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2009年02月19日
カテゴリ：映画鑑賞
(*ﾟ▽ﾟ)/ｳｲｯｽ! 仕事があひゃひゃで、ブログ更新どころか、エロコメントへの対処もできずに、しばしコメ停止にしてましたが、ようやく落ち着きました。 で、映画みました。 上映時間が長い映画が大嫌いな私です。 大好きなフィンチャー監督の映画ですが、167分という上映時間が、どうにも映画館への足取りを躊躇させてました（「ゾディアック」よりさらに10分長くなってるって、どんだけ！！）。 だって、ほぼ3時間だし・・・。 でも、上映時間を知らなかった友達に誘われて、重い腰を上げてみてきました・・・。 本当に素晴らしい映画でした。 昨日の夜も、「Into the Wild」の時と同じで、布団に入ってからもさめざめと泣いていました。 哀しいとか、切ないとかそういうのじゃなくて、胸がいっぱいで、言葉にできない気持ちが溢れて、気がつくと目から大量の液体がしたたり落ちているのです・・・。 今も、この文章を書きながら、予告編をみながら、それだけで胸がいっぱいです。 人間が生まれて、死んでいく。その中で誰と出会い、誰と愛し合い、永遠に続くものはあるのか。姿は変わっても・・・魂は結びついていることはできるのか・・・。 形ないものを、こぼれていく時間の砂の一粒一粒の輝きを、掬い取って見せてくれるような映画です。 「年をとるごとに外見が若返っていく男の話」という設定以外どんな話かよくわからないまま見て、いい意味でとても裏切られたので、ぜひぜひ今見たい映画がないと思っている人に（私もこれが今年初の映画館での鑑賞でしたｗ）、映画館に足を運んでほしいです。 若い人にはもしかしたら、まだよくわからない部分もあると思うけど、それぞれの世代にとってなんらかのメッセージを残してくれる作品だと思います。 フィンチャー監督の映像がとても好きです。 光と影。煙やもやでつくりだされるゆらぎ。 過去の時代設定からは、匂いたつ過去の香り、逆回転映像・・・。 時間の流れを完全にコントロールする、映像の魔術師です。 彼のまなざしは残酷で、そしてどこまでも温かい。 ブラッド・ピットは若返ったシーンでは、圧倒的に美しく、それを残酷なままの視線で凝視し、切り取った監督にも、その監督の視線を受け止め、刹那の無常さに身をささげたピット氏にも脱帽。 さらにケイト・ブランシェットの全世代にわたる演技の素晴らしささといったら、圧巻です。ティルダ・スウィントンも素晴らしいです。本物の『女優』です。 ベンジャミンをタイトルに関していますが、むしろ女性賛歌の映画ともいえるかな。是非大人の女性にみて欲しい映画です。 「ベンジャミン・バトン」は松竹系映画館でも上映中。 私は銀座の丸の内ピカデリー？の大きなスクリーンでみたのですが、松竹系ですからもちろん、「鴨川ホルモー」の予告大画面でみてきました！！！ 大画面で見る最後の凡ちゃんの「ゲロンチョリー」のインパクトったらなかった（爆）。 来週のレディースデーは是非、バトンでホルモー。絶賛おすすめです！！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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これ観に行ったたのかい！？
フィンチャー監督だから行くつもりだったけど ３時間！！って聞いたから迷ってたの。 これは見に行くしかないな（笑）。 君が３時間いけたなら、大丈夫そうだ（爆）。 予告の一瞬映るブラピ若き日の美しさときたら 観たい、観たいと思ってたんだけど 時間が最大のネックだった（爆）。 丸の内ピカデリーでやってるんだ！！ 松竹系で見るしかないな。 背中を押してくれてありがとう。 ではでは！！ (2009年02月19日 20時28分16秒)
tomorinさん
＞これ観に行ったたのかい！？ うん。鴨ホルの予告ロビーでも流してたから、ピカデリーがおすすめよん！ ＞フィンチャー監督だから行くつもりだったけど ＞３時間！！って聞いたから迷ってたの。 だよね～。私も3時間はさすがに・・・と思ってたんだけど、なんてことなかったｗ。前半がややゆっくりなんだけど、そのゆっくりにも意味があるから。 ＞君が３時間いけたなら、大丈夫そうだ（爆）。 さすがに途中で膝にきたけど、もうボタボタ泣いてるし、それどころじゃなかった。 ＞予告の一瞬映るブラピ若き日の美しさときたら ＞観たい、観たいと思ってたんだけど これはね、ちびるかとおもったくらい、震えるくらいカッコイイ。で、あとは見てのお楽しみ。ネタバレ注意！！！ ＞背中を押してくれてありがとう。 感想楽しみにしてます！ (2009年02月19日 22時30分55秒)
ベンジャミン・バトン観て来たのね！
＞167分という上映時間が な、ながっ！！ 私の場合は邦画ならともかく、洋画はさすがに無理ですな～ でも、映画関係の番組観てると、とても気になってた作品なのよ！ ＞布団に入ってからもさめざめと泣いていました。 文章読んだだけでも、ジーンと身体に感じる！ 感情が後をひく映画って身体から抜けきるまで、とめどなく思い出し、涙したり、シーンが忘れられなくて放心したり・・・ｳﾝｳﾝわかる！！ その体験「白夜行」でしたわ（笑） ＞松竹系ですからもちろん、「鴨川ホルモー」の予告大画面でみてきました！！！ あらっ！いいわね♪ ここんとこ家族の付き合い映画ばかり・・・ 次は「２０世紀・・・」なの～（爆） なんとか元気になりました！ 心配ありがとう♪ (2009年02月20日 10時10分36秒)
シュガーちゃん、ども！
＞な、ながっ！！ ＞私の場合は邦画ならともかく、洋画はさすがに無理ですな～ これもトリックでさ、数字として書かれるとすごく長く感じるんだけど、感覚ではそんな感じはしないの。さすがにあっという間ではないけどｗ。 舞妓はんとか、その彼の方がずっと長く感じるよ（爆）。 ＞でも、映画関係の番組観てると、とても気になってた作品なのよ！ 気になるよね、これは。特殊メイクといい。 ＞感情が後をひく映画って身体から抜けきるまで、とめどなく思い出し、涙したり、シーンが忘れられなくて放心したり・・・ｳﾝｳﾝわかる！！ 映画の後友達と感想言い合いながら食べてんだけど、ほとんど泣きそうになりながら感想いっててさ。最近涙もろいっていうのもあるけど、自分の心の容量オーバー！ ＞その体験「白夜行」でしたわ（笑） 確かに。24時間亮司のこと考えてたしねｗ ＞次は「２０世紀・・・」なの～（爆） いいな！！この間テレビ放送でみて、凄い面白かったよ！私の好きな話！！！漫画読みたいと思った！ 映画も見にいこうといってたんだけど、ＤＶＤ待ちだわｗ。 ＞なんとか元気になりました！ ＞心配ありがとう♪ よしよし！！ ラジオ祭り参加ＯＫかな？ (2009年02月20日 19時03分02秒)
背中を押していただいたたぬじいです。
『ベンジャミン・バトン』を見てきました。たぬじいさん的な評価は ☆☆☆☆です。うん、脚本はいい。ただ、時間が長いのが・・・ そうか、セカチューの第４話ね。納得します。 ｉｆの世界ですよね。僕はＳＦ、ファンタジー大好き男ですから、 抵抗なく、時間の経過を忘れてみていたし、最期の展開はすごく、 好き。 生まれた時に、生みの母が死に、特異な体質から父親に捨てられるベンジャミン 育ての母との出会い・・・障害を乗り越えても、ベンジャミンを育てる母 「おかあさんは、一人」という言葉が、心に残ります。 最初の逆戻りする時計のエピソード、戦争に出た息子の戦死、逆回転する 映像はすごい。 ヒロインが若い時は「永遠のものはある」といい 中年になって「永遠のものはない」という ベンジャミンの最期の笑顔がその答え ヒロインの最期のセリフ「おやすみ、ベンジャミン」 泣いていました。おすすめいただきありがとうございました。 僕は、７回カミナリに打たれていきのびたシーンがお気に入り。 見るたびに、死んでるだろって、つっこみを入れていました。 幸せを描いている映画という評価をしています。 ではでは (2009年02月22日 22時24分37秒)
たぬじいさん
＞背中を押していただいたたぬじいです。 コメントが反映されなくて、ＩＣＨＩからやり直しの管理人balinekoです。 ＞ｉｆの世界ですよね。僕はＳＦ、ファンタジー大好き男ですから、抵抗なく、時間の経過を忘れてみていたし、最期の展開はすごく、好き。 私もこういう作品（寓話）大好きです。この映画を見ながら、眠りつづけるという特異体質をもつ花梨と智史の物語を、フィンチャー監督ならどう描いたんだろうと考えてました。 老人として生まれてきたベンジャミンは「死」とどのように向き合っていたのか、逆に「生」とどうむきあったのか。泳ぐことをあきらめた女性が年取ってから再挑戦する姿、彼女が見かけは老人でありながら、魂は若々しいベンジャミンから受け取ったものが、時間差で花開いたようで、そこも胸が熱くなりました。 ＞最初の逆戻りする時計のエピソード、戦争に出た息子の戦死、逆回転する映像はすごい。 稲垣吾郎さんが、月いちゴローで、逆回転にすると余計に見えてくるものがあるという話をしていて、なるほどと思いました。 この映画でも、他の映画でもフィンチャー監督は、まるでオーケストラの指揮者のように時間を操ります。 監督という仕事がそうでなければならないのだろうけど、彼ほど加速と緩和、早送りと静止、そして逆回転まで映像を操る人を知りません。 (2009年02月23日 21時14分31秒)
＞ヒロインが若い時は「永遠のものはある」といい
＞中年になって「永遠のものはない」という 中年になって、永遠のものはないっていってましたっけ（笑）？ 泣いてて見逃したかな？ ＞ベンジャミンの最期の笑顔がその答え ＞ヒロインの最期のセリフ「おやすみ、ベンジャミン」 2人だけの合言葉。永遠ものはあると信じられればある・・・のかな。信じる心の中に、変わらないものは宿るのでしょう。 ＞泣いていました。おすすめいただきありがとうございました。 どういたしまして。一期一会を大切にする。素敵です。 ＞僕は、７回カミナリに打たれていきのびたシーンがお気に入り 私もこれ大好きｗ。毎回このシーンのたびに笑いが洩れていました。 ＞幸せを描いている映画という評価をしています。 愛する人と同じ時代を生きる意味を考えさせられました。おすすめです！ (2009年02月23日 21時19分13秒)
balinekoさん♪
明日でいよいよブログ生活ご卒業ですね。 寂しいですが、新たなる旅立ちに拍手贈りたいです。 さて、『ベンジャミン・バトン』。 私も昨日親友とやっと観てきました。 本当に、素晴らしかった…！ ちょっと言葉にできないです、まだ。 とにかく、balinekoさんの言葉にいちいち共感。 観るまで記事を読まないでおいて今やっと読みました！ 誰かがラジオでこの映画を観たらしばらく他の映画を観られないって話していたのね。 その通りだなって思いました。 だってこれ…人生そのものですもの。 しかも見落としてしまいそうな瞬間もそこに息づいており。 皆が寝静まった夜中にひとり思い返したい映画です。 balinekoさん、記事、どうもありがとう。 思えば顔の見えないネットという世界で山田孝之という共通の愛でもって出会ったのも不思議な縁ですよね。 感謝の気持ちでいっぱいです。 balinekoさんから受けた影響や衝撃、忘れません。 私とは感じ方は似ていても表現が違ったからこそ印象的でした。 お元気でね！またどこかでお会いしましょう！ 「人生、何があるかわからない」ものね！ (2009年03月08日 18時44分47秒)
正夢さん
コメントありがとうございます。卒業の日程を区切って、それまでにあれやこれや書こう！なんてかっこいいことを考えていたのですが、初めての大掛かりな引越しに、送別会やらなんやらで、もう毎日飛ぶように時間が過ぎていき、あっという間に3月9日になってしまいましたとさ（笑）。 ＞さて、『ベンジャミン・バトン』。 ＞本当に、素晴らしかった…！ よかったです。正夢さんとは本当に表現は違うけど、引っかかる映画が同じで、俳優さんも結構同じで、リバー・フェニックスやマイケル・Ｊ・フォックス、エミールに至るまで、結構趣味がかぶってました（爆）。 だから、きっとベンジャミンもその感受性で受け止めてくれると思っていましたよ。 ＞だってこれ…人生そのものですもの。 まさにその一言ですね。最初わりとゆっくりと時間が過ぎていって、中盤ペースが速まって、また終盤スローダウンしていく・・・その緩急自体も人生と同じ・・・と思いました。 ＞balinekoさん、記事、どうもありがとう。 正夢さんのみずみずしい記事んも楽しみにしていますよ。 ＞思えば顔の見えないネットという世界で山田孝之という共通の愛でもって出会ったのも不思＞議な縁ですよね。 本当ですね。茶々姉さまにも感謝です。すべての出会いはあの場所に遡るので・・・。 私もブログ人生若かったもので、いろいろ過激発言でお騒がせしました。正夢さんとのやりとりで、自分の一面的な見方が深まっていくのがとても楽しかったです。 お体に気をつけて、お仕事がんばってくださいね。 (2009年03月08日 22時24分32秒)
あ、私が以前正夢さんにお勧めしたかった台湾ドラマは「悪魔で候」というドラマです。
マイク・ハーという主演の男子が、山田君にちょっと似てます（目力）。 それに、日本語が全編北京語（？）の台詞の中で凄く美しい使われ方をするんです。 もしかしたら前にもいったかもしれないけど、日本語を母語としない学生さんと触れ合う機会も多い正夢さんだからこそ、この日本語のニクイ使われ方に、ものすごく感動してもらえるんじゃないかなと思った次第です。 結構後半にならないとでてこないんだけど、ドラマ自体もものすごく面白いので、お勧めです！！！ 私がこれより面白いと思う最近のラブコメは、ＧＹＡＯで以前Ｋさんと私がはまった「ラブコレ」だけです。 それでは、薦め逃げですみません！！ ではでは・・・マタアイマショウ！！！！ (2009年03月08日 22時25分32秒)
balinekoさん♪
薦め逃げ（笑）、しっかり受け止めました！ アリガトウです。 実は私も決意しつつあり。 でもまたどこかで会いましょう！ 茶々姉様＆お仲間に感謝しながら。 ではSee you when I see you! (2009年03月09日 00時30分20秒)
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