>そういう社会を告発しているということは理解できます

今現在、この2006年にあえてこの問題作をやる意義と理解してます。ただ格差が広がりつつある現状を考えると、現代社会における貧困も十分テーマとなりえたと思います。1話ではその要素もあったんですけどね。

ただ砂の器(中居版)がハンセン病を設定から抜いてしまい、差別の問題があやふやになったのと比べると、別設定の割には強く訴えかけるものがあるとしてドラマを評価している次第です。

それでは今後ともよろしくお願いします。 (2006年03月11日 01時39分13秒)

はじめまして   roadrace さん
Nobさんの紹介で飛んできました(^^)。
roadraceと申します。

私も、今回のラスト、涙が出てきました。
2回目、3回目と見るにつれ、同じ場所で涙が止まらないようになってきました。
まあセカチュウをきっかけに、年のせいもあってどんどん涙腺がゆるくなっているだけという話もあるのですが、barinekoさんの記事にもある通り、密度の濃い、深すぎる今回のお話でした。

塩谷&佐藤が抜けてドラマが締まったなんて、そんな言いにくいことをズバッとぶった切ってしまうその語り口もステキです(^^)。
でも7~8話がややあっさりした味わいだったので、ちょっと物足りなさを感じていたのは事実でした。
今回の第9話、これだけ質の高い作品を見せられてはやっぱりさすがだなと感じざるをえません。

私はちなみに「綾瀬はるか」の大ファンです。
今回のちょっと大人っぽい美しい彼女にも見とれながら見ていました。
でも今回の山田君もよかったですね~。
特に西田さんとのからみは良かったです。
あの純真な笑顔に典子さんがオチないはずはありません(^^;。

レビューの内容読ませて頂きました。

すごいです。私は感じたことを言葉にするのが大の苦手なのですが、これだけ言葉だけで色々と感じさせてくれる、読ませてくれる、理解させてくれるそのすごさに、ただただ感服いたしました。

>二人が代わりに授かったのは犯罪の嫡出子、R&Y

もうbarinekoさんの言葉、私にとっては脚本家の方を超越しています(^^)。


まだ、9話のレビューしか読んでいませんが
また遊びに来てじっくりと読ませてください。
これからも楽しみにしております(^^)。
(2006年03月11日 02時51分07秒)

Re:白夜行 第9話(03/10)   豚ちゃん さん
初めまして。Nobさんのところからきました。balinekoさんのブログに私なんかのブログをTBさせていただいていい物かとおもいつつも、させていただきました。すみません。
balinekoさんのブログを読み、私の中のもやもやが少し晴れたような気がします。
『親の業』まさにそうですね。『哀しい』という言葉では表しきれない、心が痛いです。
このドラマで深く考え、少しでも理解してくれる人が増えてくれることを祈ります。
けれど、無関心な人は、やっぱり無関心。哀しいですね。
まとまらないアホなコメントをお許しください。
言いたいことはいっぱいあるのに、勉強不足。言葉を知らなすぎる自分に腹が立ちます^^; (2006年03月11日 13時15分07秒)

2回目ですが・・・。   メロディ さん
balinekoさん、こんにちは。
今回の記事は、何度も読ませて頂いています。
改めて、皮肉や、腹が立っているという事をハッキリとおっしゃって下さった事、凄く嬉しいし、感謝の気持ちで一杯です。私はなかなか言えずにいたから。そして、勿論、balinekoさんと全く同じ想いです。私は9話の感想では、表面的に端的にしか書けなかったのですが、balinekoさんの記事を読んで私もまた考えてみたので、
2度目のTBをしますね。何が正しくて何が間違っているのか、自分でも分からなくなって、常に混乱しているので、率直な感想をコメント頂けたらな~と思っています。是非、宜しくお願いします。 (2006年03月11日 14時41分43秒)

Re[1]:白夜行 第9話(03/10)   balineko2005 さん
豚ちゃんさん、はじめまして。

TB&コメント大歓迎です。
>『親の業』まさにそうですね。『哀しい』という言葉では表しきれない、心が痛いです。

心が痛い。まさにそうですね。自分も亮司と同じでM系だと思います。こんなにドラマにはまってしまって(笑)。

ドラマはエンターティメントとして楽しみたいっていう、うちの夫のような人がいるのは分かるんですが、9話まで見てて急に全否定っていうのは、これまで何を見てたんだかって、びっくりしちゃんですよね。

後2話楽しみたいですね。またお話きかせてくださいな! (2006年03月11日 17時52分48秒)

Re:はじめまして(03/10)   balineko2005 さん
roadraceさん、はじめまして!コメントありがとうございます。

本当に濃かった9話でしたね。演出も鳩飛ばすくらい濃かった(爆)。

>塩谷&佐藤が抜けてドラマが締まったなんて、そんな言いにくいことをズバッとぶった切ってしまうその語り口もステキです(^^)。

こ、個人的な恨みは全くないんですが、このドラマ結構演技的勝ち組と負け組みがはっきり分かれてるような気がしてます。小出君は拾い物だったんですけどね。

roadraceさんははるかちゃんの大ファンなんですね。私はお分かりの通り、山田君のファンです。といっても最近なんですけどね。セカチューもまだ見てないし。

でもはるかちゃんも好きですよ。できれば今でも二人に結婚してほしいくらい。ま、はるかちゃんファンとしてはもはや山田君とはって感じでしょうけれども。清潔感があって、品がある。松嶋菜々子さんの後継者になれるんではとすら思ってます。

>まだ、9話のレビューしか読んでいませんが
>また遊びに来てじっくりと読ませてください。
>これからも楽しみにしております(^^)。

これからも是非是非遊びに来てください。こちらからもTBさせていただきました!

(2006年03月11日 18時01分08秒)

事後報告です。   Nob さん
balinekoさん こんにちは!
事後報告になってしまいましたが、
私のブログでコメント&記事内の追記で紹介をさせて頂きましたm(_ _)m
balinekoさんのレビューが素晴らしかったこと、
<罪びとは誰か?>などどれも洞察力のすごさに感動を覚えました。
次回も楽しみにしています(^^ゞ (2006年03月11日 18時36分26秒)

Re:事後報告です。(03/10)   balineko2005 さん
Nobさん、どうも!
やっと謎がとけました。

昨日からブログのアクセス数がすごくて、なんだろうな???と不思議に思ってました(笑)。
本当に感情に任せて書いてしまったので、誤字や脱字もあり…。でもそのままにしておきます(笑)。

白夜行最後まで一緒にメッセージを受け取りましょうね。

>balinekoさん こんにちは!
>事後報告になってしまいましたが、
>私のブログでコメント&記事内の追記で紹介をさせて頂きましたm(_ _)m
>balinekoさんのレビューが素晴らしかったこと、
><罪びとは誰か?>などどれも洞察力のすごさに感動を覚えました。
>次回も楽しみにしています(^^ゞ
-----
(2006年03月11日 18時56分00秒)

<罪びとは誰か?>   山葵 さん
こんばんは。
<罪びとは誰か?>すごく心にささりました。
弥生子も、欲しくなかったのに子供が出来たから結婚した、と語っていましたし、亮司は(もしかしたら雪穂も)望まれた子ではない、もしかしたら自分が母親を苦しめているという、罪悪感をずっと抱いていたのかもしれませんね。
あってならないことだし、すごく悲しいことです。

雪穂と亮司は親や大人たちに「あなたはいてもいいんだ、いて欲しい」、と言ってもらえなかった代わりに、お互いにお互いの居場所を作ってあげるのに必死になったんじゃないかと思います。
(2006年03月17日 00時21分19秒)

・・・   ・・・ さん
生んでくれた親の役に立たなくてはならない・・・という思いを持ち続けて生きなくてはいけない人生。親の役に立つとは?どういうことか?浮気の現場を見ても見ぬ振りをする。親に売られても事態を受け入れる。その親を殺すこともできずにただ親の犠牲になりつづけ生き続けている。そういう人間も数多くいるということを分かってほしい。
>なんか公式BBSの書き込み読んでたら、腹が立っちゃって(笑)。
同感です。
(2006年03月17日 15時09分57秒)

白夜行 第9話 森下脚本の真髄その1   たぬじい さん
8話の記憶がアイマイだったたぬきじじいです。

それで、レンタルで借りてきて、見たわけですが、9話もセットになっている
ということで、通して見てしまいました。

放映当時は9話のキーワードは、母であるとコメントしていました。
今回、見直して、思ったことは、森下脚本のすごさでした。

亮司と典子が、亮司の不能について、語るそのやりとり・・絶句するほど
びっくりしました。

「ねえ、あなた、本気で後悔していることがあるんじゃない?」
「どうしていかないの、一度もいったことないの?」
「いや、一度だけある。」
「どんな人だったの?」
「無口な人、冷たい人」
「あなたって、M?」
「絶対、子供ができない人」
「男?」
「いや、女の人だった。」
「好きな人とは?」
「できなかった」

たたみかけるように、微妙に、ずれていく会話
その時に流れるフラッシュバック・・・いれずみの女

典子の過去、過食症の時の「ほっといて」
そして「わたし、信じる」
「手でも、口でも汚してあげる」

典子が亮司の頑なな心に一撃を与える・・・

(2008年04月12日 17時13分31秒)

白夜行 第9話 森下脚本の真髄その2   たぬじい さん
放送の時間帯はいつだったっけと考えてしまうほどの会話
亮司のトラウマについての考察、そして最終話への伏線・・

高校時代の売春をこんなふうに展開し、あの遺言に昇華させていく。
森下脚本に震撼した瞬間でした。

放送当時というより、僕のベストシーンにいれた八千草さんの
「あわれやなあ、二人してそのざまか・・」

いままで、可愛い役の印象が強かった八千草さんでしたが、役者の
真髄をみせてくれたと思います。受けた雪穂、亮司の演技が光るのは、
八千草さんの功績だと、思いました。

放送当時、9話から見直すことができなくなったのは、あまりに、
雪穂と亮司がみじめに思え、苦しくなったのでしょうね。
今、見返しても、苦しくて、涙が出る。

幽霊からの遺言については、10話の感想に書いてもいいかな。
また、レンタルで借りて、見てからにします。

その前に皆さんのコメントをじっくり読み返して、コメントを入れるかな?
記事とコメントを読むと書きたいことがありそう・・・
全部読んでから書くと混乱しそうだったので、純粋にビデオを見てから、この
コメントを書きました。

ではでは
(2008年04月12日 17時15分10秒)

Re:白夜行 第9話 森下脚本の真髄その2(03/10)   balineko2005 さん
たぬじいさん

>放送の時間帯はいつだったっけと考えてしまうほどの会話

本当にそうですね。知的な駆け引きを迫られているような脚本の言葉一つ一つにドキドキさせられました。

>いままで、可愛い役の印象が強かった八千草さんでしたが、役者の真髄をみせてくれたと思います。受けた雪穂、亮司の演技が光るのは、八千草さんの功績だと、思いました。

はい。私の感想も記載の通りです。


>今、見返しても、苦しくて、涙が出る。

やっぱり・・・。目を背けるなら同罪だなどとえらそうなことを書きつつ、今では目を背けてしまっています。あまりにもつらくて。

>幽霊からの遺言については、10話の感想に書いてもいいかな。

それでも私は典子が妊娠したのは納得がいかないんですよね。よくドラマにありがちな一発妊娠。

そんな流れにしなくても、上手くまとめられたと思うので、何であのラストにしたのかは今でも不満。

ってしつこいか(笑)。

もう1回見たら、見えてくるものもあるんだろうけど名・・・。

また御待ちしています。


(2008年04月12日 17時38分01秒)

白夜行 第9話の記事とコメントを読んで   たぬじい さん
こんばんは、まじたぬです。
視点を変えたコメントをいれた後に記事とコメントを読ませていただきました。

人間の業という言葉を僕も使って、コメントしたことがあります。
Balinekoさんの記事の的確さは、すばらしい。

麻生さんの演技については、女としての業の深さ、亮司の死亡届を容認する
ときの「そういうことでいいんだよね」も絶品だったと記憶しています。
「いいこだったでしょう」は10話ですよね。ほんと、全部さらっていく
ような気がしました。手首に見えるためらい傷 あれを見た時、僕は叫び
そうになった。

個人的なつぼは、山田くんのうまさですね。あのすがるような目、女性
ファンは、そう思うだろうな。

<罪人は誰か?>の文章には、同意します。僕がいまだに怒り狂うのは、
親が子供の命を奪うこと。そして子供の意思を無視すること。
子供が親の命を奪うことを、肯定はしませんが、その子を育てた責任は、
親にあると考えます。僕は自分の子供に殺されるなら、黙って死にます。
そうですね。子供が罪にとわれないように考えるかもしれない。
そうか、礼子もそう考えたのかもしれない。

子供達を救いたい。どうすれば救えるのだろう。無関心ではいられない。

すばらしい記事そして、みなさんのコメントに感動しました。

ではでは

(2008年04月13日 23時53分38秒)

Re:白夜行 第9話の記事とコメントを読んで(03/10)   balineko2005 さん
たぬじいさん

>Balinekoさんの記事の的確さは、すばらしい。

照れますのぉ~。今読み返せば、気持ちばかりで恥ずかしくもありますが、もうこういう全身全霊で書いた記事は書けないと思ったり。

>麻生さんの演技

凄かったですよね、彼女。原作から役を膨らませた森下さんも凄いし、命を吹き込んだ麻生さんもすごい。

山田君はたくさんのことを麻生さんから学んだでしょうね。麻生さんや余さんの演技について特典DVDでも語っていました。

>個人的なつぼは、山田くんのうまさですね。あのすがるような目、女性ファンは、そう思うだろうな。

でしょ(笑)???あざみさんが山田君は頭に浮かんだ映像を実体化するのが上手いとおっしゃっていましたが、本当にそう思います。

人間がこういうとき人はこういう顔をするとイメージしているその通りの顔を、イメージの何十倍、何百倍の強さを持って、目の前に差し出してくる感じです。

><罪人は誰か?>の文章には、同意します。
>そうか、礼子もそう考えたのかもしれない。

最期の時、礼子は静かでしたよね。ナースコールをしたり、大きな声を出したりすることもなく殺されていった。それもまた一つの愛し方だったのだと思います。

みんな不器用すぎて、なんだか切ないです。

冬も終わり。今年も白夜を見ることはできませんでした・・・・。

特典だけでも今度見てみます。

(2008年04月16日 09時19分55秒)

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