サイバー攻撃といういわゆる荒技が流行っている。北朝鮮が真犯人であるかどうか、そう簡単に犯人が明らかになるほど固定したPCからの連続発信ではあるまい。分散されたそれぞれのPCに仕込んでおいたコード(プログラムというのは古い)がある時間になるとスリーパーのごときに機能を開始し、特定の政府関連の施設に一斉にアクセスしたりしてあっという間にパンクさせる。
グルジア進行の前にロシア軍が行ったというのが伝えられているが、実際、誰々のブログ炎上も同じようなものだろう。今回は分散された16カ国の81IPアドレスまで把握されているからオリジネーターまでたどりつくには時間がかかり、解ったときにはとっくに消えているはず。
韓国ではかなり深刻のようである。以前から韓国はIT先進国でADSL中心にブロードバンドが普及し、三次元動画のすばらしさを誇るアクティブX系中心だからあまり重たいウィルスソフトなどは負荷がかかるため、やりたくないだろう。また特定の任天堂DSなどのゲーム専用機より子供から誰でもが汎用PC中心のソフト文化だから余計に重たいのはいやであろう。先端の普及の世界に目を奪われ少し油断があった。そう言うのは簡単だけど、この一斉攻撃にはやはり回線やサーバーの負荷まで考えれば防ぎ切れまい。やっかいなことをである。(画像は学割のフラッシュ、アクティブX利用します)