催眠術、無駄使いの百万円?
もうずいぶん昔になりますが、私の弟が31歳で亡くなりました。 私の母は再婚して、私たち上の三姉妹とは大きく年齢が離れた弟を産みました。その弟が広島で亡くなった時、母は完治の望みの無い肝硬変で、退院したばかりでした。その頃、母は食事もろくに飲み込めないほど衰弱していて、病床に伏していました。 弟の死を母に伝えることは、母にとってあまりにも大きなショックとなり、命を落としかねない状態だったため、私たちはその事実を告げることができませんでした。 当時、再婚相手と死に別れた母は長女の私と次女と一緒に住んでいて、弟は一人で広島に住んでいました。 だから、母に内緒で私は、結婚して別に住んでいた末の妹と連れ立って広島に行き、通夜や葬式を済ませ、何食わぬ顔で九州に戻りました。次女に母の世話を任せ、末の妹と仕事で出張という私の嘘を母は信じていました。 けれど、そのうち母が、弟にみかんを送れだの服を送ってくれだのと言い始めます。出産年齢ギリギリで産んだせいか、母は弟を溺愛し、よく品物を送っていたのです。私は送ったふりで、宅配便の伝票を見せてごまかしました。 そのうち、弟から電話がないことをいぶかり始めた母に、いつまでも隠しおおせるわけもないと思った私は、名案を思い付きました。 催眠術を使って、電話で弟と話した、と母に思いこませればいいんだ! って。 そこで私は色々探して、いい先生を見つけました。 博多におられる方で、テレビにも出ていて、実績も凄そうな催眠術の先生です。 現在は値下げされているようですが、当時は講習料が百万円でした。 通うこと、5,6回だったでしょうか。 教えるのは教えるが、あとは自分で練習あるのみという教え方でした。 私は必死で練習しました。 末の妹の子供が中学生だったので練習台に頼み、すぐにかかった彼女から賞賛の言葉を貰いました。 色々な人を相手に練習を重ね、自信をつけた私はいよいよ母を催眠へと導きました。 あ~~~~~~~っ! 私は大変なドジをしていたことに気付きました。 母はとても耳が遠かったのです><; 催眠術は囁くように優しい声で催眠導入に導かなければいけません。 優しい声で導く声は母には届かず、母を催眠でだます作戦は海の藻屑と消えました。 弟のことは母が亡くなるまで内緒にしていましたが、きっと気付いていたと思います><; 無駄使いに終わったかに見えた百万円でしたが、催眠や瞑想ははぼちぼちやっていて、今回、瞑想動画という形でもアップしました。 誰かのお役に立てれば嬉しいです!(^^)! 私の生声です。それと私が長年やっているヒーリングの波動も込めました。母は発病してから三回危篤になりましたが、私のヒーリングと加持祈祷で、三年と言われた余命より十四年も長生きし、その間、旅行やお買い物も楽しめました。※追記この動画を作ってから、なんかすごくいいことが私に起こるようになりました。これは金運だけではなく、様々な奇跡を起こしてくれるようです。忙しくて、中々動画を作る時間がとれませんが、ボチボチ作っていきたいと思います。 【無限の富を引き寄せる究極のアファメーション】あなたの金運を加速する魔法の瞑想#家族の絆物語 #催眠術チャレンジ #百万円の教訓 #感動的な家族秘話 #肝硬変母約束 #催眠瞑想体験 #失敗から学ぶ #秘密を抱える家族 #瞑想動画シリーズ #心温まるストーリーテリング