3日から6日までは気温がほぼ平年並みまで戻ります。8日からは再び冬型になり寒気が南下してきます。9日は秋田市で真冬日になりそうです。

　NOAAの情報がトラブルで停止しています。米国環境予測センターと気象庁と米国ユニシスのデータが頼りです。

　気象庁は大津波警報に謝罪をしました。私は1.2メートルとなればかなり大きなものと感じます。大津波となれば3メートル以上です。ただ、同じ津波でも日本海の津波と対岸のチリからやってくる津波では全く性質が異なります。日本海の津波は大きなうねりのように遠くからラインがよく見えます。今回の津波は波がたいへん幅が広く波というより異常潮位というような感じでした。

　日本海の津波は津波到着まで時間が短く予報を全域に届くのはむずかしいです。非難もかなり困難な場所もあります。

　今回の津波はハワイを通過する段階である程度兆候がつかめ到着時間も予想されま避難が比較的容易です。

　1960年のチリ地震の大津波の場合はハワイからの情報が気象庁に入っていたにも関わらず注意喚起がされませんでした。その結果、かなりの犠牲者が発生しました。その当時と比較すると確かにきちんと情報は伝えられました。一方で、港湾整備や防潮堤などが整備され津波の被害を防ぐことができるところもあります。今後はきめこまかな警報基準にする必要があるかもしれません。